沖田円のレビュー一覧

  • 雲雀坂の魔法使い

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    よく見るPCのサイトでまるでコマーシャルのように…
    表紙と初めての作家さんと、題名と…何よりすぐに借りられたので‥‥
    五話とも面白く、特に最後のが、・・・・
    童話のように、昔の若い人向けに書かれた小説のように‥
    そして老…にも響きました。素敵な物語でした。

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    2025年11月30日
  • 喫茶とまり木で待ち合わせ

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    ⭐️喫茶とまり木で待ち合わせ
    あぁ、読み終えたくなかった。「喫茶とまり木」で交差する温かい人間模様。ほっこり、疲れた心が癒される。
    「自分の息のしやすい場所で、自分に合った生き方をしたらいいんだ」夏帆の言葉が沁みた。ラストの来客に感涙!何度も喫茶とまり木に来店するだろう。

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    2025年11月30日
  • 黄昏時の魔女

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    ひとりきりで世界を旅する紅(べに)という魔女がいた。
    魔女は人間よりも驚くほど長生きで、自由気ままに生きていて、外見を好きな年齢のままで止められるという。
    紅は旅先で、病気の母と暮らす少年や、夫を5年前に亡くした妻や、居場所をなくした2人の女子高生たちと交流し、彼らに生きる希望を与える。
    そして紅もまた、自らの「生きる意味」を探している途中なのだ。
    どこへたどり着くかもわからない。それは同時に、どこへでも行けるということ。

    未だかつて出会ったことのない魔女という存在に、どんどん親しみが湧いてきます。
    この作品は、『雲雀坂の魔法使い』の姉妹編で、翠が営む『雲雀坂魔法店』も登場します。
    前作同様

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    2025年11月24日
  • 雲雀坂の魔法使い

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    雲雀町という坂の多い町の片隅に、魔女が住んでいる。
    『雲雀坂魔法店』を営むその主人は、少女のような美しい風貌で、名前は翠(すい)という。
    店を訪れるのは、幼馴染との関係に悩み苦しむ女子中学生や、余命わずかの高齢の画家や、物語が書けなくなった小説家など。
    翠は、彼らの悩みを聞き、胸の奥底にあるものをすくい上げ、大切なものを失わないように、希望へと導いてくれる。

    魔女が出てくるといってもファンタジー色は濃くなく、しっとりと落ち着いた感じの物語です。
    「魔法じゃないとできないことなんて、実はとっても少ないんだ」
    悲しみや苦しみの先にはきっと一筋の光があるはず…。
    一話一話読むたびに、温かい涙が胸に

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    2025年11月22日
  • 喫茶とまり木で待ち合わせ

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    以前からファンの沖田円先生の作品。
    とっても良かった。
    上手に生きれなくたっていいんだ。
    凄く心が救われました。
    特に最後のお話に沁みてしまった。
    不器用に生きる人達を暖かく見守ってくれてそっと背中を押してくれる。ふと立ち寄ってみたくなる。
    こんな喫茶店が近くにあったらいいなぁ。

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    2025年10月31日
  • 丘の上の洋食屋オリオン

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     各話で様々な家族のかたち、友情のかたちが描かれ、どれも優しくて美しかった。
     第二話、真湖ちゃんの過去にはびっくり。いつかカオルのその後を知ることができたら嬉しい。
     画家になった旧友との再会を果たす第三話、弥夜子の名言多し!胸のすく思いになった。
     第四話は途中から涙が止まらなくなった。お互いの存在がその後の人生の支えに、そして蒼君の支えにもなっている。
     第五話で「誰も寂しくならないお店」というオリオンのテーマを知り何か納得。世界中のテーマになれば良いのにね。
     とても良かった。

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    2025年09月27日
  • 丘の上の洋食屋オリオン

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    心が暖かくなるお話だった。丘の上にある『洋食屋オリオン』は、人々の思い出の食事と何度でも帰ってきたくなる故郷みたいな場所だった。お店の従業員のキャラクターも好きだな。おばあちゃんからお店を受け継いだ、『くるみ』は従業員の『真湖』とバイトの『蒼くん』と猫の『ネロ』と共にこれからも『洋食屋オリオン』で美味しい料理と癒しを提供し続ける。こんなお店が近くにあったらいいなぁ。

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    2025年09月18日
  • 丘の上の洋食屋オリオン はなむけのひと皿

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    オリオンに出てくる洋食とスイーツはシンプルだけど、とても美味しそうで、近所にこんなお店があれば常連になりたいと思ってしまう。身も心にも寄り添ってくれるお店。

    今回オリオンを訪れた人たちが抱える悩みもどれもひしひしと伝わってきたけど、桃のムースケーキのお話が一番好きでした。

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    2025年11月29日
  • 丘の上の洋食屋オリオン はなむけのひと皿

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    変わっていくものの中にこそ
    変わらないものがあったりする
    そして、それこそが
    手放してはいけないもの
    手放してはならないもの

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    2025年09月03日
  • 丘の上の洋食屋オリオン はなむけのひと皿

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    ミステリーの後はホッコリ系を読みたくなる(^^)
    どれもいいお話しだった。
    やっぱり沖田円さん素晴らしい。
    前向きになれて人に優しくなれる作品ばかり。
    自分の居場所は自分で決める。
    大事だよね。

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    2025年08月18日
  • 丘の上の洋食屋オリオン はなむけのひと皿

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    丘の上オリオンシリーズ2冊目。
    今回はナポリタン、ミートドリア、野菜カレー、桃のムースケーキ、冷製かぼちゃスープを踏まえた話が展開されていた。シェフのくるみちゃんの作るお料理がいかにおいしいか読んでいて伝わってきて、私も洋食屋オリオンに行ってみたいなと思った。

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    2025年07月29日
  • 丘の上の洋食屋オリオン はなむけのひと皿

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    学校は目標を叶える手段。無理に居場所をつくる必要はない。
    学校が大好きで堪らない人にとっては楽園だけど、真反対の人もいるよね。
    自分にとっての道しるべがあれば、人はどこにいても大丈夫。
    この言葉は大人になった私にも刺さる。
    仕事が全てじゃないよ。私は何のために何をして生きていきたいの?この仕事を志した道しるべ、考えてみたらまた楽しくなるかも。

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    2025年06月16日
  • 花守家に、ただいま。 星合わせの庭先で

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    人と人との繋がり、「家族」について、静かに優しく時にキツく、でも、全体的にはあたたかく語りかけられるような作品(抽象的すぎる……!)で、とても素敵でした。

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    2025年06月15日
  • 丘の上の洋食屋オリオン はなむけのひと皿

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    凄く好きです。前作を読んでからハマりましたが、続編の2巻も最高に楽しかったです。文章が読みやすいのもそうですが、言葉選びが凄く素敵です。3巻が出るのも楽しみにしています。これからも応援しています!ファンレター書きますね。

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    2025年06月07日
  • 丘の上の洋食屋オリオン

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    初めての作家さんでしたが、店頭の棚に並んでいたのを手に取り、パラパラ読みしてから購入しました。文章が凄く読みやすくて言葉選びが素敵なので、一気に読書に浸かりファンになりました。ヒューマンドラマが得意な作家さんなんですね。他の作品も読もうと思いますが、この作品のシリーズは全部揃えようと思います。続編出てるらしいので買います。これからも応援しています!

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    2025年06月07日
  • 雲雀坂の魔法使い

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    とてもよかった。全部で5つの話だったが、どれも温かく、切なくも心が揺さぶられるような内容だった。
    最後の話は少しびっくりしたけど、タイトルの伏線回収みたいなものもあって心温まる結末だった。

    魔法小説と謳いながら、実際に魔法が出てくる場面は少ないところも何だか人間的な愛もあるな〜と思った!

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    2025年05月10日
  • 喫茶とまり木で待ち合わせ

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    この本を読み終えて、日常の些細な瞬間、出来事を大切にしようと思えた。
    それぞれの章で、別の人のエピソードではあるけれどどの人の日常にも喫茶とまり木という拠り所があること、これも奇跡や偶然の重なり合わせで実際にこういう喫茶店を見つけたくなった。

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    2025年05月04日
  • 丘の上の洋食屋オリオン

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    洋食屋オリオンが新しい人との出会いを作ったり、門出や再開の場として描かれていているのが良かったです。
    ご飯の描写も丁寧で、私も街の洋食屋に行きたくなりました。
    新作が出るということなので、それもとっても楽しみです

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    2025年04月25日
  • 丘の上の洋食屋オリオン

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    あたたかい優しいおだやかな気持ちになれる本でした。いろんな方にとってここの喫茶店が心の拠り所になれる、お店の方たちも店名をオリオンにした理由、すてきでした。
    わたしは、単身親同士の子のおはなしがすごく好きでした。ちょっとせつなかったけど。昔のおさななじみを重ねて懐かしい気持ちになって、心が晴れた気がしました。
    わたしもいつか馴染みのお店があったり、思い出の味があるお店ができる日がきてほしいなぁ…♬

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    2025年04月20日
  • 花守家に、ただいま。 星合わせの庭先で

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    本の表紙がとても綺麗で手に取ったけど、
    内容も物凄く良かった。

    血縁関係がなくても家族になれる。
    お義母さんの三河弁でより温かみが感じられた。
    終盤号泣しながら読んだ。

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    2025年04月18日