沖田円のレビュー一覧

  • 僕は何度でも、きみに初めての恋をする。

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    喧嘩ばかりの両親のもと世界は汚れていると言う高一女子と、世界は綺麗だと言うカメラ好き高二男子。ハナがメモによりセイのことは覚えている為記憶障害があまり活かされていない感じ。細切れの文章は慣れた。子供として求めるばかりのセイが不思議で、それに応える両親に安易な甘さも感じたけれど、現実はこんなものかも。

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    2018年10月13日
  • 一瞬の永遠を、きみと

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    もっと若い頃に読んでいたら感動が大きかったかもしれない。「期限付きの青春時代の思い出話」ということでは類似の作品がたくさん思いついてしまう。最後に予想を裏切るようなどんでん返しがあるとかでないとちょっと印象に残りづらいと思う。ゴールを目指すという点でちょっと『夜のピクニック』を連想した(読んだことないけれど)。それと、こういう草食系の男の子がメインキャラになるのはやっぱりそういう時代なのかな。まったく話の筋には関係ないけれど、「チコちゃんに叱られる!」を最近見たせいか、「アイスを食べるとどうして頭がキーンとなるのか」に答えられない自分に気がついた。なんでだっけ?

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    2018年05月10日
  • きみに届け。はじまりの歌

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    ネタバレ

    夏で廃部を告げられたボランティア部の6人が、七夕祭りでバンドをやる事になり、一致団結して目標に向かっていく。
    主人公のカンナは、その中で、将来への自分の意思がどこにあるのか悩み、答えを出していく。


    アンジェラアキの『拝啓 十五の君へ』の歌の中で、
    「自分とはなにで、どこへ向かうべきか」という歌詞があるが、それを彷彿とさせるカンナの悩みが印象的だった。
    全体的に読みやすく、事がすんなり進んでしまっているので、
    読後感は物足りなかったかな。

    作中で、アプリを使ったメッセージのやり取りの描写があり、
    過去と現在の自分でやり取りをする事になるわけなのだけど、
    やり取りの中で、
    もしかして過去の自

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    2018年03月17日
  • 一瞬の永遠を、きみと

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    ケータイ小説を文庫にしたもの。表紙の感じからしてもさらっと読める軽い青春ものかな?と思ってました。
    思いのほか、良かったです。泣きそうにになった。
    命を絶とうとした高1の夏海の前にふいに現れた謎の少年・朗。その命を少しの間くれないか?と。ふたりは遠い海を目指して自転車をこぎ始める。
    人に甘えられなくて本当は寂しがりやの夏海が、朗と一緒に過ごしたたった3日間で未来を手にする。気づかなかったことにも気づく。朗の人生も夏海に出会って意味を持ったと思う。永遠の一瞬、ぴったりのタイトル。この一瞬の尊さに胸が震えました。

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    2018年02月07日
  • 神様の願いごと

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    降り籠められた雨のために偶然立ち寄った神社。そこに銀髪のイケメンがいたら、ビジュアル系か不審者のどちらかと思うだろう。奇妙な出会いから常ノ葉神社の祭神と夢を探す主人公・千世。神の神とも思えぬ台詞の常葉。その神を神と崇めぬ千世。ラノベらしい台詞回しで、重厚さのない展開だ。千世が夢を持てるように訪れる試練は、叶えられるもの、挫折、叶えられずとも人生の指針となるものとバリエーションに富む。最後に神様の願いを叶えようとする千世と、己の居所を開発で失おうとする神様とのやりとりが心和ませる物語だ。

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    2017年09月30日
  • 一瞬の永遠を、きみと

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    傍から見れば「そんなことで?」と思う自殺の理由はたくさんある。
    世界が狭ければ狭いほど、小石に躓いた程度のことで死を選んでしまうこともあるだろう。
    躓いた小石が小さければ小さいほど、ほんの少し視線をあげるだけで、生きる理由もきっと見つかる。
    夏海が朗に出会って、自分の気持ちとお父さんの愛情に気づけたように。
    それに、この人といるだけで自分を好きになれるって感覚、大事だよなーと思う。
    そういう人がひとりいるだけで、未来はきっと変わる。
    側にいなくても、きっと。
    朗は夏海の未来をしっかり変えてくれた。良かった、な。

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    2017年05月15日