沖田円のレビュー一覧

  • 一瞬の永遠を、きみと

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    ケータイ小説を文庫にしたもの。表紙の感じからしてもさらっと読める軽い青春ものかな?と思ってました。
    思いのほか、良かったです。泣きそうにになった。
    命を絶とうとした高1の夏海の前にふいに現れた謎の少年・朗。その命を少しの間くれないか?と。ふたりは遠い海を目指して自転車をこぎ始める。
    人に甘えられなくて本当は寂しがりやの夏海が、朗と一緒に過ごしたたった3日間で未来を手にする。気づかなかったことにも気づく。朗の人生も夏海に出会って意味を持ったと思う。永遠の一瞬、ぴったりのタイトル。この一瞬の尊さに胸が震えました。

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    2018年02月07日
  • 神様の願いごと

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    降り籠められた雨のために偶然立ち寄った神社。そこに銀髪のイケメンがいたら、ビジュアル系か不審者のどちらかと思うだろう。奇妙な出会いから常ノ葉神社の祭神と夢を探す主人公・千世。神の神とも思えぬ台詞の常葉。その神を神と崇めぬ千世。ラノベらしい台詞回しで、重厚さのない展開だ。千世が夢を持てるように訪れる試練は、叶えられるもの、挫折、叶えられずとも人生の指針となるものとバリエーションに富む。最後に神様の願いを叶えようとする千世と、己の居所を開発で失おうとする神様とのやりとりが心和ませる物語だ。

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    2017年09月30日
  • 一瞬の永遠を、きみと

    Posted by ブクログ

    傍から見れば「そんなことで?」と思う自殺の理由はたくさんある。
    世界が狭ければ狭いほど、小石に躓いた程度のことで死を選んでしまうこともあるだろう。
    躓いた小石が小さければ小さいほど、ほんの少し視線をあげるだけで、生きる理由もきっと見つかる。
    夏海が朗に出会って、自分の気持ちとお父さんの愛情に気づけたように。
    それに、この人といるだけで自分を好きになれるって感覚、大事だよなーと思う。
    そういう人がひとりいるだけで、未来はきっと変わる。
    側にいなくても、きっと。
    朗は夏海の未来をしっかり変えてくれた。良かった、な。

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    2017年05月15日