椎名優のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
貧しくとも、夫のジムに特別なクリスマスプレゼントを贈りたい。デラはある決意をする。しかし、ジムからのプレゼントは……(賢者の贈り物) どんな金庫でもたちまちの内に開けてしまう大泥棒・ジミーは恋に堕ち、過去を捨てるけれど……(よみがえった改心) 一日だけ大金持ちの振りをしてとびきりのおしゃれと贅沢を楽しむチャンドラーは、貧しそうな身なりの娘を助けて、つい…(おしゃれさんの失敗) 二回も偶然にもらった「緑のドア」と書かれたカード。ルドルフの冒険心が疼いて…(緑のドア) 窓から見えるツタの最後の一枚が落ちた時、自分の命も消える。そう生きる気力を失っていたジョンジー。けれどその一枚は、どんな風にも雨に
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Posted by ブクログ
ネタバレ宇宙突入ごっこするシーンがとても良かった。しゃぼん玉に夢中になるシーンも。焔が、もう戦わなくてよくなるかもしれないと夢想するシーンも。
夢を追いかけるのは楽しい。…でもその裏側には往々にして誰かの苦しみがあるのかもしれない。
話の持っていき方が上手くて、悔しくはあるけど結末に納得してしまった。
このお話では、誰かの悲鳴に鈍感でいることも、ロマンのなかで酔いきってしまうことも良しとしていない。
だけどその上で、夢を追わずにいられない気持ちを描き切ってのけた。
こんなの、後はもう夢の達成を祈ることしかできないじゃんか… 。
コミカルな挿絵の可愛さのおかげで、だいぶ癒しをもらいました。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ評価:☆4.5
サクラダリセット最終巻。
カラオケボックスでのケイたちと浦地たちとの駆け引きには手に汗握った。
これまで出会った人たちの能力を合わせてラスボスに対抗するっていうのは燃える展開!
ケイを信じて行動すると自分の意思で決めた春埼。
行動はこれまでとそんなに変わらないけど、確かな変化がそこにある。
悲しい選択をした相麻もケイに救われたのかな・・・。
浦地の父の能力を猫に移すという解決策は釈然としなかったけど仕方ないかなという気もする。
伏線も綺麗に回収してるし、良い最終巻だったと思う。
当初は自分に合わないと評したし、今でもそうだとは思ってますが良い作品だと思います。これが -
Posted by ブクログ
ネタバレ評価:☆4.5
サクラダリセット、最終章の上巻に当たる第6弾。
いやー面白くなってきた!
ケイ・春埼・相麻・浦地達、個人個人の思惑が入り混じってきて物語がどう進んでいくのか気になる。
桜良田の始まりの一年など、世界観に関することとかも明らかになってきてワクワクする。
各人の能力の駆け引きも考えてあるなぁと感心させらる。
浦地の未来視能力への対策法とかなるほどなぁと。
特に相麻が二年前に命を落とした理由には恐れ入った。
バスルームのシーンとか切なすぎるだろ・・・相麻は報われて欲しい。
でも一つ気になるのは、浦地さん、ケイが邪魔なら加賀谷さんの能力でロックしたら良くない?w
浦地の計画は -
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Posted by ブクログ
ネタバレ二巻から続いて面白い。安定している。
地の文が三人称で、にもかかわらず主客の入れ替わりが激しい(この辺りがひとつの妙だ)のに、決して薄味になることなく、なのに状況が分からず混乱することがない、というのは素直に凄い。
言い過ぎに聞こえるかもしれないが、「いかに物語に山場を持たせつつ」、「破綻なく」、「読みやすく構成する」か、という技法の教科書のようだ。それくらい、客観的に文章を書くというのは、読む側が思うよりもずっと難しい。
思い返してみると、シリーズを通して、どのエピソードも決してハッピーエンドにはなっていない。ひょっとすると、と思わせながら、やはり最も望まれる(であろう)形には終わらない。そ -
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