椎名優のレビュー一覧

  • サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

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    ネタバレ

    いろいろ考えさせられるお話ではあったけど、
    全体通して、とてもきれいな終わり方。

    ケイの名前のところが、個人的にはすごく好きです。

    7巻で1つのお話という感じ。
    もう1度、1巻から読み返したくなった。

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    2012年08月18日
  • サクラダリセット6 BOY, GIRL and ──

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    ネタバレ

    相麻菫の考えとか、今まで隠されてた諸々が明らかになった。
    特に菫に関しては、いたたまれないって言葉が一番しっくりくる。

    次巻でケイがどうするのかが楽しみでしかたない。


    だけども、とりあえずこの表紙は詐欺だと言いたい。

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    2012年08月16日
  • サクラダリセット5 ONE HAND EDEN

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    ネタバレ

    「青い鳥」ってただの教訓ものかと思ってたけど、
    シンプルだからこそ深いなぁ。

    リセットの能力者である美空が、実は一番
    リセットで多くのものを失ってる、ってところが、すごく切ない。
    特に今回のリセットで失くしてしまったものが重い。

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    2012年08月15日
  • サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN

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    じわじわくる本ですね。

    すでに、1・2巻を読み返して伏線回収したい気持ちでいっぱいです。
    善人と偽善者と悪人の話がすごく好き。

    次巻も楽しみです。

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    2012年08月12日
  • サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL

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    前作でよくわかんなかったところが徐々に明らかになっていく感じ。

    内容は濃いのに、さっぱり読めるところがいい。



    …なのに、どうして後書きはあんなに面白いんでしょう。

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    2012年08月12日
  • ウルは空色魔女(1) はじめての魔法クッキー

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    声優の浅野真澄さんによる小説。
    いろいろと不慣れだったりするところもありますが、
    表現は易しく素敵なお話だと思います。

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    2012年08月10日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    推理小説を読んでいたはずが人情物になっていた。なにを(ry。
    やっぱこういう作品はどの範囲まで作者が思考実験を行なっているかが大事なんだろう。

    タイムリープ能力そのものを既知のものにして推理そのものに集中するための下地はあったはずなのに,とは思うけど,話自体は面白かった。

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    2012年08月02日
  • サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

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    ついにシリーズが完結した。待ち望んだようでいて、淋しくてしかたがない。
    彼らの美しさはなんなのか。彼らの祈りはなんなのか。
    傷ついて傷つけて傷つけられてそれでも祈る物語。優しさという我儘を、祈り続ける物語。

    これほどまでにラノベらしくて、これほどまでにラノベでなくてはならない物語は他にはない。読み終えてなお、彼らへの愛おしさが胸をつく。

    これは悲劇のハッピーエンド。

    彼らの未来に幸あれ!

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    2012年07月05日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    青い空と白い雲が似合うラノベ。
    淡々とした爽やかさ。

    登場人物たちは全員、自分と向き合いながら、他者も助けようとする。総じて優しい。故に、不完全さ、脆さも感じられる。

    特殊能力モノの痛烈愉快さを抑え、絶妙なバランスで少年たちを描いている。

    非通知くん、皆実、智樹らの今後の活躍に期待。

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    2012年06月21日
  • ベイビー、グッドモーニング

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    ひとつのテーマにもとづく4つの掌編を収録した短編集。

    作品を振り返ると設定が「しにがみのバラッド。」と似かよるんですが、両者の一番の相違はキャラクターの描写ですかね。

    こちらは一人称でありながらその表現はどこか淡々としていて、だからこそ死神が絡んで話が進むと感情の表裏が見えてきて面白いです。

    また、四編はすべてどこかで関連しているため、順番に読み終えたときの読後感がよかったです。特に最後。

    サクラダリセットぼどの読後感は得られなかったですが、同種の感覚を覚える一冊でした。

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    2012年06月05日
  • サクラダリセット5 ONE HAND EDEN

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    安定の面白さと春埼のかわいさ。
    今回は「青い鳥」をベースにした夢の中の咲良田で主に動きます。ミチル達の問題の解決と平行して、ケイ、春埼、相麻菫の三人の関係性にも変化が訪れようとしています。
    ケイと春埼を遠くから見つめる相麻菫の心情を考えると、切ない‥‥

    新キャラも出てきて、いよいよクライマックスへ近づいてるんだなあと考えると寂しいけれど、ケイが珍しく全力で駆け回ったり、春埼など各々が成長していく様を見れて良かったです。

    この作品の良い所の一つは「リセット」に重みを感じる所だと思いますが、今回の代償は大きいですね‥‥

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    2012年06月08日
  • サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY

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    ちょっと一休み?な巻。
    短編と、書き下ろし1本と、サクラダには関係の無い短編が1本入ってます。
    短編はちょっとした事件の解決と、春埼視点の日常小話で、ほんわか出来る内容でした。相変わらず春埼がかわいい。
    最近出番の無かった野ノ尾さんの出番が多いです。
    春埼との絡みもあります。

    そして、何気なく重要なキャラがさらりと出て来ます。

    「ホワイトパズル」はサクラダとは関係の無い短編ですが、どことなく雰囲気が似ていて、一緒に入っていても違和感が無かったです。
    とても綺麗で優しい話で、こちらも面白かったです。

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    2012年06月01日
  • サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL

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    やっぱりこの独特の世界観が好き。
    タイムリープに飽きを感じないし、複雑な時系列ながら難しさを感じさせない作りで非常に読みやすい作品。
    ライトノベルくささ(?)を感じさせない所もとっつきやすくていいのかも。

    魔女と老人、ケイと赤目の少女。
    個々のキャラの心情がよく伝わってきて、1巻からの登場キャラにはより厚みが増した気がします。
    そして少しずつ明らかになっていくケイの過去。
    「野良猫のような少女」の話には毎回考えさせられます。
    世界の定義だとか、なるほどと頷いてしまった。

    次巻ではついに過去が明かされるそうなので早く読みたいとうずうずしてます。

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    2012年05月21日
  • サクラダリセット6 BOY, GIRL and ──

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    春埼とケイの関係の変化が愛おしくて仕方がなかった。けれど菫ちゃんの事を考えるとただひたすらに切ない。それでもケイは彼の幸せを1番に願い身を犠牲にすらしてみせた彼女のためにも進まなくてはならないのだろう。そしてまた春埼の元へ帰ってきてほしい。ただいまを言うために。

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    2012年05月03日
  • サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

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    ネタバレ

    河野裕『サクラダリセット』最終第7巻。

    終わった。よかった。
    しばらく余韻にひたれるほどに。
    たしかに媒体としてはラノベなんだけど、テーマとその取り扱いの繊細さは、
    ラノベ作家のなかでも群を抜いてるとあらためて思った。

    細部の描写、わたしがいうincidentのような「ロマネスクのかけら」が存分に含まれていて、
    それが生まれては消え、ストレートな物語の展開と、
    登場人物たちの(悪く言えばありがちでテンプレートな)「テーマとの格闘」をリアルなものにする。
    これは今日、Twitter副垢でちょっと書いたことに関係しているし、
    自分が書き手としても追求したいことのひとつだったりする。

    そしてそ

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    2012年04月30日
  • サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY

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    物語を補完する短編集。時系列が気になってたのであとがきにあってよかったです。


    ある日の春埼さんがお気に入りです。特に見舞い編は春埼の気持ちが全面に出てて好きです。

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    2012年04月23日
  • サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

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    サクラダリセット見事完結!

    最初の数巻は雰囲気を楽しむ小説かなーと思いながら読んでたんだけど、相馬菫が蘇った頃から物語が大きく動いて、素敵な短編を挟んで最後は街の未来を決める怒涛の展開。
    大変面白かったです。

    この作品の魅力は、ひねくれながらもずっと春埼のことを思い続けるケイのキャラクターだよね。
    分かりづらいけど、一途なキャラってやっぱイイわ。

    分かりづらいといえば、何考えてるのかよく分からないのがヒロインの春埼。
    でもこの娘もちゃんと成長してるんだね。
    お似合いの二人だと思います。

    そうなると可愛そうなのが相馬菫・・・俺が貰ってやんよ!←


    無事完結ということで、河野先生の次回作

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    2012年09月19日
  • サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

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    本巻を読み終わってからの最初の感想は、なんと無駄のない物語であるのかということでした。

    無駄のないというのは、既刊を振り返った時に、キャラクターの行動が全てこの巻での行動に結びつくように構成されていることです。不必要な登場人物がほぼ登場しないというのはある意味恐ろしいです。

    本作はケイからの視点を中心に展開しながら、最後の最後でようやっとケイの本質を理解するところまで、全てがケイの物語といえるでしょう。ケイの行動が人を動かし、この結末を迎えたのだと思います。

    ライトノベル作品では、テーマや流れがぼやけてしまうケースも多いのですが、本作ほど一貫していた作品は最近では珍しいのではないでしょう

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    2012年04月13日
  • サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

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    ああ、終わってしまった。読み終えた後にまず感じたのはどうしようもない寂しさだった。彼らの歩む道をもう少し眺めていたかったと思ってしまう。ケイはこれからもたくさん悲しんで傷みを負うのだろう。多くの幸せを願い、途方もない道を歩み続けるのだろう。でも彼は1人ではないからきっと大丈夫だ。彼の掌に収まらないものはきっと、春埼が、相麻が、周りの人たちがすくってくれる。この世の中に全てが正しいことなんて存在しない。それでもその間違いごと、抱き締められるものを信じ、できるだけ間違いを良いものにできるように努めながら、進んでいくのだろう。

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    2012年04月09日
  • サクラダリセット5 ONE HAND EDEN

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    あああっ!今回リセットされてしまったものはあまりにつらいものだと思ってしまう。とはいえリセットされてしまったものは仕方ない。春埼が自分自身でリセットされてしまった感情を取り戻せますよう。願わくばケイと春埼が同じ気持ちで互いと向き合う存在になりますよう。

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    2012年04月04日