椎名優のレビュー一覧
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権力者はつらいよ
領主の養女という大層な地位に就いたローゼマインだが、じゃあそれを笠に着て何でもかんでもやりたい放題出来るかと言えばそんなことはない。
貴族の常識とこれまで(前世含む)の常識の違いに苦しんだり、薬の為の素材集めなど課題は山積み。
いつものことながら他者視点の書き下ろしはweb版読破済みの人も楽しめる。 -
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やっぱり…
いやもうこれは王族へ向かっていく流れだと思っていたけど、今回はまたあっという間に事が進んで行きましたね…でもまぁ、ジギスヴァルト王子に商人節で交渉していくマインが痛快だったから良かったかな…そこで飲まれていく王子が少々哀れだと思ったけど、巻末短編のアドルフィーネ視点で見てみると、第一王子は充分嫌な権力者だった………改めて、人によって真実とは変わるものなのですね。フロレンツィア養母様のお言葉がよみがえります。
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不穏の種がぁぁ
エーレンフェストへ戻って、いつもなら神殿や下町とのやり取りに癒されたりするのですが、今回は領主一族を仲間割れさせようという不穏の種が潜んでいて、ワクワクとか楽しいとかよりは重たい巻となってしまいました。
でも、マインとシャルロッテで話し合ったり、マインがそれをジルヴェスターとボニファティウスに伝えたり、ブリュンヒルデの英断などがあって、取り敢えずもとの方向に戻りつつあるような。
その分、ヴィルフリートが1人取り残されているような感じになっていて、これが後々大騒動になるんだろうな~とタメ息です。
グラオザム生きてるし。悪者しぶといなぁ… -
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ディートリンデ嬢、暴走
彼女は何故気付かないのか。完全におかしい。
まぁ、止められる人がいないのと、ゲオルギーネ母が適当に育ててしまった(または敢えてバカ女に育てたか)のでしょうね…フェルディナンドが可哀想すぎます……
ジークリンデ様とアナスタージウス王子が出てきて、ダンケルフェルガー関係も王族関係もある程度整理されてきて、なんか色々良かったね。
逆に、内政はまた不穏の種が…オズヴァルトは、本当に信用して良いの?そして、オルトヴィーンに裏は無いの?ちょっと嫌な感じです。 -
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とうとう王様が…
もう、ほんとにマインはドンドン上の階級へ突っ込んでいくね!今回はとうとう王様が登場。割と良い人だね。ジギスヴァルトもそうだったし、王族って思ったより偉そうとかじゃないかも。
逆に、王の回りは何かオカシイ奴等がいるよね。
嫁取りディッターに乱入してきた中央騎士とか、ホントにアホ。去年の表彰式に出てきたテロリストもそうだけど、大きな権力の回りになればなるほど、信徒もアンチも過激だね。
そして、レスティラウトがマインを奪うためにディッター…こっちも、大領地の権力が面倒臭かったけど、エーレンフェストのえげつなさが面白いし、ハンネローレ様は芽生えちゃったし、結果オーライということで。 -
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規格外連発
貴族院3年目。相変わらずの規格外スタートですな。神々のご加護の桁違いも、神殿長で日常的に祈りを捧げ、規格外の魔力を奉納してるから…と言われれば道理ですが、回りはビックリしたことでしょう…からの、溢れて止まらない祝福事件。
今回はマインがモテまくりましたね。
ヒルデブラント王子、元々マインにほんのりホの字だったけど、ヴィルフリートにジリジリ焼き餅を妬いて、マインに求婚したいと決意を固めるとは、そんな本気だったのかと。
それに、なんとレスティラウトまで…!奉納舞のピカピカマインに陥落したのか?!
ヴィルフリートは、マインに個人的に執着はしてないし、まだまだお子様でおニブさんなので心配ですわ -
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なんとフェルディナンド
また急展開。神官長がアーレンスバッハに取られてしまう💦しかも我儘ディートリンデ嬢の婿だなんて…かわいそうすぎる………
しかし、相手には表面をメチャメチャ取り繕いつつ、身内には全く興味がない本音を隠さない姿がさすがでした。
エックハルトの短編にあったように、新しい土地も住みやすく、変えていけますように。それが出来ちゃいそうな神官長はスゴい。 -
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読み返して
さらっと読みして再度読み。今回から貴族編になり登場人物がかなり増えましたので
読み返した時に、名前と関係が頭に入り
物語を深く理解出来ます。
私はチャリティーコンサートの場面が好きです!
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不穏だなぁ
表彰式での強襲…マインが問題を起こすというより、国全体の情勢がまだまだ落ち着いてないってことなのかもね。もしかして、エーレンフェストが発展して恨みを買って、ターニスベファレン第一回の的になっちゃって引き金を引いたのかもしれないけど…それに、聖典も不穏な言葉と魔方陣を出現させてくるしね。マインが悪いっていうよりホントに巻き込まれていく感じ!
エグランティーヌの話とか、レオノーレの話とか、この世界においては色っぽい場面なんかも出てきましたね。クラリッサという方向性もあるけど。 -
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相変わらずの優秀な問題児
貴族院二年目、成長するどころか問題が大きくなっていく…でも、マインのせいばかりでは無いよね。王子もマインと同じ系統な気がするし、ターニスベファレンを仕掛けてきた奴が悪いし。
保護者たちの疲労の様子が楽しくて仕方ありません(笑) -
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アーレンスバッハの圧💢
上位領地の中にも良いところはたくさんあるけど、アーレンスバッハはホントに権力を傘に着たような奴らだなぁ…去年のディートリンデもむかっ腹だったけど、領地全体がそんな雰囲気…あ、でも、アウレーリアはそんな中で苦労してるからか良い人…そうか、イヤな奴らが権力を持ってるから、領内の良い人も下位領地もゴリ押しに苦労するのか…
エーレンフェスト、がんばれ、負けんな!!
そして、ヒルデブラント王子が何だか良い感じ。アナスタージウスも結局良い奴だったし、王族がマトモなのは救いだね! -
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貴族院一年目修了!
対抗戦も終わり、図書室にも魔力供給&挨拶して帰還。久々の神殿生活、なんだかホッとします。
が、フィリーネの家庭でまた問題が…継母がイヤな人だけど、貴族の常識でどっちかしか生き残れないなら…っていうのが、分かるけどツラい。コンラートが孤児院に入れて良かったね。でも、そのうちマインが神殿を出なきゃならない歳になったら、こんなこと出来ないんだろうな… -
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ステージが変わるということ
貴族院一年目を終えて、マインとヴィルフリートが婚約することに。政略結婚ってそういうもんだよね。マイン自身が、「好きな人じゃないとイヤ!」っていう乙女じゃなく、結婚に何の個人的願望も抱いてないのが救いかな。ついでにアンゲリカも同じく(笑)
逆に、エグランティーヌ様たちは政治を後回し(?)にして、想いを貫けたんだから良かったね。
隠し部屋がとうとう使えなくなるシーンでは、また涙が止まりませんでしたが、こうしてステージが変わりつつ、ルッツとの約束はまた強くなるのでしょう。多分、マインには「契約」より「約束」の方が強いんだと思うよ。
最後に、フェルディナンドの督促オルドナンツが楽しすぎる。あれは -
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強制送還
マインは望んでないのに、大領地やら王族やら色んな人達が自ら絡んできますねぇ。お疲れ(笑)
結果、強制送還…まぁ、頃合いだったんじゃないでしょうか。
とはいえ、ソランジュ先生は勿論、エグランティーヌ様も良い人だし、アナスタージウス王子も割とマトモな人間っぽいから良かったね。
ディッター勝負は面白かったけど、エーレンフェスト側に勘違い野郎が多いのが腹立つ。レオノーレ、コルネリウス、頑張れ!!