滝本竜彦のレビュー一覧

  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

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    名だたる筋少好き作家達によって筋少楽曲の世界観で執筆された小説集。筋少ファンの一人として大いにニヤニヤしながら楽しませてもらいました。作家の皆さんの匂い立つような筋少愛が面白い。オーケンの小説が「これはオーケンの小説だ…!」って感じで最高でした。

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    2025年10月27日
  • NHKにようこそ! 1巻

    無料版購入済み

    アニメ、本当に好きだったなぁ
    原作はバイブル
    マンガ版はよりだいぶ暗い話に感じた
    ギャグテイストなんだけど、冷静に見たら結構やばいことやってる笑
    主人公たちの足の引っ張り合いに、何とも言えないやるせなさ、救いようのなさを感じた
    でもそこがこの作品の良さでもあるんだよなぁ

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    2025年10月10日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

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    2025/8/12にSHIBUYA PLEASURE PLEASUREでの大槻ケンヂ氏のイベントに行ってきた。
    20年ぶりくらいに生ケンヂに会ってきた。
    彼は楽器ができない、楽譜が読めない音楽家ということで有名だったけど、
    人前で弾き語りができるほどにギターを弾きこなしていて感無量だった。
    途中で演奏失敗して曲が止まって「ちょっと練習するね」とか言ってたのはわざとだったはずきっと。

    この本は曲の歌詞を小説にしたもの。
    原曲に思い入れやイメージがかなり強かったのだけど、どの短編もいい意味で裏切られて楽しめた。

    自分は辻村さんと生まれた日が近いので同じ時代を生きてきた。
    藤子・F・不二雄や女神

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    2025年08月25日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

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    筋少ほとんど聴いてこなかったけど、どの短編も最高で、特に刺さったのは日光行わたらせ渓谷鐵道でした。
    さぁ聴きまくるぞー!

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    2025年08月15日
  • NHKにようこそ!

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    天才だよ!ばか!なにやってんだ。芥川賞に芸人とか俳優とか選んでる暇あったら、これみろよ!!!!!
    あとがき見た
    書いたことで作者の頭ぶっ壊したって
    こんな小説あるか?どこにある?
    こんは暴力的な……!!!

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    2025年07月28日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

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    筋少の歌詞をベースに作成された短編集。どの話も、出てくる主人公は所謂「陰キャ」と呼ばれる人たちで、世間の輪の中に上手く混ざれない人たち。
    そんな彼ら(彼女ら)に起こるヘンテコな話・・・なんだけど、いや~どの話も面白かった!!
    元々大槻ケンヂの書く詩(筋少の歌詞)って、物語っぽいから小説にしやすいってのは想像できましたが、ここまでドはまりして読めるとは思わなんだ。
    特に心に刺さったのは、一番最初の「中2病の神ドロシー」、人間椅子の和嶋慎治さん作の「福耳の子供」、そして最後の大槻氏本人作の「香菜、頭をよくしてあげよう」ですかね。
    特に、最初と最後の奴、一度喪失したモノと長い月日を経て邂逅するって展

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    2025年06月24日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

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    「そのバンド 本当はいなかった 25年見てたのは
    自分の心さ 君自身の影なのさ」
    “中2病の神ドロシー”より

    うおぉ!筋肉少女帯の楽曲が小説に!しかも執筆陣も豪華アンド本人降臨!!
    素晴らし過ぎる作品だ。筋少ファンとして思わず歓喜の涙(泣)
    この作品は全6篇+装丁のアンソロジー短編集となっていて各作品のテーマとなった楽曲がタイトル(一部違うが)となっている。各執筆者はテーマとなってる歌詞を物語化しているが、まぁ、出てくる出てくる他の曲(笑)
    探せば20曲くらい歌詞でてくるんじゃないかという勢い!しかもなんか大槻ケンヂの文章っぽさも感じる(寄せてる?)
    筋肉少女帯愛が濃い!濃すぎる!!
    物語と

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    2025年05月25日
  • 新NHKにようこそ!

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    佐藤君、岬ちゃん、山崎、先輩、皆が今の時代に再構築され、迷走しつつも心地良い空気を新たに感じられた。20年近く前に初読し、今までに一番読み返した本がこのような形でリビルドされてとても嬉しい。また何年か経ったらリビルドして欲しい。

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    2025年05月11日
  • NHKにようこそ! 1巻

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    ネタバレ

    社会人になって再読しましたが、佐藤君まだ全然やり直しが効く年齢でドカ笑いしてました 
    岬ちゃんのプロジェクトで引きこもりを脱却しよう!

    面白いけど読み返すのが辛い(良い意味で)
    原作小説版にないオリジナルエピソードが盛りだくさん 
    原作とは違った面白さを楽しめます

    精神的に余裕があるときに読むことをオススメします本当に

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    2025年05月05日
  • NHKにようこそ! 1巻

    아이거대슬프네

    NHKへようこそ
    漫画がとても面白いシーンがたくさんあります。
    アニメの方は大丈夫です。見たことがないから
    それは2番目のアニメ化が必要な状況です。

    #じれったい #シュール #共感する

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    2024年10月25日
  • NHKにようこそ!

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    人生のある時期にはめちゃくちゃ刺さるけど、いつしかそれが刺さった時間のことすら忘れてしまうような、通り過ぎる作品があると思っていて、それはたとえば、滝本竜彦や西尾維新だったりする。

    10数年ぶりに読んだ、NHKにようこそ。

    痛みも、どうしようもなさも、いたたまれなさも、なんとも言えないあの読後感も、やっぱり昔ほど迫っては来なかった。

    でも、作家自身が、これを読むと書いていたときの自分を思い出すと記していたように、読んでいたときの自分を思い出す。そんな本はきっと、世の中にそう何冊もない。

    通り過ぎて忘れるけれど、またそのうち何年かしたら、読んで思い出す。ちょっと歪な青春時代のアルバムのよ

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    2024年02月13日
  • NHKにようこそ!

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    引きこもりの引きこもりによる引きこもりのための傑作小説。引きこもりの体験者ならではの描写がすさまじくリアルだ。

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    2022年06月06日
  • NHKにようこそ!

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    ネタバレ

    おもしろかった。
    伏線がしっかり張られたライトノベルのような展開のよさと、勢いがあって読みやすいのに、不思議としっかりとした筆致。のめり込んで読んだ。
    特に印象的だった場面は、
    ・ロリコンエロ画像収集にのめり込み、小学生の盗撮を行おうとするあたり。気持ち悪さが振り切れてていい
    ・ドラッグの描写。トリップしている中でその前章で書かなかったデートを描き、さらに飛躍をする構成は見事
    あとがきにもあるが、作者の実体験が折り込まれてるからこそ、こんなにも生々しさが滲んでいるのだろう。ただのエンタメとしてもおもしろいけど、人物の心理に感情移入できる強度がある。おもしろかった。

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    2022年01月29日
  • 異世界ナンパ~無職ひきこもりのオレがスキルを駆使して猫人間や深宇宙ドラゴンに声をかけてみました~ 1

    購入済み

    新しい異世界転生

    異世界転生と言えばチート能力が一般的で
    たまに能力は1つ(鑑定や空手)だけというのがテンプレだ
    どちらもかなり役に立ち、主人公を思いっきり助けてくれる
    しかし、このナンパという能力はほとんど役に立たないようだ
    まだ1巻目なのでそう見えるだけかもしれないが、あまり期待できない
    ただ、役立てないと〇〇という制約は面白い
    これがどう活きてくるのか今後に期待!

    #ほのぼの #ドキドキハラハラ

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    2021年10月13日
  • ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

    ネタバレ 購入済み

    根性なし

    ラジオドラマ、漫画、映画と様々なメディアミックスがなされましたが、ラジオドラマ版の出来は秀逸。渡辺の曲のシーンとか。映画版の挿入歌もあれはあれで好き。

    少し不思議で後ろ向きな青春。
    とにかく私はこの小説を推します。

    #切ない #エモい

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    2021年04月22日
  • NHKにようこそ! 1巻

    購入済み

    おススメです

    アニメから入り、漫画版も気になって購入しました。
    佐藤がダメすぎて読んでいて、面白いけど「しっかりしろよー」と言いたくなる(笑)
    基本コメディなだけに、重いテーマが来ると余計にその落差で心にきます。
    おススメです!

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    2019年11月14日
  • NHKにようこそ!

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     最初にこの本を読んだのは高校生の頃だった。あれから時は過ぎ、私もはや佐藤くん(主人公)の年齢を越してしまった。
     今になって、この物語を読み返すと、描写の一つ一つが痛く心に刺さる。就職もせず、進歩のない日々と己の無能を嘆き続けるモラトリアムの居心地の良さに慣れきってしまっている自分には、他人事には思えなかった。
     しかし、そんな怠惰な生活は長く続かない。それがいくら馬鹿馬鹿しくて滑稽でどうしようもないものであっても、いつかは現実の日々と向き合っていかなければならない。そんなことに気付かされもした。

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    2016年08月04日
  • ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

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    ネタバレ

     燃えるだけが戦いじゃない。
    『NHKにようこそ!』で有名な小説家、滝本竜彦のデビュー作。
     非常に面白かった。滝本竜彦はエッセイのみを読んだことはあるが、随分と破滅的な駄目人間という印象だった。この小説を読み終わった後もその印象は変わらなかったが、小説家としての手腕に関しては舌を巻いた。こういう小説は若い時にしか書けない。若い時にしか書けないものを、ありのままに書いている。その真っ直ぐな素直さと透明感のある世界観が非常に優れていた。荒唐無稽なことは問題なのではない。あまりにも素直な小説であることが、重要なのだ。

     あらすじ
     山本陽介は下宿で一人暮らしをしている高校生である。ある日、気紛れ

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    2015年12月07日
  • ムーの少年

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    魔法などで簡単にすべて手に入ってしまう幸福はマヤカシである。この本のテーマは著者が言うとおり「悟り」である。私たちは日々ちょっとした幸せやムカツクような経験やちょっと進展したもの等 全部ひっくるめて可能性の中に身を投じている なんて素晴らしいのだろうかと言った話だと感じました 確かにそうだと思います。久し振りに素晴らしい小説を読みました。

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    2014年07月28日
  • NHKにようこそ!

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    ドラッグ、ひきこもり、ロックンロール!

    主人公はひきこもりだし、合法ドラッグジャンキーだし、クズ。
    自暴自棄っぷりが笑える。
    それでも予定調和なエンディング。最高。
    出てくる固有名詞は軽いものが多いし、台詞回しなどもところどころラフだが、近年蔓延っているようなお粗末ラノベとは一線を画す作品。
    なんだかんだ熱い展開。
    表紙だけみて敬遠しているあなた。一度読んでみて下さい。

    "この世の中には「陰謀」が存在する。"

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    2012年08月02日