滝本竜彦のレビュー一覧

  • ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

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    ネタバレ

    陽介はつまらない日常から逃避するためにずっとチェーンソー男(=能登)との戦い(遊び)を続けていたいと思っていたし、絵理は哀しいことを起こすチェーンソー男を倒そうと思っていた。この話は主人公・陽介にとってはハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか。『それでも、方法は、ある。』

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    2012年10月27日
  • ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

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     サブカルチャー作品には「白痴的な美少女から無償の愛を受ける男性」を主人公とするものが多い。たしかこのようなことを書いていたのは宇野常寛さんだったか。いわゆる「ギャルゲー」から始まり、「美少女」を中心に据える作品は漫画であっても、ライトノベルであっても、そういう傾向が強い。そして、大ヒットシリーズである『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズもその一つであろう。
     『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズの主人公、「キョン」は決して嫌われることがない。「白痴的な美少女」から、いわば盲目的な愛を一身に受け、非日常的な日常を過ごしつづける。しかし、それが恋愛に発展することはないし、「キョン」が鼻の下を伸ばすことはない。

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    2012年10月11日
  • ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

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    読み終えたその日に映画の方も観ました。

    馬鹿馬鹿しい。そういってしまえばその一言で終わってしまうような、そんな意味の分からない設定、登場人物の心情、振る舞い、セリフ。それら全てで「青春」っていうものを浮彫りにしてくれる。

    そういう結論に至りまして。

    だからこそ期待する何かがあるし、心を揺さぶる何かがある。ような気がする。

    こんなこというのはなんだけど、何よりも解説が素晴らしい。

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    2012年08月08日
  • NHKにようこそ!

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    ぶっとんでると思う。
    自由過ぎて馬鹿みたいで話が一つにまとまってるところが恐ろしい。
    NHKの文字を見るたびにこの本を思い出してしまう。。
    勘違いと思い込みがここまで発展する小説はなかなかない。

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    2012年08月06日
  • ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

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    どうにもできない、青春時代に誰もが感じるやりきれない気持ちとの戦いを、言葉にならない言葉で表現した作品。

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    2013年02月05日
  • NHKにようこそ!

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    ネタバレ

    タイトルに惹かれて読んでみた。
    引きこもりが主人公なので場面展開の少ない
    ストーリーなのですが意外と飽きません。

    全編に渡って言い訳ばかりで全てを人のせいにする
    主人公は人間として最低ですが、憎めません。
    おそらく少なからずそういう負の部分に共感できるところが
    あるからなのかなぁと思いますが。

    「世の中はいろいろと複雑で目に見えるような悪者など、存在しない。」
    (本文引用)
    単純な悪者というものが存在すればその悪者に立ち向かうという
    人生の目標が簡単に見つかるのにというような
    感じで書かれていましたが意外と真理かなと思います。

    暇つぶしで読むには軽い感じで読めるかなと思います。

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    2012年03月04日
  • 超人計画

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    何がホントで何が嘘かわからんエッセイ。
    分かるのは作者が苦しんでいること、ただその一点のみ。
    ニヒリズムと無為な欲望の狭間でヒキコモリは懊悩する。
    そんなに嫌いじゃない、と思ってしまうのは
    俺も厨二で妄想癖のある変態だからなのか。

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    2012年01月13日
  • NHKにようこそ! 1巻

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    何となしに読み返して見る。
    これを読むということは俺は今そこそこにダメな状態なのだろう。
    サービスカットに釣られるとは、もはやガキそのもの。。
    しかしまあ、好みのタッチではある。

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    2011年10月23日
  • ムーの少年

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    ちょっと入れ子構造がややこしくてわかりにくいが、中学生の滝本竜彦入門に最適だろう。
    これは純然たるファンタジーだと思うのだけど、地に足の着いたファンタジーは現実の表層を薄っぺらく描いた小説よりむしろ現実に切実に迫ってくる。
    相変わらず作者のエンターテイメント作品であろうとする意欲を強く感じたが、今回はそれが作品構造自体をファンタジーの枠組みにしてしまった。この作品は主人公と同じ年代の孤独な中学生読者に向けられた物なんじゃないかな。ただしそのメッセージは「現実なんて幻だから気にするな、でもツチノコを見つけたら全力で追いかけろ」っていう内容だから半分毒なんだけども。

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    2011年09月08日
  • ムーの少年

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    “「ですから、とぐろ巻きです。わかるでしょ?」
    「わ、わかんないよ......」
    弓子さんは僕を軽蔑した目で眺めて解説した。
    「わたしが考えた魔術の初歩中の初歩です。これをすると、眼前に広がる幻影と、視界外に存在するはずの実在、あるいは実在の根底としての光、あるいは無、あるいは空が、クルクルと交互に入れ替わり、その過程で実在と幻影の境界が渾然一体となって、うまくすればわたしに仕掛けられた迷宮魔術から脱出できるという算段です」
    僕は眉根を揉みつつ訊いた。
    「......で、そのとぐろ巻きはうまくいってるの?」
    「ううん、ぜんぜんダメ。幻影の濃度、幻影の実在感が高すぎます。この学校を覆う幻影濃度は

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    2011年08月23日
  • ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

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    ライトノベルだな・・・というのが最初の印象でした。

    テーマは現代的で面白かったのですが、
    主人公がダメダメ過ぎて途中から辟易してしまいました。
    特に喫煙、万引き、盗難を悪びれず行う様子はとても不快でした。
    (漫画だったら笑って済ませるかもしれませんが)

    ライトノベルだとわかってて読めばよかったのですが、
    ふつうの物語だと思って読み始めてしまったのが失敗でした。

    でも後半の主人公はなかなかよかったです。

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    2011年10月04日
  • ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

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    ネタバレ

    戦う女の子、しかもセーラー服というのが私の心を捕らえました。話題になった「NHKへようこそ」より前に読んだんですが、読み比べて私はこっちの方が断然好きです。映画はちょっとでしたが…。

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    2011年07月08日
  • ムーの少年

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     滝本竜彦最新作。最初、読んでいてよく分かりませんでした。が、分からないなりに面白かったのは、滝本さんらしい独特キャラクター描写のおかげでしょうか。
     部屋と五寸釘と僕、が好きでした。

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    2011年07月13日
  • NHKにようこそ! 1巻

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    ネタバレ

    【概要・粗筋】
    4年間自宅に引きこもり続けていた佐藤達広(22歳)は、ひょんなことで出会った美少女・岬にひきこみり脱出プロジェクトに勧誘される。が、見栄を張って自分は引きこもりではなく、ソフトウェア開発を自宅でしているのだと嘘をつく。嘘を本当にするために隣に引っ越してきた高校の後輩・山崎とエロゲー作りをすることに。同名小説の漫画化。

    【感想】
    普通にドタバタ青春オタク漫画として面白かった。「げんしけん」みたいな感じ。

    エロゲーの資料として山崎に渡されたロリコン画像によって、ロリコンに開眼(?)してしまった佐藤が、小学校の前で少女たちを盗撮している自分の姿を山崎に撮らせようとするシー

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    2011年06月26日
  • NHKにようこそ! 2巻

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    ネタバレ

    【概要・粗筋】
    佐藤の母親の前でカップルを演じる佐藤と岬を描く第六話「モラトリアムにようこそ!」から、柏先輩を元気づけるために参加したオフ会の顛末を描く第十話「天国にようこそ!」を収録。

    【感想】
    笑えることは笑える。ただ、人物描写が浅くて登場人物に魅力がない。例えば、小学生のときに初恋で手ひどい目にあっただけで、女性に復讐を誓いレイパー仮面に山崎や、柏を含むオフ会のメンバーが軽々と当初の目的を捨ててしまうところなど。だから、この巻はただ笑えるというだけだった(一巻の方がさらに笑えたけれど)。

    第六話の岬は可愛かった。

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    2011年06月26日
  • NHKにようこそ! 3巻

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    ネタバレ

    【概要・粗筋】
    佐藤がMMORPGにどっぷりはまる第十一話「オンラインにようこそ!」から、マルチ商法に騙された佐藤を岬は救うつもりがミイラ取りがミイラになってしまう第十五話「ルフランにようこそ!」を収録。

    【感想】
    前巻で岬が佐藤にまとわりつく理由が幾分か明らかにされたけれど、この巻では岬のネジが何本か抜けているダメ人間ぶりが発揮されている。山崎の云う通り佐藤と岬はお似合い。

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    2011年06月26日
  • NHKにようこそ! 4巻

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    ネタバレ

    【概要・粗筋】
    つきまとう岬に100万の借金に苦しむ佐藤と農業を継ぐために実家に戻らなければならない山崎の二人が自棄になる第十六話「絶望にようこそ!」から、佐藤が自分のダメ人間っぷりに絶望して死ぬ決意をした第二十話「星空にようこそ!」を収録。

    【感想】
    自殺オフ会を最後に柏先輩は出てこないかと思ったら、しつこくこの巻でも登場する。もっとも、佐藤をどん底に落とすためだけの登場という感じで、いなくてもよいような。

    第十九話「キミシネにようこそ!」冒頭(120P)の「この子は心が弱いんだ!!」という佐藤のセリフは、まさにその通り過ぎておかしかった。

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    2011年06月26日
  • NHKにようこそ! 5巻

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    ネタバレ

    【概要・粗筋】
    佐藤と山崎が脱法ドラックでラリって幻覚を見る第二十一話「桃源郷にようこそ!」から、佐藤が実家に戻った後の岬や山崎らのエピソードを描く第二十五話「ネクストステージにようこそ!」を収録。

    【感想】
    第二十一話の脱法ドラックで佐藤らが見る幻覚が、まずおかしかった。そして、しっかり生きようと決意したにもかかわらず、結局すぐに逃げ出してしまう佐藤と岬に共感した。

    東京での佐藤は踏んだり蹴ったりで散々な目に遭ってきたけれど、あくまでコミカルに描かれていたから、笑えていられた。だけど、この巻では袋小路にはまって抜け出せなくなってる佐藤の姿がシリアスに描かれていて、その移行は違和感

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    2011年06月26日
  • NHKにようこそ! 6巻

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    ネタバレ

    【概要・粗筋】
    岬を天使であると考え、妄想の岬に囚われる佐藤を描く第二十六話「渡り鳥にようこそ!」から、別居をし始めた柏の部屋に泊めて貰った佐藤だが、相変わらず苦悩をし続ける第三十話「シャッフルにようこそ!」を収録。

    【感想】
    前巻の感じから一気にシリアス路線に移行するかと思いきや、各話のオチはコミカルなどんでん返しというかんじで、シリアスとコミカル両面。コミカルだけどさほど笑えないという意味で、私はどっちつかずで中途半端に印象を持った。加え、この巻は電波色が強まって、内容について行けなかった。

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    2011年06月26日
  • NHKにようこそ! 1巻

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    1巻だからまだ何の話なのかよく分かりませんでした。
    行動力のあるバカはやっかいだな的な話なのでしょうか?
    2巻へ期待

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    2011年01月09日