滝本竜彦のレビュー一覧

  • 新NHKにようこそ!

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    最近本を読んでいなかった
    あんまり重たい本は読みたくないと思って、本屋に行くと、昔見たアニメの新作が本になって出ていた
    これだと気軽に読めそうだし、手に取ってみた

    読みやすく、かつ適度な緊張感もあって面白かった
    アニメの雰囲気や終り方を台無しにする事なく、かといって無難な展開になることも無く、綺麗にストーリーが進んで行った

    麻薬に関して、それが当たり前のようにストーリーが進んでいるのがびっくりだった
    作者は吸ってたのか!?

    とにかく、あのアニメの独特の雰囲気を保ったままかつ挑戦的な題材で、面白かった

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    2025年02月25日
  • 新NHKにようこそ!

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     岬ちゃんのカウンセリングから20年、この時間は佐藤君に何をもたらしたのか。

     デジタルガジェットの進化は引きこもりの闇をさらに深い混沌に引き込んだ。

     20年の間に佐藤君はスマホにVRゴーグルを手に入れ、エロ動画を漁る毎日。
     ドラッグはネットで手に入り、承認欲求を求めて闇深の動画を情報の海に投棄する。

     
     佐藤君と山崎でタッグを組んで催眠音声動画作成に取り組み、
     先輩は自撮りエロ動画をせっせとポルノサイトに登校する。
     そして、不登校少女の岬ちゃんは相変わらずカウンセリングと称して佐藤君を夜の公園に呼び出す。

     ただひたすら、この毎日を続けていたい。
     続編ではない、このメンバ

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    2024年11月22日
  • 新NHKにようこそ!

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    前作の「NHKにようこそ!」を読んだ自分にとっては懐かしくなるような描写がありつつ、現代にマッチした内容になっているので改めて楽しく読めました。
    事態を良くしたいのになかなかそうならない佐藤君の心理描写が相変わらず突き刺さった。

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    2024年10月27日
  • NHKにようこそ!

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    とても面白く読めました。ただのロリコンひきこもりニートのギャグ小説というわけではなく、ひきこもりの実態や家庭環境の悩み、自殺など社会的な問題も含まれていて、少しほっこりする部分もあり、良かったです。佐藤に対する山崎の対応が段々と雑になっていく様子が特に笑いました。

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    2024年06月27日
  • ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

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    非常に物語的だった。その辺から人間を拾ってきて、箱に〈限りなく死に近いもの〉と共に投げ入れてどうなるかという実験的な感じ。そんな無関係な人達があがくのがたまらなくエンタメ性があり、幸せだ。人間どうでもいい派のみんなは読むといいです。

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    2024年03月25日
  • NHKにようこそ!

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    結局のところオタクってみんな中原岬ちゃんに出会いたいだけだから。空から翼の生えた女の子が降りてきてほしいだけだから。

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    2024年02月14日
  • NHKにようこそ!

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    ☆4.5 実在する生なましさ
     『鬱の本』を読んだら、『NHKにようこそ!』に共感した、救はれたといふ人がをり、また作者の滝本氏もすごい文章を書いてゐたので、読んでみた。

     饒舌なモノローグ文体がつづくが、テンポとリズムがよくて読みやすい。展開もご都合主義だけど、気にならない。主人公はお先真っ暗と思うてるんやけど、文体が陽気。

     隣の部屋のアニソンがおジャ魔女どれみだったり、主人公がナディア世代だったり、滝本の実体験だらう。だからこそ、ひきこもりを自虐的におもしろ可笑しく書けるのだらう。
     主人公も山崎もみんな表現に生なましさがある。私も大学時代の人間関係を思ひ出した。

     なにより凄みが

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    2024年09月20日
  • NHKにようこそ!

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    ネタバレ

    確か新聞で紹介されてて知った本。2002年発行と意外と古い本だった。なので、表紙が違ってて残念。確かにこの頃引きこもりは流行っていた。私が勤めたとこでも引きこもり対策をやっていたのに、3年後にはもう下火だったもんな。移り変わりの早さよ。しかし、今や私も立派な引きこもり。夢がかなったわ。すごいポップな口語で書かれてて、奇しくもちょうど前に読んでた「嫌いなら呼ぶなよ」と一緒の感じ。なら、これも純文学なのか。全然聞いたことない初読みの作家さんだったのと、あとがきで自分のことのようで恥ずかしいと書いてあったので、生きてるか心配になって珍しく調べちゃった。生きてて良かった。しかし、今も苦しんで引きこもっ

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    2023年08月29日
  • ライト・ノベル

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    4.2
    訳わからない展開。でも結末はまさかという。題名そして内容全てが伏線だったのか!となってしまう。これまでの滝本作品とは一線を画している。

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    2019年07月17日
  • NHKにようこそ!

    e3

    購入済み

    立ち上がるリアリズム

     主人公は割と普通にいる感じの青年。統失的なネガティブ思考が少々目立つものの、こういう人間はいる。多くの人が自分の中にも大なり小なり見いだせる存在だと思う。
     ヒロイン(?)の岬ちゃんは、どこか捉えどころのない少女。とはいえその実、最後まで読んでしまえば、分かりやすい設定の「(境遇は特殊で哀れではあるが)普通の少女」でしかない。しかし、主人公の岬ちゃん(と他者)に対する興味の無さが、岬ちゃんを不思議少女に仕立て上げている。
     主人公のありようはどこまでも臆病かつ現実的で、岬ちゃんというヒロイン候補がラノベ的なイベントアプローチをしかけてきても全くなびかず、ただただひきこもるばかり。自分から

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    2019年03月23日
  • 超人計画

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    「21世紀の太宰治」こと滝本竜彦のエッセイ。イタすぎて面白い。馬鹿さ加減に愕然としながらも時折ハッとさせられ、ダメさ加減に我が身をも投影する。
    ある意味でレイちゃんの純愛物語ともとれる本作、エッセイなので何か特別なオチがあるというわけでもなく、ちょっと尻切れとんぼで終わるのが気になった。まあエッセイなので、作者が生き続ける限り超人ロードは続いていくのだものな。これはこれでいいのかも?
    キノコの話ら辺が一番面白かった。
    ちなみに作中の、バリ島でキノコオムレツを食べてパニック障害になった「滝本さんが尊敬するあるアーティスト」とはおそらく大槻ケンヂだと思われる。

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    2019年02月19日
  • NHKにようこそ!

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    個人的には結構好きなタイプ。
    あと、岬もwww.

    シャブ中引きこもりニートが、
    ロリコンキモヲタシャブ中ニートになり
    シャブ中引きこもりになり、
    ただの引きこもりになる話www.

    自分が経験のない世界ではあるが、どこか親近感は湧くし、
    所詮、考えてることはみんな同じなんじゃないかなーと感じさせられた。

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    2017年01月09日
  • NHKにようこそ!

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    ネタバレ

    「死のう、もう死のう。しかし俺は死なない。なぜならば、今日は天気がいいからだ。」(p46)
     この軽々しく死のうと思って、すぐに撤回する感覚は、私にはすっと馴染んできました。「あー死にたい」とか思った直後に、「でも死ななきゃならんほど何か具体的な苦しみがあるのか?いや無いよなあ」となるんですね。
    「自分を苦しめている仮想敵。それがNHKの本質だ。」(p303)
     自分の中で発生増殖する、漠然とした苦悩。それを仮想敵として名付けるというのは、つまりそれを何らかの実体として見たいということ。実体としての敵がいれば、まだ戦ったり、逃げたり、恨んだりができるから。でも、そんなものは実体としては存在しな

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    2016年09月27日
  • NHKにようこそ!

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    大学を1年目で中退して、以来4年間引きこもりしている25歳男の話。なぜか、こういう話だと綺麗な女性と知り合いになるという展開になるんですが、案の定という感じ。途中ダレたけど、最後の方は結構面白かった。

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    2014年12月23日
  • NHKにようこそ!

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    ひきこもりと不遇の悲観少女の苦しみながらもがく日々。チェーンソー男の代わりのNHK、「ネガティブハッピー」の発展版といった感じ。自分を守るために他人を見下さなければ生きてゆけない辛さ、そんな自分に絶望する心理、とてもよくわかる

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    2014年10月22日
  • ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

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    【本の内容】
    「ごめんなさい。やっぱり私はあいつと戦います」

    平凡な高校生・山本陽介の前に現れたセーラー服の美少女・雪崎絵理。

    彼女が夜な夜な戦うのは、チェーンソーを振り回す不死身の男。

    何のために戦っているのかわからない。

    が、とにかく奴を倒さなければ世界に希望はない。

    目的のない青春の日々を“チェーンソー男”との戦いに消費していく陽介と絵理。

    日常と非日常の狭間の中、次第に距離が近づきつつあった二人に迫る、別れ、そして最終決戦。

    次世代文学の旗手・滝本竜彦のデビュー作、待望の文庫化。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    普通の生活を送る高校生・山本陽介。

    友達が死んだり、期

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    2014年08月27日
  • NHKにようこそ! 8巻

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    ひきこもりの他、身近なダーティな問題を題材にしていて、自身も何個かというか間接的な物も含めるとほぼ全部経験もある話なので読んでると心に突き刺さるものがある。けど面白い。最後は割りとハッピーエンド 2013.12

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    2013年12月08日
  • NHKにようこそ!

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    漫画版を読んで「これは面白い」と思って原作を買いました。マンガを読んでいた分、頭の中で風景やキャラクターの描写がしやすかった。途中休憩しながら読んでいたけれど、一回も読み返すことなく読めた(ごめん。一回だけあった)

    どうしても感想として、この言葉だけ書きたかった。

    「おまいは俺か」

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    2013年07月22日
  • ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

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    全体的に不思議な雰囲気だったものの、きっちりとまとめられていた。
    平凡な人生を歩むことについての主人公の心情に共感できた。

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    2013年03月15日
  • NHKにようこそ!

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    私自身、大学時代は引きこもっていた。主人公の心情はリアルに感じ取れる。引き込まれる。
    この作品を読んで、現実世界の引きこもりは、「現実世界に岬ちゃんはいない」と嘆くかもしれない。しかしそもそも、主人公の社会復帰は、岬ちゃんの力によるものではない。それは、主人公自身の努力によるものだ。
    むしろ、物語において最後に救われるのは、岬ちゃんである。この物語が絶望的だとすれば、現実に存在する岬ちゃんは、主人公のような人物を見つけられないであろうこと。なぜなら彼は引きこもりだからだ。

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    2012年11月26日