滝本竜彦のレビュー一覧
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ネタバレ「死のう、もう死のう。しかし俺は死なない。なぜならば、今日は天気がいいからだ。」(p46)
この軽々しく死のうと思って、すぐに撤回する感覚は、私にはすっと馴染んできました。「あー死にたい」とか思った直後に、「でも死ななきゃならんほど何か具体的な苦しみがあるのか?いや無いよなあ」となるんですね。
「自分を苦しめている仮想敵。それがNHKの本質だ。」(p303)
自分の中で発生増殖する、漠然とした苦悩。それを仮想敵として名付けるというのは、つまりそれを何らかの実体として見たいということ。実体としての敵がいれば、まだ戦ったり、逃げたり、恨んだりができるから。でも、そんなものは実体としては存在しな -
Posted by ブクログ
自分が初めて見た深夜アニメの原作なので、ワクワクしながら読みました。
主人公の佐藤は引きこもりのプロフェッショナルで、
引きこもりを脱するために奮闘するも、すぐに折れて鬱な思考に陥る、
その自虐的な文章がとても笑えて、吹き出してしまいました。
この作品は恋愛モノで、岬ちゃんという18歳の女の子がおり、
佐藤の引きこもりを抜け出させるため積極的にアプローチします。
当初は、
主人公が受け身となり、ライトノベルのような展開になるのかな、自分はライトノベルが好きだからそれでもいいやと思っていましたが、
物語が進むにつれて、どうやら岬ちゃんにも事情があり、
岬ちゃんが主人公になってもおかしくない -
Posted by ブクログ
ストーリー:9 画力:7 魅力:8 デザイン:8 構成:8 表現力:8 独創性:9 熱中度:9 センス:8 感動:8 総合:82
確か全2巻で、元々の原作が文庫であったと思います
僕はあまり活字をあまり読まないので、読んだのはこちらの漫画版の方です
原作が好きな人がどう感じるかは、原作を読んでないので僕はわかりませんが、漫画だけ読んだ感じではそれなりには面白かったです
他にも言える漫画はいっぱいありますが、面白いと言っても印象に残るかどうか、所持しておきたいかどうかなど、やぱり一流の国民的人気漫画たち(例としてワンピースなど)に比べると多少劣ります
まあ、それはこの漫画だけに言えるわけではな -
Posted by ブクログ
【激しいネタバレを含みます。】
アニメから入って、アニメがすごく気に入ったので原作を読んでみたんだけど、期待していただけにちょっと残念だったかな。
一応、学校にもちゃんと行ってるけど必要以上に他者と交流をもってない「実質的引きこもり」にとって、アニメ版の佐藤の心理描写はすごく共感できたから好きだっていうのがあったんだけど、漫画版は当初の「引きこもり」というテーマから少し離れてしまった感じが否めない。これはこれで好きなんだけど。アニメ版の構成のうまさを再認識させられた。
作品後半は妄想や幻覚のシーンが非常に多く、ぱって読んだだけだと内容を理解するだけでも大変だった。そういう意味でも重い。
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