滝本竜彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレおもしろかった。
伏線がしっかり張られたライトノベルのような展開のよさと、勢いがあって読みやすいのに、不思議としっかりとした筆致。のめり込んで読んだ。
特に印象的だった場面は、
・ロリコンエロ画像収集にのめり込み、小学生の盗撮を行おうとするあたり。気持ち悪さが振り切れてていい
・ドラッグの描写。トリップしている中でその前章で書かなかったデートを描き、さらに飛躍をする構成は見事
あとがきにもあるが、作者の実体験が折り込まれてるからこそ、こんなにも生々しさが滲んでいるのだろう。ただのエンタメとしてもおもしろいけど、人物の心理に感情移入できる強度がある。おもしろかった。 -
購入済み
おススメです
アニメから入り、漫画版も気になって購入しました。
佐藤がダメすぎて読んでいて、面白いけど「しっかりしろよー」と言いたくなる(笑)
基本コメディなだけに、重いテーマが来ると余計にその落差で心にきます。
おススメです! -
Posted by ブクログ
ネタバレ燃えるだけが戦いじゃない。
『NHKにようこそ!』で有名な小説家、滝本竜彦のデビュー作。
非常に面白かった。滝本竜彦はエッセイのみを読んだことはあるが、随分と破滅的な駄目人間という印象だった。この小説を読み終わった後もその印象は変わらなかったが、小説家としての手腕に関しては舌を巻いた。こういう小説は若い時にしか書けない。若い時にしか書けないものを、ありのままに書いている。その真っ直ぐな素直さと透明感のある世界観が非常に優れていた。荒唐無稽なことは問題なのではない。あまりにも素直な小説であることが、重要なのだ。
あらすじ
山本陽介は下宿で一人暮らしをしている高校生である。ある日、気紛れ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」「NHKにようこそ!」で人気を博し、その後どこかに消え入り沈黙を続けた滝本竜彦が、「僕のエア」で復活を遂げて早半年。
ついに新版かつ真版「ムーの少年」が発売された。
2004年に「野生時代」で連載されていたものからは、大きく修正されているとか、いないとか。
当時まだ小学6年生だった僕は、滝本竜彦という作家を存じ上げていなかった。
中一になり、児童書と講談社ノベルスしか読まなかった捻くれ者の僕は、やっと角川文庫の「ネガティブ――」に出合った。
だから残念なことに、「野生時代」で連載された「ムーの少年」を僕は知らない。
(ファウストは手に入れたから「EC -
Posted by ブクログ
二巻完結。個人的にはもっとじっくりゆっくり話を進めてほしかったです。原作は素晴らしく、絵的にも大好きなので。
二巻完結な為、少々話の進み具合に「?」と感じつつも面白かったです!!というより、絵柄が素晴らし過ぎました!!この漫画を読んで佐伯淳一氏が好きになりましたよ。
しかし絵理ちゃんの変わりっぷりが…。すごく可愛いコですね、絵理ちゃん。途中、登場シーンが少ない話があったのですがその時に絵理ちゃんが登場した時は「(´д`*)」て顔になりました←
絵理ちゃんが手紙で山本に告白するシーンは、ハンパなくキュンとキました///∀///
佐伯淳一氏の漫画は、にじみ出るエロスな感じでパンチラ回数が異様に多い -
Posted by ブクログ
作品に特に思い入れはないのだけれども、この作品を巡って起きた色々は、感慨深いものが多い。
私がこの作品を読んでいるという事実だけで、かなりの『萌』要素だったらしい。
正直迷惑な話でもあり、ここに登場しうるキャラクターを私が持っているというのは、なんかだ不思議な感じだった。
ただ、最終巻を読み終わり、私が岬に似ていると言われていたのが、すごくよくわかった。
それに勘づいていた人を普通に尊敬してしまった。
「最高の幸せを自分で捨てる」
これだな。これを求めて私はずっとこうして来たんだなと、なんというか、喪失感を持った。
「僕にも岬ちゃんが現れないか待っています」と、いう人がいたが、私も佐藤君を捜し