いぬじゅんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
現在5作あるいぬじゅんさんの冬シリーズは累計28万部を突破したらしい。この本は2024年発行だから、現在はまだ部数を伸ばしているのでしょう。
なんなんだろう?と思って何作か読んでいます。
全作、死についての物語です。
物語の最初から半分くらいまでは、登場人物達に不安感を持ちます。
この話はどこへいくのか?というような。
正直なところ、おばさんには少し気持ち悪い人達がごろごろ出てきます。
その中でヒロインが、静かに正当な生き方へと軌道修正していきます。
ある種のシンデレラストーリーなのかなと思います。
幸せな人の中の不幸な話、
少女の頃、今の自分に襲いかかる不幸を空想する感じ。
女子 -
Posted by ブクログ
2019年第8回静岡書店大賞
現在静岡県にお住まいだそうです。
中高生から若い女性に人気の高い作家、いぬじゅん。
本作もまた「死」をテーマに据えながら、不幸を引きずらせることなく、物語の中にきちんと救いを用意している。
病気や不倫、事故といった重い題材を、ここまでファンタジーとして描くことに戸惑いを覚える読者もいるかもしれない。(私ね)
しかし一方で、社会派の重厚な小説ばかりを読み続けていては、読書体力がもたないのも事実。
現実に悩みを抱える若い女性たちにとって、
「世界はまだ優しいかもしれない」と思わせてくれる物語は、確かに救いになりますね。
その役割を担っていることこそが、いぬじゅん -
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Posted by ブクログ
ポプラ文庫ピュアフルから刊行された、いぬじゅん『いつかの冬、終わらない君へ』。
児童文学から一般文芸へと移る過程にあるこのレーベルにふさわしい。
優しさと切なさ、現実と少しの奇跡が静かに溶け合う冬の物語。
「私は冬に嫌われている」――主人公の女性のそんなつぶやきから、物語は始まる。
編集者を目指し出版社で働く彼女は、かつて親友を事故で亡くし、その原因が「直前の喧嘩」にあったのではないかと、自責の念を抱き続けている。
母親との間にも距離があり、「言葉にできない想い」を抱えたまま家族関係にも確執がある。
仕事では編集者としての指導や挫折に悩み、心が折れかけたとき―彼女の前に現れる、ひとりの青年。 -
Posted by ブクログ
1話め 仕事でパワハラセクハラを受け入れて心が壊れかけてた女性
2話め 離婚の危機に右往左往してた壮年男性
3話め 家族のありかたに戸惑い感情を抑えてる女の子
それぞれに不眠を抱え
夜だけ営業する夜喫茶「逢」の店主、斗羽と常連さんたちに話をきいてもらい前に進むきっかけをもらう
が、4話めだけがなんだか、読者をおいていかれる感じがした
旅に出た恋人を3年待ち続ける店主 斗羽、 それを婚約者に振られた青年と1話めにでてきた女性と常連さんたちで協力しあい二人を会わせようとする
感動的な再会を演出している感が否めなくて⋯感動できず
夜だけの喫茶店どこかにあるかもしれない
だけど常連さ -
Posted by ブクログ
ネタバレ構成が面白かったです。この人物は、もう一方のサイドの誰なのか、予想しながら読むのが楽しくて、すらすら読めました。
中高生の友情や恋模様も描かれているのですが、まっすぐで、真摯で、まぶしかった。
三年前の事件の犯人の背景の書き方があっさりしていて、あまり腑に落ちませんでした。再読すれば感じ方も違うかもしれませんが、犯人の持っている二面性のギャップが、説明がつかないというか、うまく埋まらない感覚です。
この物語の、裏の主人公はわん君だと思うので、犯人の描写はあまり重要ではないとも思いますが、個人的にはすっきりしませんでした。
あと柊先生のことももうちょっと知りたかった。
読後感としては、伏線