いぬじゅんのレビュー一覧

  • あの冬、なくした恋を探して

    Posted by ブクログ

    有料老人ホームに勤める主人公の河島玲奈は、高校時代に付き合っていた剣崎翔が突然の事故により悲劇的な別れとなり、10年仕事一筋で生きています。そんなある日、同じ職場の親友である東涼香に、同じく親友の吉田素子とともに、無理やり婚活パーティーに連れて行かれます。そのパーティー会場で容姿端麗のハルと出会い、性格がブスと言われて、性格を変えてあげると言われます。ハルから渡されたのがクロネコのぬいぐるみの格好をしたAIロボットのクロスケ。クロスケとの生活で、玲奈が変わっていきます。昔の彼のことが忘れられずに、肩肘を張って何事もうまく行かず、前に進めない玲奈が、幸せを見つけるお話です。箍を外して考え行動することで、人生が変わることのメッセージが込められています。

    0
    2021年01月18日
  • 私たちは失いながら生きている

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「人は一人で勝手に助かるだけ」(『化物語』忍野メメ)

    海底から水面に上昇する過程においては、確かに他人の救いが必要だと思う。
    溺れてる人間に空の飛び方を教えても仕方がない。
    まず息が出来るように(自分で考えられるように)助けてあげたい、そこは同意。
    そして、水面から空中に飛び出す時は自力で。そこも同意。

    しかし…しかしだ。
    ラストの羽音は、聖人に依存しているのではないのか?
    あれだけ羽音も依存に警戒してたのに…。

    最初の羽音と、ラストの羽音、一体何が変わったんだろうか?
    どう成長したんだろう?
    確かに、自身の弱さを自覚できたと思う。
    自覚した結果、新たな依存先を見付けたのか?
    同じことの繰り返しではないか?

    持論になってしまうけど、
    自身の心の傷が他人によって癒されることはないと考える。
    癒すには自分と向き合うしかない。
    何故傷付いたのか、何を感じているのか、どうしたいのか、答えは自分の中にしかない。
    傷付いた者同士、耳障りの良い言葉で舐め合えば確かに快感だろう。
    時には必要な行為。
    でもそこに溺れてはいけない。
    優しい言葉は、真綿のようにあなたを苦しめる。
    優しい言葉は、本当の問題から目を背けさせる。

    忍への罪はどう考えたんだ?
    確かに、暴露するのは羽音の甘えだと思う。
    とても苦しいが、離れるしかない…。
    でも、その辺の葛藤の深堀りがもっと欲しかった。
    あの描写の少なさだと「逃げ」にしか感じない。

    羽音に、もっと自分と向き合って欲しかった。
    もっと強くなって欲しかった。それほど自分と重ねていた。
    しかし、羽音は人間的に弱くなったようにしか見えなかった。

    でも、それは羽音の選択なので、自分とは無関係です。
    他人の行動に善し悪しなんて付けられないので…。
    ただ、自分はそんな行動はしません。
    私の心を揺さぶってくれたこの本に、感謝です。

    0
    2020年09月03日
  • あの冬、なくした恋を探して

    Posted by ブクログ

    読みやすかった。現在のAIの技術だと不可能な表現だと思うが、クロスケの存在はこれからリアルになって行くのかなと思った。
    ラストシーンはとても良かったと思う

    0
    2020年01月16日
  • いつか、眠りにつく日

    Posted by ブクログ

    内容について、まったく予備知識なしでしたが、面白かったです。

    なんか不自然な所は、最後ではっきりわかります。

    ローカルネタですが、ピンソバ(FM番組)で弾けていた人が書いた小説とは思えません。

    0
    2019年10月17日
  • いつか、眠りにつく日

    Posted by ブクログ

    小説のドラマ化、録画したもの見終わりました。
    主人公蛍が不慮の事故で。。。3つの未練の解消をしないと地縛霊になってしまう。1つずつ未練を探し解消していくと。。。終わり方がキレイでした!
    小説は2冊目もでていたので、読んでみたいと思いました。

    0
    2019年09月07日
  • いつか、眠りにつく日2

    Posted by ブクログ

    同名タイトルの2巻ですが、設定が同じなだけで続きではなく別のお話です。一応、前作から読んだ方が設定の理解が早いと思います。前作同様に案内人のクロが活躍します。
    地縛霊になりかけている高校2年生だった光莉は、同級生だった来斗への思いを残して死にました。案内人のクロや霊感の強い輪に助けられ、延長された成仏までに期限7日間に、自分の未練に向き合います。そして、運命の日の目前に来斗から真実が語られます。

    0
    2019年07月28日
  • いつか、眠りにつく日

    Posted by ブクログ

    今、生きていることは当たり前のことだと思いがちであると思う。そのように考えるのは自然なことだと思う。
    そんな中での生きることは苦しかったり、もどかしくなることが多々あり、自分の思い通りにならないことの方が多い。
    この小説では、家族、友人、異性など、大切な人と離れて初めて分かる想いを、描いていた。死んだ後に、未練を晴らすのは苦しいことだが、気持ちに踏ん切りをつけることという意味では大切なことだと思う。
    そして、生きることの大切さを改めて実感する小説だった。

    0
    2019年06月19日
  • いつか、眠りにつく日

    Posted by ブクログ

    わかっていても、うるっとしてしまう。そしてあとがきに作者が書いていますが、当たり前だけど、「生きてるって、すごいこと」なんだなぁと読み終わると思ってしまいます。作者の方が福祉サービスの関係者ということで、身近に生きることや後悔について触れる機会が多いんでしょうね。

    0
    2017年03月21日
  • 旅の終わりに君がいた

    Posted by ブクログ

    旅を通して、人との出会いや別れの大切さを感じられる物語でした。切なさもありながら、最後には温かい気持ちになれて、読み終わったあともしばらく余韻が残る一冊。

    0
    2026年10月01日
  • 道の果て、朝はまた来る

    Posted by ブクログ

    苦しさや迷いを抱えながらも、それぞれの人生を前に進もうとする姿が印象的。読後、静かに心に残る温かさがあり、「また明日から頑張ろう」と思える一冊。

    0
    2026年10月01日
  • 奈良まちはじまり朝ごはん

    Posted by ブクログ

     奈良のならまちが舞台。
    珍しい小説、幽霊が出てきたりもする。
    メニューのない朝御飯屋での物語。
    主人公が人間味豊かで、ナムという猫をはじめ、登場人物もみな愛らしく、心が温かくなれた。

    0
    2026年09月06日
  • きみの10年分の涙

    Posted by ブクログ

    悩みだらけの中学生の成長と恋模様を描いた青春小説で、先入観というものについて改めて考えさせられると思う作品だった。感動もあり、自分を変えていくおはなしで、心温まった。幼馴染が変わらず接してくれるんのは嬉しいなと感じた。

    0
    2026年08月23日
  • 君のいない世界に、あの日の流星が降る

    Posted by ブクログ

    主人公の好きな人が生き返ることが奇跡なのではなく、その死を受け入れたうえでこの席で前を向いて生きていこうとする主人公の姿が良かった。これは残された者たちが今度どういきていけばいいのか、悲しい過去にいつまでも囚われずに前向きな気持にさせてくれる本だった。

    0
    2026年08月22日
  • 君がくれた物語は、いつか星空に輝く

    Posted by ブクログ

    「ちゃんと自分の気持ちを言葉にして、私の物語を自分の力で描いていきたい」

    まさかな展開に読み進めていくうちに涙が。

    叶人の想いを背負って成長する悠花
    支えてくれる周りの人の優しさも大切な物語だった

    0
    2026年08月24日
  • 猫のにゃ温泉~復讐屋はじめました~

    Posted by ブクログ

    温泉に行きたくなりました。タイトルは物騒だなと思ってましたが猫可愛いです。もふもふ度高め。人間の悩みなんてお猫様の前では些細なこと、なのかもしれません。

    0
    2026年08月19日
  • 君がオーロラを見る夜に

    Posted by ブクログ

    見たいからといって見れるものではない。、たくさんの条件が重なって、現れるオーロラ主人公の純粋な恋と心のの変化と心情とみずみずしい空気感と美しい情景が思い浮かぶ内容でした。

    0
    2026年08月16日
  • この冬、いなくなる君へ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    未来から来た男性が1年ごとに助言をして人を救ったり向き合ったりしながら前に進んでいく話。向き合うことも大事だけどそう上手くいくこともないと感じてしまう。
    篤生が子供であることもそうかなと思った。心も身体も生きていけたらいいな

    0
    2026年08月16日
  • 記憶アパートの坂下さん

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    わかりやすくて、ほんのり温かい気持ちになれる1冊。
    第1章と、第2章が同じような展開だったのが、ちょっと残念だったけど、悪影響を与えた側の醜い言い訳みたいな描写が少なくて、全体的には綺麗な話だったと思う。

    0
    2026年08月15日
  • 猫のにゃ温泉~復讐屋はじめました~

    Posted by ブクログ

    漫画感覚で読みやすい。

    猫らしい復讐だったり愛嬌だったり溢れてて
    「猫の恩返し」のムタさん思い出す。
    なにか疲れたときとか癒しが欲しいなって時によい1冊

    0
    2026年07月31日
  • この冬、いなくなる君へ

    Posted by ブクログ

    恋愛小説が好きな方は読んでみてはどうでしょうか。私は世界一可愛い彼女がいるのでそこまで響きませんでした。

    0
    2026年07月16日