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様々な依存症に苦しむ人々を救う『治し屋本舗』。そこに勤める嶋村羽音は、かつての自分と同じ症状に苛まれる対象専門の治し屋として順調に仕事をこなしていた。そんなある日、社長の鬼塚から命じられた新たな案件の対象者、沢木聖人との出会いにより、重なる過去の自分、そして自分を絶望の底に追い込み完全に克服したはずの【失恋依存症】と再び向き合うことになり――。喪失の果て、最後にあふれる涙! いぬじゅんが満を持して贈る、再生の物語。
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最後まで読むと面白さが見えてく
確かに自分の傷を見なくては、そして自分の思いに頼ってみる事が必要。 失恋の傷がいえずもがき苦しむ主人公の羽音。他人の失恋を癒やすために働きかける。他人を癒やすことで自分が癒やされる事を知る。最後まで読まないと面白さは見えてこない。
#胸キュン #ほのぼの
Posted by ブクログ
「人は一人で勝手に助かるだけ」(『化物語』忍野メメ) 海底から水面に上昇する過程においては、確かに他人の救いが必要だと思う。 溺れてる人間に空の飛び方を教えても仕方がない。 まず息が出来るように(自分で考えられるように)助けてあげたい、そこは同意。 そして、水面から空中に飛び出す時は自力で。そこも...続きを読む同意。 しかし…しかしだ。 ラストの羽音は、聖人に依存しているのではないのか? あれだけ羽音も依存に警戒してたのに…。 最初の羽音と、ラストの羽音、一体何が変わったんだろうか? どう成長したんだろう? 確かに、自身の弱さを自覚できたと思う。 自覚した結果、新たな依存先を見付けたのか? 同じことの繰り返しではないか? 持論になってしまうけど、 自身の心の傷が他人によって癒されることはないと考える。 癒すには自分と向き合うしかない。 何故傷付いたのか、何を感じているのか、どうしたいのか、答えは自分の中にしかない。 傷付いた者同士、耳障りの良い言葉で舐め合えば確かに快感だろう。 時には必要な行為。 でもそこに溺れてはいけない。 優しい言葉は、真綿のようにあなたを苦しめる。 優しい言葉は、本当の問題から目を背けさせる。 忍への罪はどう考えたんだ? 確かに、暴露するのは羽音の甘えだと思う。 とても苦しいが、離れるしかない…。 でも、その辺の葛藤の深堀りがもっと欲しかった。 あの描写の少なさだと「逃げ」にしか感じない。 羽音に、もっと自分と向き合って欲しかった。 もっと強くなって欲しかった。それほど自分と重ねていた。 しかし、羽音は人間的に弱くなったようにしか見えなかった。 でも、それは羽音の選択なので、自分とは無関係です。 他人の行動に善し悪しなんて付けられないので…。 ただ、自分はそんな行動はしません。 私の心を揺さぶってくれたこの本に、感謝です。
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