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Posted by ブクログ
ポプラ文庫ピュアフルから刊行された、いぬじゅん『いつかの冬、終わらない君へ』。
児童文学から一般文芸へと移る過程にあるこのレーベルにふさわしい。
優しさと切なさ、現実と少しの奇跡が静かに溶け合う冬の物語。
「私は冬に嫌われている」――主人公の女性のそんなつぶやきから、物語は始まる。
編集者を目指し出版社で働く彼女は、かつて親友を事故で亡くし、その原因が「直前の喧嘩」にあったのではないかと、自責の念を抱き続けている。
母親との間にも距離があり、「言葉にできない想い」を抱えたまま家族関係にも確執がある。
仕事では編集者としての指導や挫折に悩み、心が折れかけたとき―彼女の前に現れる、ひとりの青年。
彼の導きとともに、自責と喪失の冬を越えて、
親友との記憶を受け入れ、再び自分の言葉で生きる力を取り戻していく。
パターン化された構成の中に、確かな安心と癒し。いぬじゅんさんらしい作品でした。
Posted by ブクログ
冬シリーズが好きになって
手に取った一冊です。
今回はどんなストーリーなんだろう
っていつも楽しみにしながら読んでいます。
柚希が小説の編集者になりたかった理由が
親友の小説に関わりたいからって
本当に大切な目標だと思ったし
いつまでもその親友を大切にして欲しいとも思った。
だけど
その親友が事故にあったなんて
柚希の悲しみは私の想像を越えているんだと思う。
そんな時に青年から声をかけられて
まさかその青年が
柚希の亡くなった双子の兄妹だったとは
思わなかった。
でもその青年がいて
色々なきっかけをくれたから
親友に起きた事実を知ることができたし
幾つかの誤解を解くことができた。
誤解を無くすことは難しいけど
1つでも誤解を減らすために
意固地にならずに
周囲の話しに耳を傾けないとな
と思いました。
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