いぬじゅんのレビュー一覧

  • 夏にいなくなる私と、17歳の君

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    “死の予感が頭から離れない”
    を自分なりに想像してみると
    きっと毎日死の恐怖に襲われるだろうし
    何をするにも希望とかを持てないから
    全てがどうでもよくなるんだろうと思う。

    主人公の詩音も同じだった。

    だけど
    夢ノートの中の1つが叶う度に
    生きたいって思うようになって
    毎日が楽しみになるのって嬉しい。

    命のバトンとか生きるってことを
    沢山考えながら読んだ本でした。

    そして
    森下さんの優しさ凄いなぁ。

    クラスメイトが難病って知ったら
    病名とか体調とか気になるだろうに
    何にも聞かずに
    『心配している人がいるよ』ってこと
    それだけを伝えるんだもん。

    看護師しているからかもしれないけど
    私だ

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    2024年08月12日
  • この恋が、かなうなら

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    ネタバレ

    東京の高校に通う梨沙と
    静岡の高校に通う航汰は
    実は幼少期を一緒に過ごした幼馴染み。

    航汰の引っ越しで離ればなれになってしまって
    それからは1度も再会することなく高校生になった。

    だけど
    ふたり揃ってお互いのことが忘れられなくて
    恋とかに奥手になっていたんだと思う。

    そしたらなんと
    梨沙が静岡の高校に国内交換留学することになって
    ふたりが再会するなんて運命としか思えない。

    別れの日になるまで梨沙は気づかなかったけど
    ふたりが再会できて良かったと思った。

    ❥❥❥❥
    梨沙は友達の顔色を気にして
    思っていることを言えないでいるんだけど
    心の中に閉じ込めたままにするって
    考えただけで苦しくて

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    2024年07月30日
  • 映画みたいな、この恋を

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    2人が最後の最後で結ばれてくれて良かった!ずっと拗らせてる2人の恋がザ・青春ってかんじがしてすごく読むのが楽しかった♪

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    2024年07月22日
  • 君の青が、海にとけるまで

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    心の学びになるような一冊だった。
    胡麦の看護師の仕事を続けるか否かで悩む姿が私の過去に少しばかり重なってまるで自分のことのように感じた作品だった。
    それに胡麦も私と同じ道に進もうとしているのかな?と。
    看護師を辞めて、カウンセリングの方向に進むならば、まるで私だ、と感じてしまう。

    「『思ったようにしていいんだよ』ってずっと言われたかった。たとえ嘘だったとしても誰かがそう言ってくれたなら…」
    人生の中で自分のメンター的な方と出会えるか、出会えないかはその後の人生を大きく左右するような気がする。
    私も過去に長い期間悩んで仕方ない時期があったけれど、今は看護師にならない道を選んできっと良かったと思

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    2024年07月18日
  • この恋は、とどかない

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    まさかの展開に泣きました…。
    恋って何て苦しくて切ないんだろ…
    ヤバいです!
    いぬじゅんさんの本の中で一推しです!

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    2024年07月10日
  • 君の余命が消えぬまに

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    伊吹さんの優しさが泣ける…!!
    とにかく命って尊いんだよ、誰かのことをこれだけ考えられるのはすごいんだよ、ってことが伝わってきました!!

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    2024年07月06日
  • 君の青が、海にとけるまで

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    ネタバレ

    新卒で入った会社を思い出して少し辛くなったけど、『逃げるが勝ち』を自分の判断でできた過去のわたしを超褒めた。甘えじゃなくて守るための逃げはみんな必要だし、逃げた先に人生を変える出会いがあるかもしれないと思うと人生捨てたもんじゃないな

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    2024年04月27日
  • この冬、いなくなる君へ

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    菜摘が周りの人達と向き合い、事件(?)を解決していってすごいなと思ったし
    菜摘が前向きになって良かったなと思った。
    これからも幸せであってほしいなと思いました
    ラストに驚いた!

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    2024年04月26日
  • この冬、いなくなる君へ

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    一言で表すと愛の話。この本が好きで冬シリーズを全部買ってしまったぐらいに好きな一冊。読み進めていくうちに涙してしまう人も少なくないだろう。(私)
    死を回避するために動く主人公に勇気をもらい、主人公を取りまく周りの人々に愛をもらえる。

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    2024年04月05日
  • いつかの冬、終わらない君へ

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    ネタバレ

    冬シリーズが好きになって
    手に取った一冊です。

    今回はどんなストーリーなんだろう
    っていつも楽しみにしながら読んでいます。

    柚希が小説の編集者になりたかった理由が
    親友の小説に関わりたいからって
    本当に大切な目標だと思ったし
    いつまでもその親友を大切にして欲しいとも思った。

    だけど
    その親友が事故にあったなんて
    柚希の悲しみは私の想像を越えているんだと思う。

    そんな時に青年から声をかけられて
    まさかその青年が
    柚希の亡くなった双子の兄妹だったとは
    思わなかった。

    でもその青年がいて
    色々なきっかけをくれたから
    親友に起きた事実を知ることができたし
    幾つかの誤解を解くことができた。

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    2024年03月28日
  • この冬、いなくなる君へ

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    ネタバレ

    毎年冬に篤生に与えられた色々な試練に立ち向かう菜摘の姿にほっとして、また試練にハラハラして、最後の衝撃と真実に愕然として、ラストまで目が離せなかった。篤生と菜摘と江島さんのその後がずっと幸せであってほしい。

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    2024年03月26日
  • この冬、いなくなる君へ 長い嘘が終わる日に

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    ネタバレ

    篤生という不思議な男性に「四年後の冬、君は死ぬ」と予言され、陽葵は様々な想いで連鎖の鎖の色を変えていくのだが、ハラハラ、モヤモヤしながら次の試練はなんだろうと読み進めていくうちに、一気読み!そしてラストの真実には驚かされた。切なすぎて涙が止まらない。

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    2024年03月14日
  • あの冬、なくした恋を探して

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    この本は「幸せになってはいけない人はいない」ということを伝えたいのだと思いました。最後はまさか!?の展開で感動。
    主人公の玲菜は婚活パーティーで出会ったハルから突然「性格がブスだ」といわれる。このままでは未来は真っ黒。そんな玲菜を正しい色にするために渡されたのは猫のぬいぐるみ、クロスケだった。
    この本の主人公の玲菜はかつて、恋人と衝撃的な別れをしていた...
    幸せになりたい人に読んでほしいです。

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    2024年03月09日
  • 今夜、きみの声が聴こえる

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    とても読みやすく、それでいて心にしみる。
    いぬじゅんさんさすがだなと思う。
    せつないけどあたたかいお話だった。

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    2024年03月07日
  • 映画みたいな、この恋を

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    静岡県西部が舞台、ロマンチックな恋愛小説かと思ったらちゃんと映画の話だった。
    2人が好き合ってるけど、一定の距離を保ってて、それでもお互いに相手を大切にしている所がよかった。

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    2024年03月01日
  • この冬、いなくなる君へ

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    ちょうど心が疲弊してたときに読んでいた本です。
    心がすり減っていく描写が上手いので、読んでてのめり込んじゃう。自分の気持ちを上手く言語化してもらったように感じていました。
    精神的なものって見ないふりして自分で蓋しちゃうと中でどんどんダメになって取り返しがつかなくなっちゃうから、時分の心と向き合うのってすごく大切なことだよね。それが、しんどいし、それが1番難しいことなんだけどね。
    この本を読んで少しでも救われる人がいるといいなと思います。

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    2024年02月22日
  • あの冬、なくした恋を探して

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    ネタバレ

    大切な人を突然失ったら
    恋愛に積極的になれないのは想像できる。

    それに対して
    過去をいつまでも引き摺らないで
    これからの幸せを考えなさい
    新しい恋をしたらいいのに
    大切な人の為にも幸せにならないと
    っていうフレーズをよく聞く。

    確かにそうだよなぁと思うけど
    そんな簡単なことじゃないとも思う。

    だから主人公:玲奈の気持ちはよく分かる。

    突然の事故で大切な人を失ったから
    ずっと忘れられないし
    次の恋には中々進めないよ。

    そんな時に婚活パーティで
    ハルと出会って「性格がブスだ」と言われる。

    初対面でどんな出会いだって
    思わずツッコミ入れたよね。

    そこからハルに提案されて
    AIクロネコの

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    2024年02月20日
  • 君がくれた物語は、いつか星空に輝く

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    短編を読み終わったあとに本編が始まる構成が面白い。
    色々な要素が組み合わさって物語が進んでいくので頭を整理させながら読み進めました。
    悠花の成長や叶人の想い、日葵の強さと優太の優しさ。すごくよかった(*´ω`*)
    小説の中で起きる出来事が現実でも起こってくれないかな〜って私自身よく思うし、現実逃避したい時に本の世界に逃げ込んだりもしちゃうから悠花の気持ちはよくわかるなぁ。
    私も雨星に出逢ってみたい☆。.:*・゜

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    2024年02月06日
  • 今夜、きみの声が聴こえる

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    いぬじゅんさんの本はよく見るけど、これはトップクラスで感動しました。ラジオから出る声とかへぇ~と思いながら読みました。

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    2024年02月03日
  • 君の青が、海にとけるまで

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    ネタバレ

    看護師が医療ミスをきっかけに休職を余儀なくされる。

    抑鬱で数ヶ月の休職を経験しているので
    とても他人事とは思えなくて
    迷うことなく手に取った1冊でした。

    休職をしてどん底にいた胡麦が
    SESTAというカフェを紹介されて
    カンセリングを受けたり
    ボランティアとして働きながら
    他のスタッフと関わることで
    少しずつ元気になっていく。

    抑鬱状態から回復するのって
    本当に一筋縄じゃいかないし
    何をきっかけに回復していくかも
    人それぞれで正解はないと思う。

    私も休職している間に実感したけど
    細々でも誰かと関わるって本当に大切。

    休息が大切なのは勿論なんだけど
    人と関わることで
    凝り固まった価値観

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    2024年01月22日