いぬじゅんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ同期とはあまり気が合わない、後輩には見下されてる、上司には理不尽に思うことまでフロア内で怒鳴られる
それは仕事をしたくなくなるし、その先を考えちゃうよね
そこに火事が起きて助けてくれた不思議な人
毎年12月に死期がやってくる、それを乗り越えろなんて意味不明だ
でもその通りになっていく、結婚詐欺自殺未遂、不倫心中、お母さんの脳梗塞、お父さんのガン、途中からは自分の気持ちを伝えられたり好きな人と結ばれたりとかあったけど
不思議な人の正体は実は変わる前のは未来の自分の息子
お母さんを助けたくて自らの生命と引き換えに過去に来てお母さんの心を守ってた
最大の親孝行だ
その親孝行に負けない母の思いは素晴ら -
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Posted by ブクログ
先日、「まほろ駅前多田便利軒」 を読み終えてしまったばかりで、それをカバンに入れたまま出張に出てしまった。
うぅ、新幹線内で読む本が無い!ってんで急遽、MayOneの谷島屋さんに駆け込んで1冊買ってきたのがこれ。
谷島屋さんお勧め、みたいな事が書いてあったけど 作家のいぬじゅんさんとか全然知らんし。
で、読み進めると、あらら? 浜松が舞台になってるんだね。
あらら? いぬじゅんさんって浜松在住の作家さんなのね。
だから、お勧めだったのか。。。
新卒で社会人1年目の女の子が主人公。
介護の仕事をやりたくて夢を見て就職するも、出社初日にいきなり希望職種以外の配属先を言い渡され、しぶしぶ仕事を始 -
Posted by ブクログ
ネタバレいちばんの願いごとは、いつだって叶わない。子どもの頃からそうだった。そんなトラウマをもっているから、夢にもふみきれない。だって、きっとだめになるってわかっているから。自分の本当の気持ちを口にして、それで友達との関係がぎくしゃくするのが嫌で、それまで何でも話せていた友達にも、何も話せなくなってしまう。これまでは、そうすることで、うまくいくって信じていた。でも今は、そんな自分が悲しくて腹立たしくて、情けない。
二か月間の交換留学生として、静岡県の浜名湖高校に通うことになった主人公の梨沙は、そこで出会った人たちと過ごすうちに、少しずつ少しずつ変わっていって…。
中学生に薦められて読んだケータイ小 -
Posted by ブクログ
幻想的な表紙が目に止まり購入。偶然、深夜特急で同じ部屋になった5人。それぞれが悩みを抱えながら、目的地を目指す。
深夜特急という言葉だけで、旅好きには嬉しくなります。
閉ざされた空間の中でオリエンタル急行のような事件は起きませんが、お互いの悩みを打ち明けていく。
ゲイの健太の存在が、森沢明夫さんの「大事なことほど小声でささやく」に登場するゲイのマスターに似ているなと思いました。
悩みの大きさなんて人それぞれ。
大切なのは、向き合うか向き合わないか。
一期一会の出会いだからこそ、話せることもある。
家族だからこそ、話せないこともある。
話としては面白かったですが、心にストンと落ちるまで惹 -