あらすじ
本当に大好きだった。君との恋が永遠に続くと思っていたのに――。廃部間近の園芸部で出会った僕と風花。花が咲くように柔らかく笑う風花との出会いは運命だった。春夏秋と季節は巡り、僕らは恋に落ちる。けれど幸せは長くは続かない。僕の身体を病が蝕んでいたから…。切なくて儚い恋。しかし悲恋の結末にはとある“秘密”が隠されていて――。恋愛小説の名手、いぬじゅん×櫻いいよが男女の視点を交互に描く、感動と希望に満ち溢れた純愛小説。
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Posted by ブクログ
最後は衝撃的な結末だったので読み始めたら絶対最後まで読んでほしいです!最初は些細な出来事で出会ったふたりが恋に落ちていく。そんな時に主人公の病気が分かってとても切なかった。大好きな二人の作家のコラボだったので神でした。
Posted by ブクログ
生きることの大切さを学んだ。
大切な人を悲しませないために選択した事でも相手にとっては本当の事を言って欲しい時もあるだろうから難しいなと思った。
大切な人と花で繋がり、花で前向きに歩いて行く、大切な人との繋がりは無限大だなと思った。
月ごとに時間の流れが描かれているので分かりやすかったし、余命が近づいていることが主人公の気持ちになって読むことが出来た感動する1冊。
二度読んで分かる作品!
考察系などが好きな人は買うべきだと思います。
2回も作品を読むことがない方は他のレビューでもありましたがスッキリしなくて訳がわからないのでおすすめしません。かなり難しかったので表現に注意して読むといいと思います。 一度読んだだけでは本当にわからなかったです。内容が理解できてわかれば感動する話です。
わたしも他のレビューの方と同じでメモを取ったり考察をしてみましたが、考察は好きなので楽しかったです。
Posted by ブクログ
一度で理解するのが難しく、2回目にメモ取りながら読んで、やっと理解できました。偶数の月が兄(鈴木和真)の目線から見た、兄と風花の恋愛である一方、奇数の月が風花から見た、弟(鈴木文哉)と風花の恋愛という形になっていた。
兄が別れた理由は、自身が死ぬ前に別れることで、風花に兄自身を忘れてもらい、前に進んで欲しかったから。一方弟が忘れた理由は、兄に風花のことを頼まれたにも関わらず、自分が風花と付き合うことで、風花に兄のことを忘れて欲しくなかったから。
初めて恋愛小説で苦戦しました。
Posted by ブクログ
色々学ぶことが多くてとても面白かったし、感動したんですけど、最後の方、よくわかんなくなってしまいました。だれかどういうことか教えてくれませんか? 読解力が足りないみたいで汗
Posted by ブクログ
アネモネという花を起点に描かれる物語。
自分の保身のために敢えて相手を傷つけようとする、そんな想いが錯綜する。でも相手としては本当のことを言って欲しい、大丈夫なフリをされている姿を見る方が辛いと感じる。
それでも最後にはそんな想いも解消される。
アネモネの一つの花言葉によって。
2回読んだがストーリーの解釈が難しかった。