いぬじゅんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
表紙の絵とタイトルに惹かれて手に取ってみました。
寝てる時に見る夢のおはなし。
誰しも正夢になったらいいな…とか、夢のつづきをもっとみたいと思ったこともあるのではないのでしょうか。
主人公は、現実世界がつらくて、
寝てる時に見る夢が現実なのか、それとも夢の中なのか。その正夢を悪いときはどのように行動したら救えるだろうか。と、正夢ばかりだと夢に振り回される行動になって疲れちゃって大変かもな〜と思いました。
喫茶店経営のオカマ、よしこちゃんがいい味だしてて私は好きです♡笑
夢物語の本を探している方には合う本だと思います(人 •͈ᴗ•͈)
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Posted by ブクログ
ネタバレ【あらすじ】
文具会社で働く24歳の井久田菜摘は、母親からは結婚を催促され、上司の山崎美香には怒鳴られ、プライベートも充実しない日々を過ごしていた。残業していた夜に火災に巻き込まれたが、網瀬篤生(あつき)と名乗る男性に救われ、「6年後の12月15日まで何度も死にそうになる」と告げられ、生まれ変わって試練を乗り越えて行くようアドバイスされる。
毎年冬に篤生は現れ助言する。
25歳、同僚の沙織が結婚詐欺にあい自殺未遂したのを救う。
26歳、親友の晴海を不倫相手の山下から救う。
27歳、母親の脳梗塞に気づく。
28歳、父親が膵臓がんで他界する。
29歳、篤生は菜摘の子供で、菜摘が暗い人生を送り自殺し -
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Posted by ブクログ
恋に興味がないっていう陽菜の気持ち
なんとなく分かるような気がする。
私の場合は興味ないというか
よく分からなかったの方が近い気もするけど
学生時代のあれが恋だったと言われても
正直よく分かんない。
ウソ恋人から始まったけど
一緒の時間を過ごせば過ごすほど
相手のことを知るようになり
恋心に発展するって青春っぽくてキュンとする。
陽菜の周りの反応はちょっと苦手だけど
それも青春の苦い思い出に
時間と共に変わっていくんだろうなぁ。
陽菜の恋が実って欲しいけど
現実はそんなに甘くないというか
和馬の恋心を知ってしまうと
100%陽菜を応援は出来なかった。
どっちの恋も実って欲しいのに
どっちか -
Posted by ブクログ
映画のエキストラをきっかけに
色々物事が動き始めてワクワクした。
友情と恋、夢と現実、将来への不安......。
沢山の気持ちの変化とか
思うように行かない苛立ちとか
中高生ぐらいの子供と大人の間の
何となく宙ぶらりんな頃の気持ちが
懐かしいなぁと思いながら読んでました。
今でもこれからのこととか
考えないといけないことが沢山あって
何となく青春の心境と似てるような気がしてて
まだ青春から抜けきれてないのか?
って思うことはあるけどね。
映画の撮影地になってエキストラもするって
まぁまぁ大きな出来事だと思ってるけど
この出来事をきっかけに
将来のことを真剣に考えられるって
本当に良いき -
Posted by ブクログ
ストーリーを読みながら、大体こんな結末なんだろうなと予想していたが、その通りの結末だった。
オチは予想できたものだったけれど、内容としてはとても面白いなと感じた。
また、自分が同じような立場に立ったらどのような反応するだろうかと考えながら読んだ。
涙を流すというところまでの感動はなかったけれど、ある意味考えさせられる内容だった。
人を許す事は、自分を許すことにつながると言うことであり、人を憎んでは自分が幸せになる事は絶対にできない。
だからこそ、人を許す事は何よりも大事。人を許すことこそが、自分を許すことにつながるものであると言うことをより深く再認識できた作品だった。 -
Posted by ブクログ
人生最後に何を食べたいですか。
最後に食べたいものを出してくれるキッチンカー「FINE」
物語は5人の主人公ごとに書かれている。
死を目前にした5人それぞれが ふらりと訪れてしまうそのキッチンカー。
店主は、その人が最後に食べたいものが見えるという…。
章を追うごとに その5人と店主との接点が少しづつ明らかになっていく。
死を受け入れるのは容易なことではない。
まして身内の死はたくさんの時間を経てもなお、
心はその時のまま時間だけが過ぎていくもの。
そして自分の人生の終わりは なおさら。
自分という人間は 記憶と食でできているようなものだから、
最後に食べる食事が、記