いぬじゅんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
恋愛系半分、それ以外半分、といったところ。
全体的にいい。
歌詞+ナナカワさんのイラスト+小説
のメディアミックスが上手く機能している。
『終電間際≦オンライン。』は、『終電間際』という時間帯と、『駅』という場所を固定して、そこで紡がれるストーリーを共有するという意図を持つユニットなのだと思うが、その世界観がこの小説集においても通底しており、単発小説を個別に読むのとは全く異なる読後感を得られる。
個別小説に目を向けて見た時、特に良かったのは
『リタルダンド残して』を題材にした『海の底にふる雪』かな。
MVの雰囲気も取り込まれているので、MVを見た後で読むのがおすすめ。
あと、春茶さ -
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Posted by ブクログ
〈プロローグ〉
蛍の、好きな子の姿が視界に入るだけで
ドキドキする気持ちよく分かる。
そして、そんな蛍にキュンキュンする。
蛍の好きな子の名前が“蓮”で、
SnowMan推しの今は、
“蓮”って名前だけで目黒蓮さんが頭に浮かんでくる。
完全にSnowMan推しに染まってるね。
〈第一章〉
車、トラック、修学旅行中のバス、、、
複数の車両が絡んだ事故で死んだのが、
主人公の蛍だけって。
死んだ人が1人って奇跡に近いけど、
自分以外の人が死ななくて良かったって言える蛍は凄いよ。
自分だったら、何で自分だけって思うと思うから、
蛍は凄いと思う。
〈第二章〉
蛍が死ぬ瞬間に思ったこと=未練が3つ -
Posted by ブクログ
ネタバレ最後らへんが感動した!
最後に謎が解けた感じで読みやすかったです。
私もいつ死んでもおかしくないってことを改めて思いました。
主人公の蛍はとても優しい子だと思いました。
そしてこれからも現実で頑張っていくような強い子だとも思いました。
最初は自分だけ死んだことになっていた蛍。
他の友達は死ななかったことを知ってほっとしていて、私だったらなんで!?ってなるのになと思いました。
そして案内人のクロ。
クロの性格がいいなって思いました。
無愛想だけどどこか優しい、悲しんでいる蛍を抱きしめて「他意はない」って言ってるところが好き。
私も案内して貰うならクロみたいな人がいいなww
蛍の親友の栞。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ「余命銀行」それは自分の命を他の人に分けられる銀行。こんなことは現実にはないんだろうと分かっていても、余命を預けに来る人の思いが切実で、色んな事情を抱えて余命を預けに来る、又は余命を貰わないように契約する人の背景が様々で、自分の考えが一般論ではないことを知った。それぞれが思う幸せとは何か。1年以上自分の命を分けてしまうとその人とは今後1回しか会えないという。自分なら命を預けるほどの大切な人と今後1度しか会えなくなるのはあまりにも辛いのではないかと思った、、その一方で、それをしてでもその人に生きていて欲しいと願う強い気持ちを持っていることも凄いことだと感じた。
花菜は病気で余命宣告を受けていたが