いぬじゅんのレビュー一覧

  • きみの10年分の涙

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    ネタバレ

    保健室登校の光と幼馴染みの正彦。

    光はずっと正彦が好きな気持ちを
    伝えられなかった。

    私はてっきり人見知りとか光の性格で
    想いを伝えられないだけだと思っていた。

    だから
    光が中学生のシーンの最後1行で
    急展開すぎて頭が追い付かない。

    でも
    光が想いを伝えられない理由は納得。

    光のずっと悩んできた気持ちを想像すると
    自然と涙が流れてきた。

    生きやすい時代ってどういうことだろう?

    今はジェンダーの理解が進んできてるけど
    一昔前はそうじゃなかったから
    だんだん生きやすくなってるんだろうなぁ。

    でもその程度。

    だから
    もっと関心を向けないといけないと気づかされた。

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    2024年05月25日
  • この恋は、とどかない

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    切ない!ほんとに切ない!全てが題名通りに進んでいってしまう。
    とてつもなく切なくて、青春の物語です。それぞれが努力して悩んで、努力して。女の子の努力はほんとに可愛いなと感じる瞬間があったり、あなたのために努力してるのに男の子その態度は何?!と思うこともありました。
    この1冊にたくさんのドラマが描かれていてずっとドキドキしながら読めました。
    全ての恋が叶うわけじゃないという切ない物語です。でもそれだけじゃないのがこの物語です。
    切ないからこそ、恋をしている時間が輝いて見えます。切ないだけでは終わらず、その先には希望がある。そんな物語です。恋はとどかなくとも、幸せな時間は恋が終わったその先もずっと

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    2024年05月05日
  • 君の余命が消えぬまに

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    余命銀行に訪れる様々な人々の物語が花菜を変えていく·····伊吹の事情に驚いた!花菜にとって余命銀行に出会えて幸せだっただろうなー。

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    2024年05月04日
  • 君が永遠の星空に消えても

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    物語が進むにつれて、萌奈の感情が変化していく
    のが切なく感じました。萌奈と壱星の場面場面の
    やり取りが、染み染みとしました。

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    2024年04月28日
  • 君と見つけたあの日のif

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    初めはこの設定に入り込むのに苦労したが、なかなか面白い試みの作品だった。
    全員が成長できる、良い話。

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    2024年04月21日
  • いつか、眠りにつく日

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    年相応の幼さの残る言動をみせる彼女に共感するとともに、未練をひとつずつ解消しながらさまざまな出会いと別れを経験していく様子に凄く胸が苦しくなった。生死のみならず、当たり前だと思っていたものが突然当たり前ではなくなった時、前を向けるだろうかと考えさせられる。

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    2024年04月05日
  • 今夜、きみの声が聴こえる

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    学生の頃、最初は表紙の絵に惹かれて手に取っただけだったが、大切な人の生死に関わる話に弱いのもあって号泣してしまった。難しい表現は一切ないので読書初心者には読みやすいと思う。

    人との関わり方や振る舞いなど、自分の今の生き方は後悔するものになっていないかと振り返るきっかけになった。

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    2024年04月05日
  • 夢の終わりで、君に会いたい。

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    テーマは「夢」眠るときにみる、夢です。離婚寸前の夫婦の娘、鳴海は眠ることで現実逃避をしていた。ある日、ジャングルジムから落ちて正夢を見るようになるという話でした。
    この本が伝えたいことは「精一杯生きる」ということです。すべて幸せな人はいない。人生って難しい。でも生きていかなければならない。精一杯生きようと、思える本でした。

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    2024年03月24日
  • その冬、君を許すために

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    ある事故をきっかけに
    ある期間の記憶だけを失くしている主人公。

    その後のある出会いから
    主人公は昔の自分の周りで起きた出来事を
    当時とは立場が変わって
    そっくりそのままを追体験していく。

    きっと主人公は真相が分かるまで
    デジャブのように感じているんだろうなぁ。


    ある事故には複雑な事情が絡んでいて
    故意に事故を起こすことは良くないけど
    事故の加害者の気持ちもよく分かる。

    だから心境としては複雑だなぁ。

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    2024年03月23日
  • あの冬、なくした恋を探して

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    この本で、友情・人間関係・恋愛 全てが大事だと改めて思った。
    あと、クロスケの言葉から、仕事に関しての大切なことを学んだ気がする。

    いぬじゅんさんの伏線回収・どんでん返しは、いつも最後まで予想がつかないから、気になって気になって、3.4時間で一気に読み進めることができた。

    心が温まった。

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    2024年01月28日
  • いつか、眠りにつく日

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    5年から。修学旅行中の事故にあった蛍。案内人クロと未練を解消するために、大切な人に会いに行く。
    予想できる展開からの、最後のどんでん返しに、携帯小説でもしっかり考えられた設定が○。妊娠のことがでてくる場面があるので、落ち着いた高学年から。

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    2024年01月26日
  • 君がオーロラを見る夜に

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    少しだけオーロラに興味があって、表紙とタイトルにつられて購入した本。伏線回収に驚かされた!
    なにかきっかけがない限り、信じるって中々難しいことだと思っているけど、、奇跡って、信じている人にだけ訪れるものなのね。これをきっかけに、わたしも奇跡を信じてみたい。

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    2023年12月24日
  • 君の余命が消えぬまに

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    自分の命を大切な人に預ける余命銀行。

    命を預けるには厳しい決まりがあって
    簡単な話しではないけれど
    大切な人を想っての決断に涙が止まらなかった。

    自分のことはどうなっても
    自分の命に変えてでも
    生きていてほしい相手がいるって
    生きていてほしいと願ってくれる人がいるって
    とても幸せなことだと思います。

    私が大切な人の幸せを願うように
    私を大切に想ってくれている人がいる。

    価値観が合わない相手にも大切な人がいて
    誰かの大切な人であることを忘れず
    相手を尊重できる人でありたいと思います。

    こうでありたいと言えるのは簡単だけど
    理想があるから実現しようと頑張れる。

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    2023年10月12日
  • 交換ウソ日記アンソロジー ~それぞれの1ページ~

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    短編、作者が複数と気付かずに購入。
    読む前は少し後悔していたが、テンポよく読めてすごく良かった!
    オススメ。

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    2023年09月28日
  • 君のいない世界に、あの日の流星が降る

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    ネタバレ

    大切な恋人をなくし、魂が抜けたように悲しみに明け暮れている主人公。恋人の家族、親友もしかり。

    そんな絶望と後悔に苛まれている3人に恋人による夢が手を差し伸べてくれる。
    その夢を通して、最悪の別れから最幸の別れへと行動を変遷させていく。

    心を開けば、周りの人はきっと支えてくれる、壁を作っているのは自分自身であると。そしてもう会うことができなくなったとしても、その人はきっと青空、星、あるいは月から見守ってくれていると思わせられた。

    読んでて気持ちがすーっと軽くなったような気がする。

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    2023年08月23日
  • この恋が、かなうなら

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    ネタバレ

    「この恋は、叶わない」を読んだ後、いぬじゅんさんの作品を見てみたいと思って読んでみた。

    恋愛小説だが、リサとミアの友情に感動した。

    ときどき出てくるミズキくんの存在が、ずっと気になり、予想しながら読み進めていくと、最後は「なるほど!」となった。

    交換留学に行かなかったら。コウタくんが交換留学の担当じゃなかったら。と、一つひとつの選択が人生を大きく変えるんだと感じた。

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    2023年08月16日
  • 君を忘れたそのあとに。

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    主人公の周りの人々の優しさに涙した。
    そのクラスじゃなかったら記憶を戻すことも恋をすることも過去に向き合うこともお互い出来なかったと思う。
    様々な偶然、奇跡が重なり合い世界を作り出していて力強さを感じた。
    同じ思いをしてきたからこそわかるお互いのことをお互いで見つめ一緒に歩んでいく、とても感動した。

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    2023年08月08日
  • 無人駅で君を待っている

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    自分にとってかけがえのない存在の人ともう一度会えるとしたら。この世にはもういなくなってしまった人にたった1度だけ会えるとしたら、自分は誰と会いたくて何を話したいのだろうかと考えた。
    そんな奇跡みたいなことが実際に起こるとしたら、、
    いくつかあるエピソードの中でも、陽太とその母との話が心に刺さった。人は言葉にして伝えないと相手に思いは伝わらないが、その伝え方によっては相手を簡単に傷つけてしまう。言葉の持つ力の強さに少し怖さを感じた。相手のことを思って言っていることが、知らぬ間に相手を追い込んでいたとしたら、、
    自分はそんなことを誰かにしてしまっていないだろうかと不安になるし、そう思えば思うほど言

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    2023年07月31日
  • 無人駅で君を待っている

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    一度だけの願いが叶うとして
    どのタイミングで
    どんな願いにするかは
    とても難しいところ。
    迷わず選択できるとしたら
    本当にすごいことだと思う。

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    2023年07月22日
  • きみの知らない十二ヶ月目の花言葉

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    生きることの大切さを学んだ。
    大切な人を悲しませないために選択した事でも相手にとっては本当の事を言って欲しい時もあるだろうから難しいなと思った。
    大切な人と花で繋がり、花で前向きに歩いて行く、大切な人との繋がりは無限大だなと思った。
    月ごとに時間の流れが描かれているので分かりやすかったし、余命が近づいていることが主人公の気持ちになって読むことが出来た感動する1冊。

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    2023年07月19日