いぬじゅんのレビュー一覧
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ストーリーを読みながら、大体こんな結末なんだろうなと予想していたが、その通りの結末だった。
オチは予想できたものだったけれど、内容としてはとても面白いなと感じた。
また、自分が同じような立場に立ったらどのような反応するだろうかと考えながら読んだ。
涙を流すというところまでの感動はなかったけれど、ある意味考えさせられる内容だった。
人を許す事は、自分を許すことにつながると言うことであり、人を憎んでは自分が幸せになる事は絶対にできない。
だからこそ、人を許す事は何よりも大事。人を許すことこそが、自分を許すことにつながるものであると言うことをより深く再認識できた作品だった。 -
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人生最後に何を食べたいですか。
最後に食べたいものを出してくれるキッチンカー「FINE」
物語は5人の主人公ごとに書かれている。
死を目前にした5人それぞれが ふらりと訪れてしまうそのキッチンカー。
店主は、その人が最後に食べたいものが見えるという…。
章を追うごとに その5人と店主との接点が少しづつ明らかになっていく。
死を受け入れるのは容易なことではない。
まして身内の死はたくさんの時間を経てもなお、
心はその時のまま時間だけが過ぎていくもの。
そして自分の人生の終わりは なおさら。
自分という人間は 記憶と食でできているようなものだから、
最後に食べる食事が、記 -
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ネタバレ保健室登校の光と幼馴染みの正彦。
光はずっと正彦が好きな気持ちを
伝えられなかった。
私はてっきり人見知りとか光の性格で
想いを伝えられないだけだと思っていた。
だから
光が中学生のシーンの最後1行で
急展開すぎて頭が追い付かない。
でも
光が想いを伝えられない理由は納得。
光のずっと悩んできた気持ちを想像すると
自然と涙が流れてきた。
生きやすい時代ってどういうことだろう?
今はジェンダーの理解が進んできてるけど
一昔前はそうじゃなかったから
だんだん生きやすくなってるんだろうなぁ。
でもその程度。
だから
もっと関心を向けないといけないと気づかされた。
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Posted by ブクログ
切ない!ほんとに切ない!全てが題名通りに進んでいってしまう。
とてつもなく切なくて、青春の物語です。それぞれが努力して悩んで、努力して。女の子の努力はほんとに可愛いなと感じる瞬間があったり、あなたのために努力してるのに男の子その態度は何?!と思うこともありました。
この1冊にたくさんのドラマが描かれていてずっとドキドキしながら読めました。
全ての恋が叶うわけじゃないという切ない物語です。でもそれだけじゃないのがこの物語です。
切ないからこそ、恋をしている時間が輝いて見えます。切ないだけでは終わらず、その先には希望がある。そんな物語です。恋はとどかなくとも、幸せな時間は恋が終わったその先もずっと -
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自分にとってかけがえのない存在の人ともう一度会えるとしたら。この世にはもういなくなってしまった人にたった1度だけ会えるとしたら、自分は誰と会いたくて何を話したいのだろうかと考えた。
そんな奇跡みたいなことが実際に起こるとしたら、、
いくつかあるエピソードの中でも、陽太とその母との話が心に刺さった。人は言葉にして伝えないと相手に思いは伝わらないが、その伝え方によっては相手を簡単に傷つけてしまう。言葉の持つ力の強さに少し怖さを感じた。相手のことを思って言っていることが、知らぬ間に相手を追い込んでいたとしたら、、
自分はそんなことを誰かにしてしまっていないだろうかと不安になるし、そう思えば思うほど言 -