あらすじ
学校では保健室登校。家では、浮気をして別居中のお父さんといつも機嫌の悪いお母さんの板挟み。悩みだらけの光にとって幼馴染の正彦は唯一、笑顔にしてくれる存在だった。正彦への十年間の初恋。しかしその想いは、ある理由からずっと誰にも言えずにいた。自分に嘘ばかりついているそんな自分が嫌いだった。ある日、お父さんの“好きな人”であるナツと知り合う。自分にないものをたくさん持った彼女との出会いが、光の人生を変えていき…。そして、十年分の想いを彼に伝えるが――。十年間の切ない恋の奇跡に涙!
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Posted by ブクログ
とっても読みやすかった。
ある一文を読むまでは、私も(?)勘違いしてて
まだまだ、思い込みが激しいなぁと面白みを感じながら、ちょっと反省した。笑
光と正彦の2人が、どうなっていくのか。新たな展開はあるのか。とても気になって読んでいたが、割と光とナツの場面や会話が多くて、少し物足りなさを感じたので、星4。
でも、光の成長と心の強さをとても感じて、恋っていいなぁと改めて思った。
Posted by ブクログ
保健室登校の光と幼馴染みの正彦。
光はずっと正彦が好きな気持ちを
伝えられなかった。
私はてっきり人見知りとか光の性格で
想いを伝えられないだけだと思っていた。
だから
光が中学生のシーンの最後1行で
急展開すぎて頭が追い付かない。
でも
光が想いを伝えられない理由は納得。
光のずっと悩んできた気持ちを想像すると
自然と涙が流れてきた。
生きやすい時代ってどういうことだろう?
今はジェンダーの理解が進んできてるけど
一昔前はそうじゃなかったから
だんだん生きやすくなってるんだろうなぁ。
でもその程度。
だから
もっと関心を向けないといけないと気づかされた。