あらすじ
セクハラと長時間労働に苦しむ若林茜音が残業帰りに出会ったのは、不愛想ながらも思いやりに満ちた美形の店主がフクロウと営む「夜喫茶」。訪れるのは、熟年離婚の瀬戸際に立つ夫、離婚した両親との関係に葛藤する女子中学生、婚約者にフラれた青年ら、悩みを抱えて眠れぬ人ばかり――。荒んだ客の心に寄り添いつつ、姿を消した恋人を待ち続ける一途な店主と、彼に救われた客たちが紡ぐ、優しさに溢れた恋物語。文庫書き下ろし。
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Posted by ブクログ
ストレスによって眠れない人がたどり着く、夜喫茶「蓬」
栄養の知識が増えそうな小説で、とってもみんなが温かく向かえてくれる展開なので、とっても読んでて心地よくなりました。わたしが行ったらどんな飲み物出してもらえるかな。
Posted by ブクログ
自分と向き合う、一人の人と向き合う
簡単に話すけれども、それが出きるまでには、沢山悩んだり、葛藤したりがあるんだよなと再認識させてくれた。
この話しに出てくる人物はそういったかたが多く、皆にこのお店があって良かったと思う。
そして自分の大切な人を何年も待ち続ける思いはどんなものだろう、話しにかいてある通り勇気がなくなってしまうし、それよりもっとつらいかもしれない。(この方の場合理由もありますが)
私がそうだったらこんな風に逃げ出せずに出きるかな?と感じた
Posted by ブクログ
誰にでも起こりうる睡眠を奪うような日常のエピソードを癒してくれる夜にのみ営業する喫茶店
おいおい、またフード系か!と思いましたが、連作短編のように各エピソードが最後の店主の人生にまつわる背景を浮かび上がらせる構成が素晴らしい
章が進むにつれて、評価が✡3から✡5に上がっていきました
あくまで日常系なので、驚きの設定や展開はないが、温かい小説です
Posted by ブクログ
初見の作者さん。思ってたよりも自分好みだった。
じんわりやさしくなれるお話。それぞれ違う悩みはあれどもどこかで聞いたような悩みでもある。遠すぎなくて共感しやすい。
ただ、途中から最後バッドエンドかとそわそわしたので、ちゃんと幸せな終わりになってよかった。
ところでフクロウは結構鳴き方のバリエーションがあるんだね。
Posted by ブクログ
とにかくあたたかい、あたたかい物語。
この本に出てくる誰もが、お店に来たことによってホッとできた、その瞬間が訪れたことが手に取るように伝わった。みんなに幸せになってほしいと強く思った。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
セクハラと長時間労働に苦しむ若林茜音が残業帰りに出会ったのは、不愛想ながらも思いやりに満ちた美形の店主がフクロウと営む「夜喫茶」。訪れるのは、熟年離婚の瀬戸際に立つ夫、離婚した両親との関係に葛藤する女子中学生、婚約者にフラれた青年ら、悩みを抱えて眠れぬ人ばかり――。
荒んだ客の心に寄り添いつつ、姿を消した恋人を待ち続ける一途な店主と、彼に救われた客たちが紡ぐ、優しさに溢れた恋物語。
『やさしい人は、責任を自分に課すことで問題を解決しがちだ。』
【個人的な感想】
帯の『涙』に惹かれて手に取ったが、私には泣ける小説ではなかった。
温かい物語で、スラスラ読めた。
Posted by ブクログ
「がんばりすぎてはいけない」と、
よく聞くけど、どこまでが“がんばりすぎ”
なんだろう。
この物語の中のことばが、
自分の過去にそっと触れてくれた。
「たかが仕事だ。
自分を壊してまで続けることじゃない。」
あのとき、こんな言葉に出会えていたら。
あのとき、誰かに頼る勇気があったら。
今ならきっと言える。
壊れてしまう前に、休んでいい。
弱さを見せることは、甘えじゃない。
Posted by ブクログ
悩みと眠りに効く、夜に開く喫茶店。地域の住民から悩みを持つ老若男女まで、自然と足が向いてしまう夜喫茶。無愛想ながら1人の女性を3年も待ち続ける店主とオウム。魅力的なキャラクターでシリアスながら絶妙なタイミングで「クスッ」としてしまう笑あり、感動の涙ありで、明るく感動できた。一人一人のキャラが立っていて、そこも良かった。
Posted by ブクログ
ブラック企業で勤め疲労困憊の中、オレンジ輝く「夜喫茶」に出会う・・・
その店主が待ち続ける彼女の本当の理由とは・・・
個人的には好きな話が多い短編集でした。
文章もとても優しさがあって心がホッとする感じがしました。
短編もちゃんと繋がっていて人々の繋がりを強く感じながら読めました。
最後の話は推理小説?って思うぐらい色々と楽しめる小説でした。
また、睡眠の蘊蓄など食事に対する知識も得れるのもよかったです。
人生いろいろあるけれど、この小説は元気もくれる良い小説でした。
Posted by ブクログ
家以外に、こういう帰れる居場所があるのがすごく羨ましい、!こんな喫茶店が欲しいなぁと思いつつ、実際にあったとしてもわたしは勇気を持って入れるかはわからない。
Posted by ブクログ
ホッと心があたたかくなるお話
途中まではよかったんだけど…
最後のお話 ミステリーっぽくなってきたかと思いきや
莉津奈さんが3年帰ってこなかった理由はう〜ん…という感じ 連絡もせず帰ってこない理由がこれ?? かまってちゃん??
帯にかいてあるような涙は出なかった
Posted by ブクログ
1話め 仕事でパワハラセクハラを受け入れて心が壊れかけてた女性
2話め 離婚の危機に右往左往してた壮年男性
3話め 家族のありかたに戸惑い感情を抑えてる女の子
それぞれに不眠を抱え
夜だけ営業する夜喫茶「逢」の店主、斗羽と常連さんたちに話をきいてもらい前に進むきっかけをもらう
が、4話めだけがなんだか、読者をおいていかれる感じがした
旅に出た恋人を3年待ち続ける店主 斗羽、 それを婚約者に振られた青年と1話めにでてきた女性と常連さんたちで協力しあい二人を会わせようとする
感動的な再会を演出している感が否めなくて⋯感動できず
夜だけの喫茶店どこかにあるかもしれない
だけど常連さんの集まるカフェは入りづらい&居づらいから私はチェーン店に行くかな