【感想・ネタバレ】夏にいなくなる私と、17歳の君のレビュー

あらすじ

17歳の詩音は進行性の難病を抱えていた。GW明け、転校生の諒がやってくる。初対面なのになぜか「やっと会えたね」と言われて!? しかも、ノートに綴った「5つの願いごと」についても知っているようだった。人との関わりを避けていた詩音だが、気さくで明るい諒に惹かれていく。けれど、運命の日、8月末は近づいていて……。春に出会い、夏に恋した2人の物語。

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Posted by ブクログ

“死の予感が頭から離れない”
を自分なりに想像してみると
きっと毎日死の恐怖に襲われるだろうし
何をするにも希望とかを持てないから
全てがどうでもよくなるんだろうと思う。

主人公の詩音も同じだった。

だけど
夢ノートの中の1つが叶う度に
生きたいって思うようになって
毎日が楽しみになるのって嬉しい。

命のバトンとか生きるってことを
沢山考えながら読んだ本でした。

そして
森下さんの優しさ凄いなぁ。

クラスメイトが難病って知ったら
病名とか体調とか気になるだろうに
何にも聞かずに
『心配している人がいるよ』ってこと
それだけを伝えるんだもん。

看護師しているからかもしれないけど
私だったら具体的なことを知ってた方が
何かあったときに直ぐに助けられるかなぁ
とか思ってた聞いちゃいそう。

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2024年08月12日

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