川村裕子のレビュー一覧
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藤原道綱母、清少納言、紫式部、和泉式部、菅原孝標女のことが書いてありました。有名すぎる清少納言や紫式部のことは多少知ってますが、他のお三方の書いたものについてはよく知らなかったので、興味深く読みました。
この五人は、書いたものの形式や内容がそれぞれに異なっています。エッセイ、小説、自伝的な日記(主...続きを読むPosted by ブクログ -
ビギナーズ・クラシックス4冊目ともなると不思議と一冊目よりも原文が比較的すらすらと読めるようになってきました。もちろん詳しい解釈は出来ないので本書の「現代語訳」→『原文』→『解説』はスムーズな理解に大いに役に立ちました。
日記の作者紫式部は『枕草子』の清少納言が宮仕えしていた定子時代のあとの彰子時...続きを読むPosted by ブクログ -
大河ドラマの影響で気になって読んでみた。ドラマに登場したことが満載だったから、このタイミングで読んで正解。易しい表現で読みやすいし、ドラマの演者さんたちの姿が浮かんで活き活きとイメージできた。女子編もあるそうで、そちらも気になる。Posted by ブクログ
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平安時代の女性の生活を『蜻蛉日記』『更級日記』『源氏物語』などを中心に、現代の言葉遣いで生き生きと描き出している。
ちょうど大河ドラマで『光る君へ』を放送しているので興味深く読み進めることができた。Posted by ブクログ -
「源氏物語」全54巻を、巻ごとのあらすじと、それぞれの名場面は通釈と総ルビ付きの原文、寸評がついていて、ビギナーにうってつけの一冊でした。
また、不思議なのですが総ルビのお陰か、初めはちんぷんかんぷんだった原文も、だんだん読めるようになって行きます。
ひとことで表すと説明付きダイジェスト版というと...続きを読むPosted by ブクログ -
ビギナーズ向け
大まかな流れを理解しやすくて助かった。しかも、ただわかりやすいだけでなく、源氏物語の面白さにも触れることができるので、導入編としてベストだと思う
次は中級編のような作品を読んでみようPosted by ブクログ -
平安時代の女性作家たちの人生や暮らしをざっくりとさらえた。やさしい言葉で書かれているので、わかりやすかった。語り口はポップ。
たくさん入ってるイラストが綺麗でわかりやすくていい…早川圭子さん(日本画家)の絵だそう。
コラム(特に、歌集のいろいろ がありがたかった!)や写真、たくさんあげられてる参考...続きを読むPosted by ブクログ -
苦手意識のあった古典文学ですが、250ページに満たない頁数と、現代語訳→原文→寸評の順で書かれていて非常に入りやすかったです。
全漢字にふりがな付なのも良かった。
平安時代の女性である菅原孝標女の、13歳から40年分に及ぶ日記は、当時の貴族の一女性の暮らしぶりを垣間見ることが出来たようで面白かったで...続きを読むPosted by ブクログ -
小学校のサッカーチームの子たちが、孫子の兵法を参考にして強いチームになっていくお話し。
チーム競技をやってる子や、学級委員としてクラスをまとめたい子も参考になるかも?Posted by ブクログ -
大河ドラマも始まるし、源氏物語の全体を軽く知りたかったので読んでみた。あらすじや抜粋だけでも、何となく筋は分かった感じがする。すごく読みやすい。
次は「あさきゆめみし」か角田光代訳か。Posted by ブクログ -
年越し読書は蜻蛉日記でした
切ない
一夫多妻制の心許ない身の上、体験したことないけど哀しさが身に沁みた
道綱がかわいそう
振り回されちゃってる
兼家はユーモラスで魅力的なんだろうな
笑わせてくれるのに頑なになってしまう道綱の母の気持ちも何となくわかるけど、素直になってしまえばもっと気持ちも軽か...続きを読むPosted by ブクログ -
来年の大河ドラマが紫式部をテーマにしたものだったので、見るかはわからないが予習するために読んだ。古文に関してはかなり苦手意識があり、高校の時からの積読本だったのでようやく解消できた。
光源氏の圧倒的なプレイポーイ恋愛模様から、時が経つに連れ子孫たちの恋愛観がだんだん現代に寄っていく様がおもしろかった...続きを読むPosted by ブクログ -
遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけむ 遊ぶ子どもの声聞けば わが身さへこそ揺るがるれ
10年ほど前の大河ドラマ『平清盛』の挿入歌にもなったこの今様が好きで、そのうち読みたいと思っていた。後白河法皇の集めた当時の流行歌は、言葉遊びやファンタジー、エロティックなものもあれば、俗物でも成仏で...続きを読むPosted by ブクログ -
徒然草の内容に関心があっても、古文は苦手という人にオススメ。先に意訳があり、内容を楽しんだ後に原文を眺める、という仕様になっており、各段に解説もあってわかり易い。個人的には、先に古文がある方が読み慣れているので、少々心地悪かったが、読み終わる頃には古文の意味合いがスムーズに入ってくるようになったので...続きを読むPosted by ブクログ
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日本最古の古典文学である竹取物語の現代語訳。
現代語→原文→作者の感想という構成で書かれており大変読みやすく思いました。ただ、、また一つの話を細々と区切っているため、一つの難題ごとに複数の作者の感想が載せられているのは流石に冗長だと思います。
しかし、おそらく現代出版されている竹取物語の本の中で最も...続きを読むPosted by ブクログ -
読本だけあって、原文を声に出して読むと、調子がよくて気持ちがいい。全巻現代語訳はないそうだが、庶民の本の読本であるから現代の庶民にも原文で読めそうだ。
さすがビギナーズ・クラシックスで、よくまとめてくれていて大体のストーリーや雰囲気はわかった。これで多少は八犬伝の会話に参加できるかもしれない。
ただ...続きを読むPosted by ブクログ -
教科書に載ってて存在は知ってるけど内容はよく分からないから読んでみたいシリーズその1。
せっかちさんには向かなそう。土佐から帰京する船旅の、日記の体の文学だそう。でも船が悪天候やらなんやらかんやらで、遅々として進まない。まだ同じ場所で停泊しなければいけない、そんな船上の人たちの不満や不安が伝染するよ...続きを読むPosted by ブクログ -
著者、鴨長明。1155生~1215没ということは、平安末期から鎌倉時代前半に生きた人物であり、60年間の人生における社会の様相などをルポルタージュした作品である。
当時、世の中の様相は自然災害が頻発しており、長明が記している災害だけでも、大火、竜巻、飢饉、大地震等
と、被災した民衆は多数に及び、悲...続きを読むPosted by ブクログ -
『平安女子の楽しい!生活』が面白かったので、こちらも読んでみました。
源氏物語なんかを読んでると、平安時代の貴族って恋愛にしか意識がいってないんじゃない?と思えるけど、実生活は早朝から内裏に出勤したり、数々の行事をこなしたりして、なかなかハードワークだったのですね。もっとまったりした生活をイメージし...続きを読むPosted by ブクログ -
ジュニア新書なので平易でかつ現代に置き換えた表現で書かれているので読み易い。
平安時代の建物のつくり、服装など今まで今ひとつピンとこなかった部分がスッキリ分かりました。
大人が手っ取り早く平安女子について知るために読むのにもお勧めです。
ちょいちょい引用されている『蜻蛉日記』、タイトルだけは知ってま...続きを読むPosted by ブクログ