川村裕子のレビュー一覧
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とても読みやすく、わかりやすい。
そしてそれぞれ章の最後に書かれている川村さんのコメントにはハッとするものがあります。Posted by ブクログ -
今昔秀歌百撰と、平成百人一首などの和歌の出典、背景を調べるために、日本の古典を調べ始めました。
「角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス」
は古典を学ぶのにちょうどよい難易度,価格,装丁の三拍子が揃っています。
古事記,日本書紀,続日本紀を読破すれば、日本の原点が見えて来るかもしれないと思い読...続きを読むPosted by ブクログ -
虫愛づる姫君で有名。解説にもあるが堤中納言物語が散逸しなかったのはそれぞれの話が持つ意外性だと思う。結果が予想できなくて、ページをめくる手が止まらなかった。Posted by ブクログ
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古文でおなじみ竹取物語。角川のこの古典のシリーズは好き。物語の いでき初めの祖と称する紫式部の気持ちがよくわかった。構成が本当にうまくできている。Posted by ブクログ
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日本最高の文学と言われるのは伊達じゃない。紫式部一人で書き上げたのか怪しくなるほどの重厚さ。源氏物語の入門にはもってこい。Posted by ブクログ
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非常に読みやすい構成。平家物語を読んでみたいけど古文はあんまり…という人に是非おすすめしたい。このシリーズは表紙も可愛くて集めたくなる。Posted by ブクログ
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ゆえあって、感想を書くために購入しました。
全編通して読むのは初めてですが、意外といろいろな要素が詰まった、なおかつ骨のあるストーリーです。
恋愛、喜劇、風刺、SF、成長物語、それに英雄物語の要素も入っています。
簡潔な言葉と短いストーリーでも、これだけの物語を充分に詰め込むことは可能なんだなと勉強...続きを読むPosted by ブクログ -
とても読みやすく、断片的だった日本神話を繋ぎあわせることができ、たいへん面白かった。読後あらためて『古事記』史跡を訪れたくなった。また、本書コラムにあるように是非『日本書紀』と読み比べしたい。Posted by ブクログ
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源氏物語の原作者紫式部が彰子中宮の元で宮仕えをしていた3年程の記録及び体験記とも言える「紫式部日記」の解説本です。
原典と口語訳とを併記されておりまずはとてもわかりやすいです。
タイトルにビギナーズ・クラッシックスと銘打ってあるだけのことはありますw
残念ながら原典の全てが掲載されているわけではな...続きを読むPosted by ブクログ -
自分では言葉にできなかったモヤモヤとした感情を、たった三十一文字で表現してくれている。昔の人も、私たちと同じようなことで悩んだり苦しんだりしていたんだと思うと、本当に勇気づけられる。
「うらうらに 照れる春日に ひばり上がり 心悲しも ひとりし思へば」Posted by ブクログ -
文庫は、安価で持ち運びが楽で、通勤や旅行の時に読めるのでうれしい。
万葉集は、5回や10回読んだだけで、内容が分かるほど、平易ではない。
そのため、100回、200回読むためにも、文庫本がよい。
角川のソフィア文庫は、日本の宝だと思う。Posted by ブクログ -
NHK TV Jブンガクの2009年6月に紹介がありました。
11世紀の日本文学の代表作。
「春はあけぼの、やうやうしろくなりゆく山ぎは」
日本語よりも、英語の方が内容が分かるかもいしれません。
英語では、The Pillow Bookという名称で、直訳っぽい気もします。Posted by ブクログ -
なのめのネカマのブログならむと思ひて読み始めたてまつれど、さしもあらず。まうけたまふネタの数々、自身の待遇を心うく思ひたまへるさま、道すがら海賊のむくひもこそすれなどとおびえたまふさま、そして今は帰らぬわが子を思ひたまへるさま…。いづれをとりても、いとあはれにをかしかりき。解説もゆかしかりき。Posted by ブクログ
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昔、竹取の翁というものありけり。
何度読んでも悲しい話。
おじいさんでも悲しいし、
求婚者でも悲しい。
話を、何度読んでも発見がある。Posted by ブクログ -
2年ほど前、学校の古典の時間に、ほんの少しだけ読み、「夢見る文学少女なんて素敵!」と思い(笑)とうとう、文庫本買ってしまいました。
前半は、物語を読みたいと夢見る少女時代の話。後半は大人になり、宮仕え、子育て、旅をする話など。そして最後は夫の死などがあり、重い雰囲気で終わっていきます。
個人的には、...続きを読むPosted by ブクログ -
日本最古の歴史書である『古事記』の主なエピソードを抜粋し、現代語訳と読み下し文を併記、さらに解説と図付きで分かり易く読めます。
日本神話を知りたいと思う方にはもってこいの入門書です。
また、昔話などで既に知っているお話も、実は『古事記』からきているものがあると知ることになるでしょう。
この...続きを読むPosted by ブクログ -
自然の力の前では人間なんて無力なものです.大震災を受けて痛感しました.鴨長明はたくさんの震災を受けて,無常観に目覚めます.震災後のこんな時だから,これからのライフスタイルを構築する上で何かの足しにならないかと方丈記を手に取りました.
贅沢に慣れ切ってしまっていて,ちょっと停電になっただけでも不便で...続きを読むPosted by ブクログ -
感覚ってふるびないものなんだなあ。言葉も生活も違うずっとむかしの作品だけど、なんでかみずみずしく、心に刺さる。
国語の授業や入試問題だと一段だけとかぶつ切りだから、なかなか入り込めず、伊勢物語をおもしろいと思ったことなかったけど。業平の人生、まるごと読むから愛着もわくし感情も入ってきやすくなる。気づ...続きを読むPosted by ブクログ -
原語、口語訳、当時の文化や背景の説明の書かれた分かりやすい本。小さな頃から馴染んできた竹取物語が、引用のような名言で終わることを知らない人は多いのではないか。またかぐや姫は6人に言い寄られてたこともこの本で始めて知った。古典は読めないと諦めていたが、高校の頃に出会っていれば、もう少し授業が楽しくなっ...続きを読むPosted by ブクログ