川村裕子のレビュー一覧

  • 平安男子の元気な!生活

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    大河ドラマの影響で気になって読んでみた。ドラマに登場したことが満載だったから、このタイミングで読んで正解。易しい表現で読みやすいし、ドラマの演者さんたちの姿が浮かんで活き活きとイメージできた。女子編もあるそうで、そちらも気になる。

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    2024年02月29日
  • 平安女子の楽しい!生活

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    平安時代の女性の生活を『蜻蛉日記』『更級日記』『源氏物語』などを中心に、現代の言葉遣いで生き生きと描き出している。
    ちょうど大河ドラマで『光る君へ』を放送しているので興味深く読み進めることができた。

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    2024年02月28日
  • 平安のステキな!女性作家たち

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    平安時代の女性作家たちの人生や暮らしをざっくりとさらえた。やさしい言葉で書かれているので、わかりやすかった。語り口はポップ。
    たくさん入ってるイラストが綺麗でわかりやすくていい…早川圭子さん(日本画家)の絵だそう。

    コラム(特に、歌集のいろいろ がありがたかった!)や写真、たくさんあげられてる参考文献等、入門書に適してるなと思った◎

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    2024年02月03日
  • 更級日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    苦手意識のあった古典文学ですが、250ページに満たない頁数と、現代語訳→原文→寸評の順で書かれていて非常に入りやすかったです。
    全漢字にふりがな付なのも良かった。
    平安時代の女性である菅原孝標女の、13歳から40年分に及ぶ日記は、当時の貴族の一女性の暮らしぶりを垣間見ることが出来たようで面白かったです。
    本が大好きで、お祈りのお詣りには不真面目な女の子が宮仕えを始めた矢先に結婚。
    源資通との春秋比べの段が一番好きでした。
    夫の橘俊通のことはほとんど描かれていないにも関わらず、優しく、菅原孝標女がとても大切に思っていたこともしっかりと伝わるところも良かったです。

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    2024年02月15日
  • 平安男子の元気な!生活

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    『平安女子の楽しい!生活』が面白かったので、こちらも読んでみました。
    源氏物語なんかを読んでると、平安時代の貴族って恋愛にしか意識がいってないんじゃない?と思えるけど、実生活は早朝から内裏に出勤したり、数々の行事をこなしたりして、なかなかハードワークだったのですね。もっとまったりした生活をイメージしてました。
    あと、平安時代の貴族が残した日記は子孫に残した行事マニュアルだったとは知りませんでした。女性たちが残した「◯◯日記」とは目的が違ってたのですね。
    勉強になりました。

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    2023年07月29日
  • 平安女子の楽しい!生活

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    ジュニア新書なので平易でかつ現代に置き換えた表現で書かれているので読み易い。
    平安時代の建物のつくり、服装など今まで今ひとつピンとこなかった部分がスッキリ分かりました。
    大人が手っ取り早く平安女子について知るために読むのにもお勧めです。
    ちょいちょい引用されている『蜻蛉日記』、タイトルだけは知ってましたが道綱母の恋物語だったのですね。こちらも現代語訳の簡単な本があれば読んでみたいです。
    文付枝に手紙をつけて恋文を送り合うって、ロマンチックです。

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    2023年07月26日
  • 平安男子の元気な!生活

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    大人向けの本などでも書かれていることが、具体的にイメージしやすく書いてあります。古典文学にあまり詳しくないので、特にお仕事について、なるほど~と思いました。なかなか忙しかったんですね。でも格差社会は、…嫌だなぁ。

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    2023年07月17日
  • 平安女子の楽しい!生活

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    平安時代の屋敷(寝殿造り)や衣装、手紙のやりとりの仕方など、個人的に今まで知らなかったことが多く、面白い。

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    2023年07月13日
  • 更級日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    ネタバレ

    元祖ヲタク。物語に恋焦がれた13才の時からの40年に渡る日記です。

    楽しかったですね。きらきらした若い日々。夫を亡くしてからの孤独な日々。

    平安の女性の人生はこうだったのかと思い、本を閉じました。

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    2023年05月01日
  • 和泉式部日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    面白かった。平安貴族は、本当に和歌によって自分の気持ちを伝え合うということがよく理解できた。
    和泉式部は、実に魅力的な女性だったことがよく分かる。
    当時としては、驚き、好奇、批判の的とされてしまうのは理解できる。凄いなとも思う。

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    2022年12月30日
  • 平安女子の楽しい!生活

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    とても面白かった!平安時代の女子wの生活、ファッション、恋、仕事•••今の言葉で分かりやすく(中高生向けだそうです)イラストも多数使って説明されている。これを読むと『蜻蛉日記』や『源氏物語』、『枕草子』へ興味が移ってくる。高校時代にこんな授業があったら、もっと古文の授業が楽しかったに違いない。平安の女子も、令和の女子も、嬉しい事や悲しい事に違いがないんだと身近に感じ、興味への入り口となるピッタリの本だと思う。(KU)

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    2022年11月14日
  • 更級日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    読みやすいというか入りやすい。
    更級日記と言えば昔NHKで放映していたアニメ「まんがで読む古典」を思い出さずにいられない。サラちゃん。またあのシリーズを放映して欲しいものだ。

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    2022年05月30日
  • 平安女子の楽しい!生活

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    平安時代という古文の授業でしか目にしなかった文学の世界を、とても楽しく分かりやすい言葉で描かれていて、古文を楽しく読むきっかけになりそう。古文に出てくる家具、衣装、地位などの一つ一つの言葉にこんな意図が隠されていたと知っていたら、きっともっと楽しく古文が読めるだろう。中高生に薦めたい一冊。

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    2021年07月03日
  • 平安男子の元気な!生活

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    『平安女子』と同様、ほぼ話し言葉で書かれている上、挿絵も多く中学生でも全く問題なく読める。
    早川圭子さんの絵は、本文の説明をうまく絵にしながら、源氏物語絵巻風の雅な雰囲気があって素晴らしい。
    女子、男子2冊読んでから高校で古典を習うと面白くなると思う。
    江戸時代は360年以上続いて長い印象だけど、平安時代も長かった(390年)から、安定していた時期には男子も武より文に重きを置き、戦いではなく出世競争にしのぎを削っていたのだなあ、いくさがないとそうなるね、と改めて思う。

    とても楽しい上に教養も身につくお得な本。

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    2021年05月19日
  • 平安男子の元気な!生活

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    ジュニア新書といえど決して馬鹿にしたものではないということは承知。こちらの本も一応日記等をもとにわかりやすくくだけた感じで平安時代男子の生活を描写している。まあ、ないものねだりをすれば道長前後の時代に限られているということ、読者が中高生の想定で(”ジュニア”なので当然ですが)くだけすぎていることなどでしょうか。その辺は平安時代史・文学のほんのさわりを描いた入門書という位置づけなのでしょうから仕方がないところか。(後は自分で勉強しろと…)
    しかしさっそうと登場した行成くん、途中からあまり出てこなくなります。もうちょっと活躍させてもよかったのでは。書の方では三蹟に数えられる人だし。ま、これもこの新

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    2021年04月11日
  • 平安男子の元気な!生活

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    古文に興味があって、なんかちょっと知りたいけど、何から読めばいいのかな、という中高生に推薦したい本。セットに「女子」版があるので、合わせて読むと良い。当時の生活や人間の紹介があってイメージしやすいが、それらも物語や日記からとってきてるので、それらもフィクションだという意識をいずれ持たなきゃいけなくなるかな、とは思う。

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    2021年03月07日
  • 平安男子の元気な!生活

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    ネタバレ

    華やかなりし平安時代。

    ですが、裏を返せば、それだけ大変な競争社会であり、その上に雅があったと思うと、私はこの世界では生きて生きないかもしれない

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    2021年03月04日
  • 和泉式部日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    最近、平安時代の書記に興味があって、和泉式部日記を読んでみました。

    ここでは、周りからはなかなか認められない、すれ違いの多い切ない恋が描かれていましたが、お互いの熱い気持ちや、愛の深さが描かれていました。

    平安時代の恋愛ならではの、華やかな恋愛で私は

    p112からの敦道親王の和泉式部に対する和歌の返事の部分が、短くも和泉に対する愛が伝わってお気に入りです。

    また、p148の敦道親王の冗談を和泉が不安に思い、その時の焦る様がとても、可愛らしかったです。

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    2020年11月02日
  • 平安女子の楽しい!生活

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    古文常識を理解する入門書に良さそう。中学生向けか?若者の言葉遣いにしようとしていて若干チャラい感じがしないでもないけど、わかりやすいし、平安女子が今の女子と同じように、家族の幸せを祈ったり、キャリア進出を煙たがる男たちに憤慨したりしている姿に共感できた。よい妻の条件が、夫の良き相談相手であること、というのが意外だった。和歌がうまい人は頭も良いんだろう。

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    2020年05月16日
  • 和泉式部日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    和泉国に赴任していた夫と別れ、バツイチのプレイガール和泉式部。
    それとは釣り合わないほどの高貴な弾正宮為尊親王。
    本来ならば結ばれることない運命の二人だったが、弾正宮為尊親王は身分を考えず傍若無人の振る舞いをするほどに式部の魅力に惹かれた。
    しかし、弾正宮は亡くなってしまう。
    悲嘆に暮れる式部と、そこまで兄を夢中にさせた式部へ興味を持つ敦道親王。
    式部の思わせぶりな態度に振り回されながらも次第に敦道親王、式部は互いに惹かれていく。

    やはり、とはずがたりからも分かるようにこの時代の男はすぐに自分に行かれる女には全く惹かれない。
    むしろ素っ気なく、ごく稀に心弾むような言葉をかけてくれる今で言うツ

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    2020年04月27日