鳴海章のレビュー一覧

  • 夏の狙撃手

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    「冬の狙撃手」の前日譚。石本幸平の狙撃手としての成長する過程を描く。他のキャラクターも特別出演します。

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    2013年07月23日
  • 街角の犬

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    新種の覚醒剤の販売組織を追い詰める宇崎.暴力団とも関連を持つが、マンション投資で不利な状況に追い込まれ、返済ができなくなる.それも罠らしいことに気付き、反逆を開始する.警官だが殺人を犯し、傍若無人な振る舞いをするが、警察の中にも同じ穴のムジナがいる.荒唐無稽な話だが楽しめる.

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    2013年06月13日
  • マルス・ブルー

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    アイディア、ストーリーともに面白い。もしも、日本にカゲロウのような男が居たとしたら…国家間の均衡は如何にして保たれているのだろうか。ボタン一つで、その微妙な均衡が崩れるとしたら、どうなるのか。不安と興味を掻き立てられる作品。

    某国が大陸間弾道ミサイルの実験を繰り返す中、日本の自衛隊にそれを良しとせぬ男が居たとしても不思議ではないと思う。

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    2012年12月24日
  • テロルの地平

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    国会議員、内閣、陸海空自衛隊、北朝鮮工作員、公安警察、特殊部隊、一般日本国民など、様々な背景を持つ者達が登場するが、それをこのスケールとリアリティで紡ぎあげるプロットは圧巻。

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    2012年03月17日
  • マルス・ブルー

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    事故で数年前に行方不明になった航空自衛隊の天才ファイターパイロットの「遺品」が、脱北者の遺体とともに発見された。
    というところから始まるお話。

    こと飛行機に関する描写は、なんといってもすごく秀逸!

    パイロット同士の会話や発進シーン、その他モロモロ、臨場感緊迫感あれやこれやでヒジョーに読み応えアリです。

    個人的には、最後のオチがちょっと・・・・・。
    やや失速したカンジがありました。

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    2012年02月07日
  • 求めて候 幕末牢人譚 弐

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    2011/8/2
    求めて候うということですが、何を求めてるんでしょうね。あと、申し訳ないけど北方さんと比べてしまいました。それでも面白く読めたのは登場人物が魅力的だったことです。このあとどうなるのか次が楽しみです。

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    2011年08月04日
  • 幕末牢人譚 秘剣 念仏斬り

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    2011/8/2
    一気読みしてしまいました。でも、残念ながら何を目指しているのかよくわかりません。流されているだけのようで。

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    2011年08月04日
  • 街角の犬

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    警察小説ながら展開は非情。主人公の警官宇崎が堕ちるところまで堕ちていく終盤の展開はノワールと呼ぶにふさわしい。

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    2011年07月28日
  • えれじい

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    ネタバレ

    中盤、読むのがちょっとだるく感じるところがあったが、それ以降は引き込まれて一気に読めた。完全なハッピーエンドとはいかないまでも、後味は悪くない。佐倉と跡見の関係が良い。何故にやくざがそこまで刑事に協力できるのか、途中奇妙に思えたところも最後まで読んで納得。

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    2011年06月13日
  • 風花

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    借本。
    著者の本はこれが初めて。
    映画をみるのが面倒で読んでみた。
    ちょっといい感じの再生の一冊。

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    2012年12月29日
  • 街角の犬

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    「犬の力」に続いて「犬」つながりというわけでもないのですが、読んでみました。警官を狙う謎の罠。俺はどこまで堕ちるのかガソリンに溶ける新種の覚醒剤0822。その密売組織を追う警視庁の宇崎の周囲に不可解な出来事が……。正義と欲望のはざまに懊悩する男がたどり着く先には? というのがあらすじの引用。いわゆる刑事小説のカテゴリーに入るのかと思いますが、ダークゾーンへの陥り方がすざまじい。その衝撃度は「犬の力」に匹敵するのではないでしょうか。

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    2011年08月03日
  • バディソウル~対テロ特殊部隊~

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    警察の特殊部隊とテロとの戦い。
    銃撃戦やF15の描写が丁寧で細かく臨場感がある。
    ただし、話としてはやや単調。最後の数ページでご都合主義的にまとめているように感じた。F15やハイジャック機唯一の日本人の存在にあまり意味を感じなかった。主人公をライバル視していた同僚の邂逅もあっさりしていたような。
    とはいえ、特殊部隊の男臭さ、熱さは伝わった。一連のシリーズものだったようで、過去作品も読んでいれば深みは増したか。

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    2009年12月26日
  • 真夜中のダリア

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    初・鳴海作品ですが、感動しました!久々に人にお薦めできる作品。この手の作品はちょっと苦手だった。この世にある暗黒の部分がリアリティすぎて目を向けたくなかったからだ。でも、この作品、新宿2丁目を中心にその暗部で一生懸命暮している人を暖かく描いている。これって・・・続きそうです、というか続編を是非書いて欲しいですよん。

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    2009年10月04日
  • 鬼哭 ~帝銀事件異説~

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    酷い事件。戦争で人の死に鈍感になっている時代、大切な人のため、自分にはそうできる能力があるという変な偶然が重なって起こってしまったような気がする。どんな事情があっても許せないが。

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    2025年11月07日
  • 鬼哭 ~帝銀事件異説~

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    事実上未解決な「帝銀事件」。
    731部隊説をとり、その裏設定を色々と創作して書かれた小説。

    あんまおもんない。

    仕掛けがも描写も甘く、ちょっと凝った構成も上手く表現できていないせいか、何度もなんだっけと前のページを捲ることになった。
    ラストへの展開も唐突な感じを受けた。ちょっと、「ゴジラ-1.0」みたいな映像も浮かんで来たのが悪い影響があったのかもしれないが。

    文章の上手い高校生が一生懸命考えて書いたみたいな。

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    2025年06月02日
  • 鬼哭 ~帝銀事件異説~

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    ネタバレ

    松本清張の方を読んだので、かなり内容が違うと思った。なるほどこちらは「異説」
    真実がどうだつたかは分からないけれど、
    731部隊の仕事や当時とアメリカ、ソ連の思惑が絡んでいたということも感じられて戦後の混乱期というのは恐ろしいものだと改めて思った。

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    2025年04月19日
  • レジェンド・ゼロ1985

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    日本の戦闘機パイロットを描いたゼロシリーズの最新刊。四半世紀ぶりの新作と言うが、ジークこと那須野治朗はほぼ登場しない。主人公はソ連の爆撃機パイロットか? 東シナ海のアメリカ軍空母を攻撃する8機もの大型爆撃機編隊。スクランブルで飛び立つ航空自衛隊。米空母から飛び立ったF-14がソ連爆撃機を攻撃しようとするが、、、

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    2024年07月17日
  • 路地裏の金魚

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    前半のテンポに比べて、後半のテンポアップについていけない。営業の描写は、そんなに具体的に書かなくても…。

    タイムトラベルは面白い。最後は思いつかなかった。

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    2024年05月12日
  • スーパー・ゼロ

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    シリーズ第三弾。脳に直接アクセスする電子装置をジェット戦闘機に運用しようとする米軍。その戦闘機はネオ・ゼロを元に作成されたスーパー・ゼロだった。スーパー・ゼロを破壊し、新たなシステムを、葬りさろうとするジーク。今回はジークの戦闘シーンが少なくイマイチ。相変わらず、味方が簡単に死んでしまうのはつらいな。

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    2024年04月21日
  • ネオ・ゼロ

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    現代の戦闘機パイロット、『ジーク』こと那須野治朗の話、シリーズ第二弾。国産のジェット戦闘機が秘密裏に開発製作された。名前はネオ・ゼロ。このネオ・ゼロで北朝鮮の原子力施設爆撃命令を受けたジーク。陰謀渦巻く中、ジークのフライトはどうなる?

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    2024年04月10日