鳴海章のレビュー一覧

  • 14歳、夏。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『命と向き合う』って、実はなかなか経験ができない。
    全体的に難しい家庭環境?なのに、それを感じさせないのは、それ以上に命の煌めきを描いた作品だこらかなと思った。

    0
    2022年01月16日
  • 謀略航路

    Posted by ブクログ

    ハイジャック&人質救出もの、でいいかな?
    休出に関わるあれこれより、内戦描写側の主人公といっても良いだろう少年兵士の方が印象に残ります。
    メインの謎に当たる部分は、ちょっと付け足し気味。
    犯人側の動機付けには必要なのでしょうけどね。
    あと、終盤に出てくる登場人物が割合印象が薄くて、こちらも付け足し感が少々。
    最後の航空起動は楽しく読めました。さすがはこの作者というところでしょうか。

    0
    2020年12月13日
  • 全能兵器AiCO

    Posted by ブクログ

    国産戦闘機開発に戦闘用人工知能をからめて、ちょっとした謀略を追加しましたって内容。
    空戦シーンの良さは、この作者の特徴というか、初期の作品から一貫していますね。
    模擬戦が多いこともあり、戦闘に絡んでくる機体数が少なく、読んでいて想像しやすいところもあったかと思います。
    戦闘機の話が大半の分量を占めていて、国際政治的なところが少なく、背景の話が短くまとまっているのも好印象。

    0
    2020年12月09日
  • 路地裏の金魚

    Posted by ブクログ

    あまり好きでないです。
    製薬会社とお医者さんの間の仕事をしていましたが、こんなにえぐいとは、、、フィクションですが。
    男性向けと思いました。

    0
    2020年09月22日
  • カタギ 浅草機動捜査隊

    Posted by ブクログ



    ラブホ街で射殺されたスーパーの社長の死因は口内に小口径を突っ込まれ、撃たれる。
    機動捜査隊浅草分駐所の刑事は、27年前に起きた暴力団組長射殺事件の手口を思い出し、当時の関係者で元ヤクザと再会。

    戦前から、日本統治下の台湾。台湾先住民の日本への入国手引、大陸からの介入。マネーロンダリング。
    昭和の最大広域暴力団の分派抗争、暴対法、バブル景気、暴排法、リーマンショック。
    極道も堅気も、おまんま食べてくのは大変だな。
    どれもこれも白も黒もなく灰色に思えてくる。
    静かな燻し銀な一冊でした。
    今は、小中学生がYouTubeで億を転がす時代だな。
    汗水垂らして働くという表現は形骸化してゆくのか。

    0
    2020年09月20日
  • 夏の狙撃手

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)
    五輪を目指した石本はある事件をきっかけに公安警察“さくら銃殺隊”の狙撃手へと変貌していく。シリーズの原点にして、頂点がここにある。

    0
    2020年06月19日
  • 風花

    Posted by ブクログ

    2020.6.11
    見たくないのに見てしまう、どうしようもない切なさがよかった。
    子供の為にも2人で全力で責任持って幸せになってほしい。

    0
    2020年06月13日
  • 痩蛙

    Posted by ブクログ

    おなじ作者でも「悪玉」よりずっと面白い/ いまいち突き抜けられないサラリーマンボクサーの挫折と復活/ 終盤のスパー描写はしつこく、読むのはしんどいが全体的に鬱屈した人生を解放するさわやかさがある/ 最後の最後、試合に勝ったか負けたか書いてくれよとは思う/ まあ取って付けたように勝たれても困るし、かといって負ければ解放にならないし、難しいね/ .

    0
    2020年01月29日
  • 血に慄(ふる)えて瞑(ねむ)れ

    Posted by ブクログ

    神奈川県警公安捜査員・伊藤朱璃は、爆弾テロリスト・トウキョウボマーをついに追い詰める。しかし、そこには痛烈な惨劇が待っていた!さらなる事件を巻き起こすため、国際的な犯罪集団が、最強の工作員を日本国内に送り込んだ。対する警察庁は、超法規的措置S計画で対抗する。血には血を、銃弾には銃弾を…。報復の応酬劇に、朱璃は果敢に立ち向かう!

    「旭日の代紋」の続編。
    最後までハードな展開を期待していたのだが…。

    0
    2020年02月20日
  • マルス・ブルー

    Posted by ブクログ

    読み終わって感じたことは、細かな戦闘機のメカニズムや描写はとても細密で、ストーリーを含めドキドキハラハラしました。
    正直飛行シーンについては私には難しすぎるほどの細かく描かれていましたが、好きな人にとって期待を裏切らない描写なのではないかと思います。
    景坂のように核の保有やミサイルなどの無人兵器を否定し自らの命をかけサムライとして戦いたいと思うのか、武藤のように空戦での抑止力をもって日本の主権を守ろうとするのか。
    航空自衛隊という現代の日本の在り方を表す組織の中で映し出される2つの生き方や想いは、変わりゆく世界情勢の中で考えさせられるものだと思います。
    戦争とは?何を守り何の為に生きるのか?様

    0
    2019年12月04日
  • フェイスブレイカー

    Posted by ブクログ

    この方の本は初めて読んだ。
    ややグロテスクなハードボイルド小説。
    こういう映画ありそうだと思った。

    エンターテイメントとしておもしろいのだが、派手なアクションや乱闘は個人的な趣味と合わなかったので、この点数。登場人物は個性があり、愛着がわいて良かった。

    0
    2019年09月01日
  • 哀哭者(あいこくしゃ)の爆弾

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    スナイパーものの登場人物一覧のオマケがあったので、書庫に突っ込んでいなかった。

    「サクラ銃殺隊」が結集というよりシッカリ退場って感じ

    0
    2019年08月03日
  • Dロック

    Posted by ブクログ

    古書で購入
    飛行機内で喫煙出来て、携帯電話の電源をお切り下さいなんてアナウンスが無い時代もあったわね~( ´ー`)y-~~

    0
    2019年03月27日
  • 刑事の柩 浅草機動捜査隊

    Posted by ブクログ

    シリーズ第3弾。
    あまり何も考えず、この作品までをまとめて買ったが、どうやらこのシリーズ、今作で一区切りとなるらしい。
    浅草機捜隊のベテラン辰巳と新人の小沼を中心に描いたこのシリーズだが、冒頭、57歳の辰巳が、上司から現場引退を勧告されることから始まる。
    それと同時に富山で起きた連続女性殺人事件が描かれる。
    犯行の様子を犯人目線から描く部分も、並行して描かれるが、これがなかなかグロい。
    久しぶりの猟奇殺人に、今まで読んだ2作より、ぐっと面白さを感じた。
    この富山の連続殺人事件に、1作目に登場した辰巳が好きだったかもしれない女性の娘が巻き込まれ、辰巳は我を忘れて、犯人と対峙する。
    辰巳、犯人、富

    0
    2019年01月20日
  • レトロ・ロマンサー 壱 はつこい写楽

    Posted by ブクログ

    初めましての作家さん。
    タイムスリップものって色々あるんだけど
    本作では本人の意識だけが、触れた物の関係者の
    体にダイブするって感じで、予想外に面白かったです。
    写楽が誰であるかという話ではなく、
    絵師ではなかった人が、何故絵を描き始めたか。
    何故、短い期間だけで消えたのか。
    その理由を初音のトリップを通して見てくるって感じかな?
    その中で見えてくる繋がりとか、写楽誕生のきっかけが
    なるほどって感じ。
    こういう色んな説のお話を読むのは大好きです♪

    0
    2022年03月12日
  • 路地裏の金魚

    Posted by ブクログ

    製薬会社の営業マンの懐古譚かと思えば痛快SFなのか?
    医学部のセンセに対する営業話がキモイよ…(/_;)

    0
    2018年06月29日
  • 流転 浅草機動捜査隊

    Posted by ブクログ

    御徒町で金塊強奪事件が発生。銃器を所持した外国人三人組は犯罪現場の駐車場で宝石商社員の頭を撃ち、五億円相当の金塊を奪って北へ逃走した。程なく住宅街をパトロール中の稲田小町ら機動捜査隊の刑事が、散弾銃を手にした男と遭遇、強奪犯の一人と思われたが…。

    0
    2018年08月02日
  • ニューナンブ

    Posted by ブクログ

    ニューナンブとは、日本の警察が使用している拳銃のこと。研修中に上司を目の前で殺された北守は、配属後も、犯人の少年を執念深く追い続けていた。そんななか連続殺人事件が起き、捜査に奔走する。警察官と殺人犯、それぞれが“真の正義”を探し求めて闘うー善と悪の境界線を彷徨う男たちを描いた傑作。

    0
    2018年06月17日
  • 死の谷の狙撃手

    Posted by ブクログ

    北海道東方でジャンボ機がハイジャックされた。針路は米軍三沢基地か?緊急発進する自衛隊のF-15。同じ夜、福島の原子力発電所が襲撃される。阻止のため潜入した“毒”と呼ばれる死を恐れない究極の狙撃手、暗号名はダンテ。事件は大規模な謀略戦の序奏に過ぎなかった。ダンテは標的を打ち抜けるのか!?

    0
    2018年06月13日
  • 刑事小町 浅草機動捜査隊

    Posted by ブクログ

    機動捜査隊浅草分駐所に班長として赴任した稲田小町は、元医院の「幽霊屋敷」で首吊り死体を発見する。当初は単なる自殺と見られたが、死体の身元が、ある凶悪事件に係わりあるいわくつきの弁護士だったと明らかになると、殺人事件の可能性も浮上する。そこへ驚愕の知らせが…

    0
    2018年05月29日