鳴海章のレビュー一覧

  • 14歳、夏。

    Posted by ブクログ

    「経済動物だから」
    私もよく使う言葉。
    その一言で片付けることで、考えることをやめていたかもしれないと思った。

    0
    2024年11月01日
  • ゼロと呼ばれた男

    Posted by ブクログ

    トップガンが好きな方ならハマる可能性大の作品。
    もちろん戦闘機同士のバトルをリアルに描くところも面白いが、パイロット同士のライバル心剥き出しのところなんかもリアルだと思う。
    主人公は結局傭兵みたいな立場だから、自分の居場所は戦場にしかない、その悲哀も痛い。

    0
    2024年01月05日
  • 全能兵器AiCO

    Posted by ブクログ

    飛行教導隊出身の郷谷“チャンプ”2佐は、日本が独自に開発中の無人ステルス機「ATD-XⅡ」のデータ収集に協力していた。その頃、退職した郷谷の同期パイロットが操縦する小型機が尖閣諸島付近で謎の墜落事故を起こす。
    公安警察の世良はこの墜落に「閣下」と呼ばれる人物が関わっていると考え捜査をはじめる。
    その後、尖閣に進出してくる中国人民解放軍の戦闘機が墜落事故を起こし、それにATD-XⅡに似た機体が関わっているとみられたため、それを操縦するための人工知能「Aico」の開発に関わっている郷谷2佐と接触する。

    0
    2023年12月04日
  • 14歳、夏。

    Posted by ブクログ

    2021.10.11~11.02

    14歳の夏、私は何をしていたかな。
    そうそう、学校が休みになって、めちゃくちゃ嬉しかったんだ。友達には会えなくて寂しいけど、でも、嬉しかったんだ。

    トモの過ごした14歳の夏とは全然違うな。
    「何か」が変わった夏。いろいろと変わった夏。

    トモのような体験をしていたら、、、

    命とは、を改めて考えた。


    面白かったけど、同じ内容が何回かが出てくるのが、しつこくて、そのたびにちょっと「あーあ」と感じたのが残念。大幅改稿したのなら、そこ、直してほしかったな。

    0
    2021年11月15日
  • 相勤者 浅草機動捜査隊

    Posted by ブクログ

    下町ヤクザの三代目が目論む介護ビジネスの裏の狙いは!?向島の老舗暴力団で老いた親分の介護をする構成員の赤木と、任用延長で機捜に戻った刑事・辰見は長年の顔見知りだった。赤木とともに介護を手伝う外国人家政府から「親分が殺される」との相談を受け、管轄外にもかかわらず独自に捜査を始める。班長の稲田小町も相勤者として調べを進めると、やがて意外な真相が―。辰見が挑む生涯最後の事件!

    0
    2021年09月12日
  • 相勤者 浅草機動捜査隊

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    昭和の香りのこのシリーズも、終わるのかな。
     マカロニのエピソードは、どう解釈されようか。
     辰見の退職の時に覚悟したけど、今回はもう。最終章名の「つゞく」は本当なのか?

    0
    2021年06月08日
  • 狼の血

    Posted by ブクログ

    読み終わった。
    持ち運びに便利なはずの文庫本も、本編712Pの厚さはまあ、嵩張ること嵩張ること。
    鳴海サンは、ほとんど初。
    帯の推薦文に口説かれ購入。推薦人の花村萬月氏の口説き文句に偽りはなく、強力で危険で陰鬱でヤバイ小説だった。
    銃で撃ち殺す場面の描写もリアルだが、セックスの場面もリアルに描かれています。
    どちらも、主人公視点で生々しく語られていて、それ故に、主人公の鬱屈した心理とか、抑え込んでいた憤怒とか、決壊寸前の不満などが際立っているように思います。
    サラリーマンの人で、影響を受けやすい方は、読まない方が良いかもしれない。
    いや、逆に読んだ方が良いのか……。



    0
    2020年12月20日
  • 国連航空軍 最終兵器 下

    購入済み

    いよいよクライマックス

    朝鮮半島で北朝鮮軍を相手に奮戦する米軍の地上攻撃機、南シナ海上空では「ユニコーン」とテロリスト集団の戦闘機隊が激突、米中の戦闘機も参戦して壮絶な空中戦が展開される。攻撃されても反撃してこないという理由で、北朝鮮が日本を核攻撃するというのはたしかにありうる話。危機管理能力ゼロの日本はあまりになさけない。意外などんでん返しもあるが、それぞれの使命感、プライドを胸に、登場人物が次々に散っていくラストが哀しい。

    0
    2020年04月09日
  • 情夜 浅草機動捜査隊

    Posted by ブクログ

    浅草機動捜査隊シリーズ、10作目。

    今作のキーパーソンは粟野力也。シリーズ2作目「月下天誅」で辰見と小沼に補導されていた少年であるが、小沼に憧れ、今作では警察官の卵に。シリーズ読者としては馴染みがあって、感慨深いです。そして、もう一人の補導少年だった聖也が真逆の人生で、、、彼らのその後が読めるのはシリーズならではで嬉しい限りですが、あまりにもやるせない悲劇的な結末だったので、思わず天井を仰いでしまった。彼の代わりにと言っては何だが、粟野くんには正しい、強い警察官になってほしいと願うばかり。
    捜査一課に行った小沼の代わりとばかりに新しく入ってきたSAT上がりの本橋さん。オリンピック期間限定だっ

    0
    2020年04月09日
  • 国連航空軍 最終兵器 中

    購入済み

    東アジアでついに戦争勃発!

    シベリアから発射されたICBMがワシントン近郊に着弾し米国が報復。この機に乗じて南進を開始した北朝鮮軍とこれを支援する中国軍。スケールの大きいミリタリーもので読み応えがあるが、各国の利害や思惑が複雑に絡み合い、全体像が掴みにくいところもある。最近は国対国の正規戦より、テロリストやゲリラ組織などが相手の不正規戦のほうが発生頻度は高い。また潤沢な資金、高度なスキルをもつテロリスト集団も存在する。ブラックマーケットに流れた旧式の核兵器や、盗まれた細菌兵器がそんなテロリストの手に渡ったらどうなるか。果たして日本はまともな対応ができるのか?そんなことをふと考えてしまった。

    0
    2020年04月09日
  • 国連航空軍 最終兵器 上

    購入済み

    スケールの大きいミリタリーもの

    登場人物が多く、それぞれの視点で同時並行的に物語が展開する。時代背景が2000年前後と若干古いがスケールが大きく面白かった。シリーズ第一弾ということだが、その前の話もあるようで、こちらも読んでみたい。日本の安全保障のあり方を考えさせられる一冊。

    0
    2020年04月08日
  • 全能兵器AiCO

    Posted by ブクログ

     筆者は本職ファイターパイロット?と思わせるほどの、リアルで詳細な描写と内輪ネタ(笑)が溢れ、自分が全く知らない世界を覗き見るような気持がして面白かったです。戦闘機の装備や操作の描写は専門的過ぎてなかなかイメージがしにくかったのですが、門外漢目線で丁寧に説明やルビが入るので、さほど抵抗感なく読み進められます。
     パイロットたちのカラッとした気性が快く、気の置けない仲間たちの間のやりとりは見ていて清々しいです。プロ意識が高い職人は、どんな職であれ、皆格好いいものですね。
     メインテーマである人工知能については、そこまで深くは掘り下げられなかった印象ながら、この先の技術の進歩を考えると、遠くない未

    0
    2019年11月13日
  • 路地裏の金魚

    購入済み

    面白いけれど疲れた

    下町とSFの取り合わせは面白いけれど長く感じた。特に本筋に入るまでが長く感じて脱落仕しかけた。
    接待の描写にはちょっとうんざり。

    0
    2019年06月15日
  • 鬼灯

    Posted by ブクログ

    500ページ超で内容も濃く時間かかりました
    読み応えもありました
    犯人は読者はわかっているけど
    警察と主人公はわからず、追いかける展開
    そして徐々に犯人を追い詰めて・・・
    この主人公の作品はこれが三作目のようで
    あとの作品も読みたいです

    0
    2019年05月18日
  • 謀略航路

    Posted by ブクログ

    予想外の面白さ。飛行機や飛行に関しても詳細な描写で、緊迫感満載、大迫力の展開。このような小説もあったのかという感じ。でも、こんな飛行機には乗りたくないなぁ(笑)

    0
    2019年04月04日
  • レトロ・ロマンサー 弐 いとし壬生浪

    Posted by ブクログ

    シリーズ第二弾。
    御先祖様調査研究所(ARI)のメンバーとなった初音。
    前回、遷移(飛んだ)した時、すれ違いざまに
    不敵な笑みを残して通り過ぎた彩雲と再会!
    さて、今回遷移した相手は久保松次郎。
    新選組最後の局長:相馬主計の従者だったらしいが、
    備忘録には池田屋の事が書かれていて、偽物か?と
    思ったのだが、遷移した先でいきなり沖田総司きたぁ~!
    総司の最後は、こっちの説が好きだけど切ないです。
    そして土方は・・・個人的には嫌かなぁ~(^◇^;)
    早く続きが読みたいなぁ~

    0
    2018年09月17日
  • 流転 浅草機動捜査隊

    Posted by ブクログ

    浅草機動捜査隊シリーズ、9作目。

    前作で辰見が定年を迎え、このシリーズ終わっちゃうんじゃないかと寂しく思っていたら、小町さんを中心にして続けてくれそうデス。カッコ可愛い小町さんが大好きなので、嬉しい限り。外国人女性を巡る事件の結末が切なかったけど、いつもながら淡々とした文章かつ説得力のあるストーリーで読みごたえがあり、面白かった。
    新しく配属された本橋さんが結構いい味出てるなぁと思っていたんだけど、今度は小沼くんが出ていくようで。その代わりに配属されるのが、、、全くの予想外の人物登場で驚きでした(笑)次作が楽しみデスネ~。

    0
    2018年08月31日
  • 強行偵察

    Posted by ブクログ

    我が子の治療費の為にスナイパーとして危険地帯に赴くパパってのは、軍人ならよくあるパターンかもだけど、日本の自衛隊員って設定はキツイ

    0
    2018年07月21日
  • 月下天誅 浅草機動捜査隊

    Posted by ブクログ

    評価は4.

    内容(BOOKデーターベースより)
    東京・谷中墓地で、深夜、「最後のフィクサー」と呼ばれた高橋天山が日本刀で首を刎ねられ殺害される事件が起きた。現場にいち早く臨場した機動捜査隊・浅草分駐所の若手刑事・小沼優哉とベテラン辰見悟郎だが、特別捜査本部は警視庁本庁に置かれることに。よけいなこととは知りながら、独自に調査をはじめた二人の前に意外な手掛かりが…機捜隊コンビの奮闘を描く警察小説人気シリーズ

    悪どい政治家を成敗するストーリーは皆の夢なので良いとして…若い男の子を利用するのに同調できず。

    0
    2018年07月20日
  • 刑事の柩 浅草機動捜査隊

    Posted by ブクログ

    機動捜査隊浅草分駐所のベテラン刑事・辰見悟郎は、かつて捜査を担当した殺人事件の被害者の娘・大川亜由香から相談を受ける。彼女は伯父と富山県魚津での生活を始めていたが、友人が誰かにつきまとわれているのだという。その頃富山県内で起きていた、連続猟奇殺人の報道を見た辰見は胸騒ぎを感じて…

    0
    2018年05月29日