あらすじ
眠れる龍と呼ばれる巨大な逆断層に核爆弾を仕掛けるべく、テロリストが動き出した! 北朝鮮工作員となった永野明は、青森県六ヶ首村に潜伏する。核燃料リサイクル工場を巻き添えにする企てだ。一方、福井沖では、カーフェリー乗っ取り事件が勃発。警視庁公安部「サクラ銃殺隊」が制圧に乗り出す――。国家存亡を賭け、狙撃手・仁王頭が最大の危機に立ち向かう!
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Posted by ブクログ
国会議員、内閣、陸海空自衛隊、北朝鮮工作員、公安警察、特殊部隊、一般日本国民など、様々な背景を持つ者達が登場するが、それをこのスケールとリアリティで紡ぎあげるプロットは圧巻。
Posted by ブクログ
鳴海氏の大作。しかし、あまりにも多くの要素を動かし過ぎてフォーカスしているテーマがボヤけてしまった感は否めない。惜しまれる。また、下北半島の結末は違う版があった方がよりリアリティが増すように思われる。スケールが、大きくて日本人の作家離れしており、なかなか、味がある。