【感想・ネタバレ】えれじいのレビュー

あらすじ

立て籠もり無理心中、女性警察官殺し、中学生乱射事件。いずれも凶器となったのは、同じ型のマグナム銃だった。愛崎署で銃器薬物対策係に所属する佐倉は、潜入捜査官となって銃の密売経路を追う。頼れるのは、うだつのあがらない極道、跡見ただ一人――。不器用に信条を貫く男の姿を描いた警察小説の感動作。

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購入済み

読み応えのある一冊

あらすじに麻薬中毒者による立て籠もり、女性警官射殺、中学生による乱射事件云々とあったので「面白そう」と購入を決定。予想したよりも立ち回りは少なかったが、巧みなストーリー展開でなかなか真犯人にたどり着けない。ふと気づくと主人公の佐倉と一緒になって犯人を追っていた。「うだつをあげない」ヤクザの跡見はスジが通っていてかっこいい。成果主義や拝金主義がはびこる世の中では「偉くなったヤツ、カネを稼いだヤツが結局は勝ち」というのはたしかに現実。だが、本当にそれでいいのかを考えさせられた。

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2020年03月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

中盤、読むのがちょっとだるく感じるところがあったが、それ以降は引き込まれて一気に読めた。完全なハッピーエンドとはいかないまでも、後味は悪くない。佐倉と跡見の関係が良い。何故にやくざがそこまで刑事に協力できるのか、途中奇妙に思えたところも最後まで読んで納得。

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2011年06月13日

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