丸山正樹のレビュー一覧

  • デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士

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    話も分かりやすく、ミステリーとして面白かった。
    また、聴覚障害関連の話や当事者達の感情も、普段関わりがないだけに初めて知ることが多かった。
    家族愛も美しかったし、何森がかっこよかった。
    正義や哲学のある態度悪い現場職っていつでもかっこいい。

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    2026年08月29日
  • 夫よ、死んでくれないか

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    なかなか身につまされる話で,ミステリとしても展開は面白い。ただ,仕掛けがよく分からん部分もあったり,文章の質感としてはやや軽い。技巧的には面白いと思うけど,文学としてのミステリというジャンルにあまり興味がないのかもしれない。

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    2026年08月17日
  • デフ・ヴォイス

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    ろうあ者と昔は言っていたが、最近はろう者と呼ぶようだ。両親も兄もろう者の家庭に生まれ育った健常者(コーダ)の荒井尚人。世間と家族からも疎外された感情を持っているので、全体的に鬱屈した内容で進んで行く。これに手話が複数あったり、ろう者の教育方法が幾つも出てきて読んでいて混乱してくる。
    警察の事務員だった荒井は、退職して手話通訳士の資格を取得して、その関係の仕事に就くが、そのことで過去の事件を思い出してしまう。この退職理由が中々明かされず、荒井の鬱屈や周囲の当たりの強さの原因不明さにモヤモヤがつのる。
    過去と似た事件が発生し、その事件解明に我を忘れて没入する荒井。周囲に軋轢を撒き散らしながらトコトン追及。情報入手のために使う手段が結構酷い。辿り着いた過去と現在の事件の真相。真犯人は分かったのだが、暴かれた真相が果たして正解だったのだろうかと悩んでしまった。

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    2026年08月15日
  • 青い鳥、飛んだ

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    お勧めされて読んだ本

    犯罪に対して、世間の目は厳しい
    そう思うことって時々あるんですよね
    本人、反省してると思う
    それを信じてみてもいいんじゃないかな?
    たった一度の過ちさえも、許されないの?
    そう思うことって、私にはあるんですよね

    起訴されて、刑が確定して
    それはもう、許されないことなんでしょうか
    だとしたら世の中って厳しいですよね
    勿論犯罪は良くないことです
    でも、確信犯ならともかく
    そこに至るまでの経緯とか、そういったものを加味して考えると……

    罪を憎んで人を憎まず

    そんな言葉があるように
    許せる心を持っていたいとそう思います

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    2026年03月05日
  • 青い鳥、飛んだ

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    万引きを許さないコンビニ店長、そのために人生が変わってしまった女子高生、万引きを追われ、逃げようとして頭をぶつけたことを機に命を失ってしまった男性の息子。そして年を経て繋がる三者。
    コンビニ店長柳田の行動原理は理解できる。SNSで全てを奪われる現実は恐怖でしかない。ミチルの万引きとその後メンズエステで働くことになる成り行きは‥柳田が見逃さなかったのが悪いということではないだろう。相反する二人が柳田の娘をきっかけに繋がる。そして彼女の危機を救ったのは、彼女がお守りにしていた青い鳥だった。彼女の人生を変えてしまった青い鳥。彼女はようやく過去から解放された‥のか。幸福ではない青い鳥は飛び去ったということか。
    彼女の夢は叶うのだろうか。原資を問われた時、彼女は前を向いて答えられるのか?柳田の娘はどうなった?いくつかモヤモヤが残る。

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    2026年03月02日
  • 青い鳥、飛んだ

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    コンビニでの万引きを許さない店長とその万引きで捕まった人たちの交差するその後の人生.捕まえた方も捕まった方も何かやりきれないような成り行き.どうすれば良かったのだろうと考えた.でも最後は少し光明が.

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    2026年02月09日
  • 青い鳥、飛んだ

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    万引きは絶対に許さない
    (泳がせて捕まえるべきだし、情状酌量は必要ない)、
    という頑なすぎる正義感から引き起こされる、
    数奇な運命の巡り合わせ。

    関わった人たちが、じわりじわりと墜ちていく。
    運命の歯車が絡み合って回っていく。
    止まらなくなって、
    途中から一気に加速する感じで読みふける。

    最後に青い鳥が出てきたとき、
    あー解放されたーと思った。。

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    2026年01月27日
  • 青い鳥、飛んだ

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     万引きを犯して捕まってしまうしまう人と、それを捕まえた人が誤ってその万引き犯を死なせてしまった人、の人生が交差する物語。万引き犯として捕まることにより転落していく人生と、万引き犯に厳格に対応していたコンビニ店主が誤って人を殺してしまうことにより転落してゆく人生。それぞれよく描けているので集中できる。普通に全うに人生を送っている人でも、が些細なことから転落していくことはよくあることだ。
    オーディブルで最後まで楽しめました。

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    2026年01月10日
  • 青い鳥、飛んだ

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    一度道を踏み外した人は、もう許されないのか。そんな問いがずっと頭に残る作品だった。「正義とは?」「善と悪の境目はどこ?」と、読みながら考えさせられる場面が多い。重たいテーマではあるけれど、希望の感じられるラストにホッとした。最近読んだ『踊りつかれて』と同じく、SNSが生み出す暴力の怖さも印象的だった。

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    2026年01月05日
  • 青い鳥、飛んだ

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    1つの間違いをきっかけに、それなりに順調と見えた人生が転がり落ちるように暗転する。あのことさえ起こらなければ、あの時の些細な悪いことを見逃してくれていたら、自分は悪くないのに。ちょっとした過ちなのに、運が悪かった。精一杯生きているのに。
    自分の過ちは自分の責任であること、運が悪いのではなく自分の行いが悪かったということ、それをちゃんと理解した時に青い鳥は飛んできてくれるのだろう。

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    2025年12月14日
  • 青い鳥、飛んだ

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    万引きをキッカケに交差した二人の人生
    この先どうなるんだろうとハラハラしながら読んできたので最後がちょっと物足りない感じがして…気がかりも多いし
    でもそれが現実なんだろうなぁ

    加害者も被害者も紙一重なんだなぁ
    自分もいつそうなるかわからないのに当事者に冷たい社会
    「ケアリーバー」という言葉を初めて知った

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    2025年11月19日
  • 青い鳥、飛んだ

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    オーディブルで。万引きを絶対に許さないことを信条としていたコンビニ経営の男。万引き犯を捕まえる過程で、過って殺してしまう。一方、過去に男に万引きを咎められた、施設育ちの女の子。グレーなメンエスで働いていた彼女は、いい人だと思っていた客からレイプされる。その客を特定するため頼った興信所にいたのが、元コンビニ経営の男。男は事件をきっかけに妻と娘と別れ、しかも娘はホストにはまって立ちんぼをしている。もう一人、男に恨みを持つのが、誤って殺された男の息子。彼も事件をきっかけに貧困に陥り、施設で育っていた。復讐心から、男を特定し、あとをつけるようになる。

    コロナ禍で非正規の女性が職を失ったり、ホストの売掛問題、18歳で児童養護施設を出なければならない子供たちの問題など、まさに今の社会を反映する話。物事の連鎖、正義とはなにかを、考えさせられた。

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    2025年10月15日
  • 夫よ、死んでくれないか

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    まぁ世の中そう思ってる人はきっといっぱいいるだろうね

    3人対3人の構図が浮かんだので、あの大学時代の男子たちvs女子の構図が浮かんだけど、違った

    この先は晴れるのか…

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    2025年09月09日
  • 青い鳥、飛んだ

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    ネタバレ

    王様のブランチで紹介されていたような、、、?

    正義感の強すぎる店長の万引き犯を捕まえた後に死亡する、、、というストーリー。

    前作丸山さんの作品を読んで凄くサクサク読めて好きな作家さんの1人になるだろうなーっと今回も思いながら読み進められました。

    ただ性風俗の話しが多い。
    もう少し店長の話をフォーカスしても面白そう。

    娘がハマったホストが亡くなった方の息子だったらありがちで嫌だなぁっと思ったので、そうじゃなくて一安心だったけど、、、

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    2025年09月08日
  • 龍の耳を君に

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    聾という字に、そんな意味があったなんて、知らなかった。
    よく練られたストーリー。
    見守る父親、切なすぎた。

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    2025年08月18日
  • 夫よ、死んでくれないか

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    この本を見つけた時にはどんな内容かと思ったが、タイトルほど過激な内容ではなかった。

    結婚とはなんなのか、考えさせられる作品。
    人と人との出会い、結婚して共に生きていこうと決めたのに薄れていく気持ち。
    空気のような存在が心地よい人とよくない人、それも結婚してみないとわからない。
    わかっていたようでわかっていなかった相手のこと、自分のこと。
    自分のことがわからないのに、他人のことなんてわかるわけない。

    ヒビが入りかけた友情にもドキドキしたが…
    女の友情もこわいなと感じた。
    なんでもできる、大丈夫。
    いくら友情があっても、世間一般の常識から外れたことにはストップがかかるものでは?
    ここまで行く友情が私にはわからないので、こわさがあった。

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    2025年08月17日
  • 夫よ、死んでくれないか

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     現代女性の「幸せ」とは何かを考えさせられる作品。優先すべきはキャリアか、結婚か、出産か。そこに複雑な要素が絡んでくると、非常に悩ましい。何が正しい選択なのか、些細な出来事がその後大きな展開を迎える事件を中心に、女性の苦悩にスポットを当てた作品?

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    2025年08月08日
  • ワンダフル・ライフ

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    理想と現実。どこがどう繋がってフィクションなのか?
    タイトルが平行しているが、章立てとして独立しているようでもないし、あとがきを読んで少~し理解

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    2025年07月30日
  • 夫よ、死んでくれないか

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    audible115冊目。

    とにかく、大切なひとのことは、大切にしましょうよ。
    いつから大切じゃなくなってしまうのだろう?
    裏切られた時?
    それとも、小さなことが積み重なって?
    リカバリー不可能な裏切りを除いて、明確な「いつ」は言えないことのほうが多いのかもしれない。
    にしても、傷つけ合いながら一緒にいて、誰が幸せになるの?

    モヤモヤしまくりな話でした。

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    2025年07月13日
  • 夫よ、死んでくれないか

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    ハードが発売された時に読みたくて読みたくて堪らなかったが、ハードが苦手で………ドラマ化に沸き、ドラマ化でソフトが出ると心待ちにして、出会ってすぐさま手に取った1冊。
    ドラマと原作の内容が乖離し過ぎていてまるで別作品。ドラマの視覚情報と女のドロドロした強さが強烈過ぎて、原作がマイルドになってしまった。
    男性はタイトルに負けずに、ぜひ原作を読んで欲しい。夫に対する、ドロドロした女の突き刺さしたい気持ちを少しは分かって欲しい。

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    2025年06月20日