丸山正樹のレビュー一覧

  • 慟哭は聴こえない

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    デフ・ヴォイスから始まる「ろう者」を
    題材にした小説の第3弾。

    回を重ねるにつれ登場人物のその後が
    描かれてるので「実際この世に存在するのでは?」
    と錯覚してしまうほど、思い入れの強いシリーズに
    なってます。

    今回は主人公の荒井とみゆきとの間に子どもが
    生まれたことで起こる話も。

    他の3編のサイドストーリーもこれまでの
    作品同様、「ろう者」が抱える問題を提起してて
    読み応えありました。

    続編もあるみたいなので楽しみにしてます!

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    2022年01月30日
  • 慟哭は聴こえない

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    シリーズ3作目。
    前作までの間に、みゆきと結婚し、刑事課で働くみゆきの代わりに主夫をしながら、細々と手話通訳を続けていた荒井。
    1章目は耳の聴こえない妊婦さんの話。
    耳が聴こえないことが、救急車を呼ぶことへの障害もあるとは考えたこともなかった。
    2章目以降では、みゆきとの間に生まれた娘・瞳美の話が描かれる。
    子供を授かることに消極的だった荒井の心配は当たってしまい、生まれた瞳美は耳の聴こえない子だった。
    ショックを受ける荒井だったが、みゆきも、みゆきの連れ子である美和もその現実を受け止める姿がとても印象的。
    これまではミステリーの要素も絡めていたが、今作はミステリーの要素は少な目で、聴覚障害を

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    2021年12月19日
  • 慟哭は聴こえない

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    デフ・ボイス第三弾。
    短編集っぽい感じがするけどいいのかな。
    手話通訳の仕事や通訳が不確かな人がいる事実。
    聴覚障害者の暮らしの不便さ差別などがよく伝わった。

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    2021年10月21日
  • 慟哭は聴こえない

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    このシリーズは本当に面白い。1時間-2時間くらいでサラッと読めてしまう割にきちんと心に残るものがある。

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    2021年07月06日
  • 慟哭は聴こえない

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    主人公荒井にもついに子供が。
    聴覚障害について知ることができた上、
    物語に奥行きが出ていて、もっと読みたくなる。

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    2021年06月25日
  • 慟哭は聴こえない

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    デフ・ヴォイス3。
    前作の後、妻の連れ子の美和は小学二年生に、妻のみゆきは刑事課勤務になっていた。
    そして荒井は「手話通訳」の仕事を続けていた。
    その仕事で出会ったろう者たちとの出来事が四話、描かれているのだが、生きにくい社会が読んでいて苦しい。
    特に、タイトルにもなっている一話目は、救急車を呼びたくてもそれが出来なかった今岡しのぶの、声にならない慟哭が聴こえてくるような気がした。

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    2021年06月07日
  • 漂う子

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    読後というより、読み進めるうちに色々と考えることになった。登場人物の心境やセリフがいちいち心にささる。
    呑気に生きて来れた事に感謝しつつ、知った事実から目を逸らさず受け止めていこうと思う。

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    2020年09月23日
  • 漂う子

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    デフ・ヴォイス以上の衝撃作だと思う。日本には1年以上,所在が分からない子供(中学生以下)が千人以上。そしてそれすらも氷山の一角というのだから驚きを超えて寒気すら感じる。漂わざる得ない子供の目を覆いたくなるような悲しい現状に多くを考えさせられた一冊でした。超オススメ。
    あらすじ(背表紙より)
    恋人の教え子・紗智が父親と共に突然姿を消した。彼女を探すことになった二村直は、ただ一つの手掛りをもとに名古屋へ向かう。所在が分からない子供、「居所不明児童」という社会の闇を知るうちに、直は重大な決断を迫られる―。子を持つとは、親になるとはどういうことか。『デフ・ヴォイス』著者が描く問題作。

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    2020年05月11日
  • 漂う子

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    ネタバレ

    どの程度取材をして書かれた小説なのか存じませんが、実際の虐待事件なども出てきてとてもリアルな感じがしました。居所不明児童に対して対応に限界があること、家族を頼れない若者がいろんな危うさを抱えながら自分で稼いで生きていること、売春や児童ポルノという形で我が子を売る親がいること、実際にこのような過酷な状況の親子がいるんだろうと思います。
    登場人物すべて、悩みがあったり、過酷な生育歴だったりするけれど、最期は希望が感じられる小説です。

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    2020年01月05日
  • 漂う子

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    デフ・ヴォイスがよかったので、同じ作家さんのこちらを購入。
    居所不明児童を探すお話。家の事情、親の事情で学校に行けなかったり、虐待されたりする子供が問題になっているが、「親が悪い」といって引き離すだけでいいのか?
    周りの私たちに何ができるのか?という問題提起をしている小説。
    いろいろ考えさせられた。

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    2019年12月11日
  • デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士

    購入済み

    知らない世界観

    本を読み進めるのが、面白みを感じ角度には、いくつか種類がある。
    その中でも、この本のように、【なるほど】の角度、【知らない世界観を感じる】角度は好きだ。

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    2019年02月05日
  • 青い鳥、飛んだ

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    万引きは絶対に許さない
    (泳がせて捕まえるべきだし、情状酌量は必要ない)、
    という頑なすぎる正義感から引き起こされる、
    数奇な運命の巡り合わせ。

    関わった人たちが、じわりじわりと墜ちていく。
    運命の歯車が絡み合って回っていく。
    止まらなくなって、
    途中から一気に加速する感じで読みふける。

    最後に青い鳥が出てきたとき、
    あー解放されたーと思った。。

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    2026年01月27日
  • 青い鳥、飛んだ

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     万引きを犯して捕まってしまうしまう人と、それを捕まえた人が誤ってその万引き犯を死なせてしまった人、の人生が交差する物語。万引き犯として捕まることにより転落していく人生と、万引き犯に厳格に対応していたコンビニ店主が誤って人を殺してしまうことにより転落してゆく人生。それぞれよく描けているので集中できる。普通に全うに人生を送っている人でも、が些細なことから転落していくことはよくあることだ。
    オーディブルで最後まで楽しめました。

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    2026年01月10日
  • 青い鳥、飛んだ

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    一度道を踏み外した人は、もう許されないのか。そんな問いがずっと頭に残る作品だった。「正義とは?」「善と悪の境目はどこ?」と、読みながら考えさせられる場面が多い。重たいテーマではあるけれど、希望の感じられるラストにホッとした。最近読んだ『踊りつかれて』と同じく、SNSが生み出す暴力の怖さも印象的だった。

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    2026年01月05日
  • 青い鳥、飛んだ

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    1つの間違いをきっかけに、それなりに順調と見えた人生が転がり落ちるように暗転する。あのことさえ起こらなければ、あの時の些細な悪いことを見逃してくれていたら、自分は悪くないのに。ちょっとした過ちなのに、運が悪かった。精一杯生きているのに。
    自分の過ちは自分の責任であること、運が悪いのではなく自分の行いが悪かったということ、それをちゃんと理解した時に青い鳥は飛んできてくれるのだろう。

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    2025年12月14日
  • 青い鳥、飛んだ

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    万引きをキッカケに交差した二人の人生
    この先どうなるんだろうとハラハラしながら読んできたので最後がちょっと物足りない感じがして…気がかりも多いし
    でもそれが現実なんだろうなぁ

    加害者も被害者も紙一重なんだなぁ
    自分もいつそうなるかわからないのに当事者に冷たい社会
    「ケアリーバー」という言葉を初めて知った

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    2025年11月19日
  • 青い鳥、飛んだ

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    オーディブルで。万引きを絶対に許さないことを信条としていたコンビニ経営の男。万引き犯を捕まえる過程で、過って殺してしまう。一方、過去に男に万引きを咎められた、施設育ちの女の子。グレーなメンエスで働いていた彼女は、いい人だと思っていた客からレイプされる。その客を特定するため頼った興信所にいたのが、元コンビニ経営の男。男は事件をきっかけに妻と娘と別れ、しかも娘はホストにはまって立ちんぼをしている。もう一人、男に恨みを持つのが、誤って殺された男の息子。彼も事件をきっかけに貧困に陥り、施設で育っていた。復讐心から、男を特定し、あとをつけるようになる。

    コロナ禍で非正規の女性が職を失ったり、ホストの売

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    2025年10月15日
  • 夫よ、死んでくれないか

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    まぁ世の中そう思ってる人はきっといっぱいいるだろうね

    3人対3人の構図が浮かんだので、あの大学時代の男子たちvs女子の構図が浮かんだけど、違った

    この先は晴れるのか…

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    2025年09月09日
  • 青い鳥、飛んだ

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    ネタバレ

    王様のブランチで紹介されていたような、、、?

    正義感の強すぎる店長の万引き犯を捕まえた後に死亡する、、、というストーリー。

    前作丸山さんの作品を読んで凄くサクサク読めて好きな作家さんの1人になるだろうなーっと今回も思いながら読み進められました。

    ただ性風俗の話しが多い。
    もう少し店長の話をフォーカスしても面白そう。

    娘がハマったホストが亡くなった方の息子だったらありがちで嫌だなぁっと思ったので、そうじゃなくて一安心だったけど、、、

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    2025年09月08日
  • 龍の耳を君に

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    聾という字に、そんな意味があったなんて、知らなかった。
    よく練られたストーリー。
    見守る父親、切なすぎた。

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    2025年08月18日