水まきジイサンと図書館の王女さま

水まきジイサンと図書館の王女さま

990円 (税込)

4pt

『デフ・ヴォイス~法廷の手話通訳士』(文春文庫)で話題をさらった丸山正樹氏、初めての児童書。「デフ・ヴォイス」シリーズとして、その後『慟哭は聴こえない』(東京創元社)など続篇を刊行中。本作は、そのスピンオフ版として書かれたもので、コーダ(ろう者の両親の家庭で育った聴者の子ども)である主人公の手話通訳士の再婚相手の子ども美和と、シリーズ2作目に登場する友だち英知の学校を舞台に繰り広げられる。「水まきジイサン」「図書館で消えたしおり」「猫事件」「耳の聞こえないおばあさん」などのストーリーが、ミステリーの要素も加わり、少しずつリンクしていく。美和は義父から習った手話が使える。発達障害や場面かん黙症という特性をもつ英知も、人前で話すことができないが手話を習得していて、二人の会話は手話である。オリジナリティあふれる物語。謎は解けるのか! 巻末に手話の説明付き。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    児童書 / 児童文学
  • 出版社
    偕成社
  • ページ数
    160ページ
  • 電子版発売日
    2022年11月24日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    9MB

閲覧環境

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水まきジイサンと図書館の王女さま のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    実はデフ・ヴォイスを読んだことなくて、
    いきなりスピンオフを読んじゃった私(笑)
    でも、本編を読んてみたいなと思えた。

    0
    2024年03月09日

    Posted by ブクログ

    場面緘黙の男の子と、クラスメイトの女の子。2人はコミュニケーションをとるために手話を使う。認知症のおじいさんが出てきたり、親が再婚していたり、いろんな今どきの要素を背景にしつつ、よくある児童ミステリー。

    0
    2024年07月18日

    Posted by ブクログ

    「デフ・ヴォイス」シリーズスピンオフの、なんと児童書!美和ちゃん英知くんが主人公です。ネコチャン、大事なくてよかったよ…。

    0
    2024年04月14日

    Posted by ブクログ

    わけあって手話で会話をしている美和と英知。
    日常のなかで起こった小さな事件がミステリー要素を含んでいて、ワクワクしながら読みました。

    美和の中の正義感や自然に出る優しさ、対象的にまわりの子どもたちの子どもらしい小さな残酷さ。場面かん黙という症状を生活の一部としてまわりの子どもたちも自然に受け入れつ

    0
    2023年12月27日

    Posted by ブクログ

    児童書とあなどっちゃいけない内容

    こんな風に子どもの頃から手話に触れる機会があればとてもいい
    私の周りにも、気づいていないだけで聴こえない人は存在している
    盲導犬はそれなりに見るんだけど、それはきっと目立つからだ
    やっぱり手話勉強しようかな

    0
    2023年06月17日

    Posted by ブクログ

    「デフ・ヴォイス」シリーズのスピンオフ作品。美和と英知が活躍する児童書。
    おもしろかった!
    これは是非シリーズ化して学校図書に置いて欲しい。子どもたちに読んでもらいたいなと思いました。

    小さな謎を美和と英知の二人がソウサする。
    場面緘黙症の英知。声での会話は難しいけど、手話が使える美和とは手話で会

    0
    2023年03月05日

    Posted by ブクログ

    31/100
    手話通訳士が主人公の小説で話題をよんだ「デフ・ヴォイス」シリーズのスピンオフ版!

    訳あって、手話で会話する美和と英知、異色のストーリー

    位置づけとして「児童書」となっているが、是非多感な子供達に読んでもらいたい!
    そして、原語たる手話に興味を持ってもらいたい!

    0
    2022年07月26日

    Posted by ブクログ

    『デフ・ヴォイス』シリーズの児童書。小学生の美和の視点で進み、新井家の家族や英知くんが出てくる。美和の周囲で起きる小さな謎を英知くんが解明していく。聾者の問題も扱うが児童書なのであまりハードな描写にはならない。物語自体は面白いのだがデフ・ヴォイスの世界を無理に児童書化した部分も感じた。私はデフ・ヴォ

    0
    2024年09月21日

    Posted by ブクログ

    デフヴォイスシリーズの中で、美和ちゃんと英知くんがすごく好きです。純粋で、真っ直ぐで、本当にかわいい。
    児童書らしく温かみのあるお話であるともに、児童書といえどとても面白かったです。

    手話は聴こえない人たちにとって大切な言語であるということが児童書でも書かれていて嬉しかったな。小学生さんたちがそれ

    0
    2024年04月18日

    Posted by ブクログ

    ひまわりめろんさんの本棚からです
    『デフ・ヴォイス』シリーズからのスピンオフ作品です


    この本を見た瞬間、首を45度に傾け両手を広げ肩をすくめました
    「ん?なにこれ?知らない…」の手話ですね
    ひま師匠と同じくテキトーなことをやってます
    テキトーなところは師匠譲りです
    つまりテキトーな師匠が悪いとい

    0
    2024年03月22日

水まきジイサンと図書館の王女さま の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    児童書 / 児童文学
  • 出版社
    偕成社
  • ページ数
    160ページ
  • 電子版発売日
    2022年11月24日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    9MB

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