荒木飛呂彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ハウラー社長の登場。
グリーンピースを入れた北海道産昆布の出汁を女性達と楽しむ。
そこに銀行ドルフィン銀行の取立てが。
フアラライ山の北斜面を担保に貸した300億ドル。
お金の流れのシステムが変わった事に気づいたハウラーはバグズグループのルルちゃんに、
「ホビージーン捜査官(グローリーデイズ)には言わずに、溶岩石を回収」
する様に指示を。
病原菌の様に対象の体内に入り込み、病気の様に破壊するバグズグループ。
発射した銃のスピードを遅くできるグローリーデイズ。
ルルちゃんの不安定な精神。
ホビージーン捜査官の暴走テロ行為。
ルルちゃんは溶岩の秘密をホビージーン捜査官に伝えてしまい、
溶岩の力に目が眩んだホビージーン捜査官をジョディオが倒す。
ルルちゃんはホビージーン捜査官がやられた事の悲しみから、能力が解除される。
そして、ドルフィン銀行のMr.ヨコハマが持っていた、ハウラー氏への300億ドルの債権が、ジョディオ達の手元にやって来る。
流れが来たと悟ったジョディオは、この債権を利用して取立てる決意をする。
(流石にそこまで出来るのか?)
わちゃわちゃとして読み応えのある巻でした。 -
Posted by ブクログ
ホラー映画は実は苦手で、ここに出てきた映画はほとんど見たことがなかったんだけれど、ホラー映画がなぜ面白いのか?という観点から、荒木先生のホラー映画に対する美学を論じていて、非常に面白かった。
怖いのだけれどなぜか観てしまう。それはなぜだろう? と言うようなエッセンスを汲み取ってジョジョはできているのか…と考えさせられた。
あとがきの一節が印象に残っている。
“”芸術作品は「美しさ」や「正しさ」だけを表現するのではなく、人間の「酷さ」だとか「ゲスさ」とか、そういった暗黒面も描き切れていないと、すぐれた作品とは絶対に言えません。
恐怖映画は一見すると、暗くて不幸そうで、下品で、そのうえ変な音楽まで流れていてレベルが低そうであり、異様な雰囲気さえ持っています。しかしすぐれた恐怖映画は、きちんと観てみると精神の暗部をテーマにしていて挑戦的な映画とも言え、どの場面もカット編集や変更ができないほど脚本や演出も完璧なまでに計算構築されています。そして本当にすぐれた作品は何よりもーーこれが大事な要素なのですけれどもーー「癒される」のです。””
今まで踏み込んでこなかったホラー映画作品を、これからは「怖い」だけではなく「なぜ怖いと思ってしまうのか?」という観点で、食わず嫌いせずに観れるものから観てみようかなと思った。
にしても、さすが荒木先生文章がうますぎる…