荒木飛呂彦のレビュー一覧

  • 荒木飛呂彦の漫画術【帯カラーイラスト付】

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    ネタバレ

    『武装ポーカー』から『第三部』まではまあまあ熱心なフォロアーだったので、本書の内容にも幾つか隙を見いだせる。

    1つ目は身上調査書。本書は氏の業績の集大成ではあろうから、若き日のことをつついても仕方がないとはいえ、その頃のファンであれば、シーザー・ツェペリは誰の孫ってことになったんでしたっけ?という思いを抱くことは禁じ得ないであろう。

    2つ目は達人画。本書ではそれは達筆の一種とされ、見るものを置き去りにして書いたものが悦に入っているようなよくない絵と定義されている。
    今ではジョジョ立ちとして知られる荒木飛呂彦氏のモードはファッション業界から獲得したものだとされているが、本当でござるかというのが積年の思いで、端的に言うと天野喜孝の影響を受けたのではないかと睨んでいる。
    手首を妙な角度にした、韻に乏しい立ち絵やバストアップというのは天野喜孝の手抜き仕事の代名詞みたいなもので、この手の量産品のせいで80年代中頃には氏の絵に熱狂していたのに80年代終盤には嫌いになっていた。FFの頃にはもう嫌い。天野喜孝の手抜き画バストアップのようなものを、ジョジョ第二部の頃、コミックの余白によく見かけた。ここでいう達人画というのはそれを指すのではないかと解釈している。

    3つ目は空から降ってくる魔法の剣。「デウス・エクス・マキナ」はよくありませんよという意味の言葉だが、承太郎がDIOに勝利できた理由を明確に語れない時点で語るに落ちている。

    不遜にも、アオキホノオのホノオモユルが高橋留美子やあだち充に抱いた「かわいそう」感のようなものを、荒木飛呂彦に抱いたことがある。みんな好きじゃないかもしれないけど、ボクは好きだというやつだ。創作好きなら一度や二度は密かに思い抱くものであろう。
    そんな思いを抱いた相手であるがゆえに、ツッコミはしたもののいまさら減点をつけたりだとか、正解を求めるという類のものではない。長い付き合いのあったものを愛で楽しむという類のものだ。

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    2025年05月19日
  • ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風 カラー版 17

    購入済み

    運命に立ち向かえ

    運命の奴隷とは決められたことをただ人はその通りに生きていくほかないと言うことだと解釈している。
    その道を捻じ曲げようとする意思が必要なのかもしれない。

    #アツい

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    2025年05月05日
  • ジョジョの奇妙な冒険 第9部 ザ・ジョジョランズ 1

    無料版購入済み

    7部の途中まで読んでて、9部も少し読んでみました。9部はナレーションの代わりに主人公の自分語りが多めな気がします。そのため、今までよりも主人公の心情がわかりやすく、成長途中である心の未熟さも感じられます。今までの痺れるかっこよさの主人公も好きでしたが、ジョディオのようなどこか親近感のある主人公もかなり好きです!

    #ハッピー #ドキドキハラハラ

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    2025年04月02日
  • 岸辺露伴は動かない 2

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    ザ・ラン冒頭で心底後悔してる露伴先生の表情が好き。

    望月家のお月見は、ルールとその逸脱という点で神話や民話に通じるものがある。決して機織りの姿は見てはいけないとか、黄泉の道では後ろを振り返ってはいけないとか。

    うわ、4部の振り返ってはいけない小道ってまんま見るなのタブーじゃん。

    0
    2025年03月28日
  • ジョジョの奇妙な冒険 第1部 モノクロ版 1

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    読む前は「ジョジョの奇妙な冒険」はどんな漫画なんだろうなと不安でしたが、読めば読むほど次の内容が気になるほど面白い漫画でした。次も読んでみたい。

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    2025年03月08日
  • 岸辺露伴は動かない 1

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    ドラマで富豪村だけ見たことがあった。露伴先生、山を買って破産してたんだ。
    怪奇というかSFというか。密漁海岸の「結局やるんかい」のところが好き。

    0
    2025年03月04日
  • ジョジョの奇妙な冒険 無限の王

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    オリジナルの隙間を小説で埋める。
    オリジナルへのリスペクト、そう来たかと感嘆させられる創造力と表現力、作家の想いと個性が詰まっている。
    2部の3部の間を補完する、「矢」をテーマにスタンドの起源に迫るリサリサの最後の戦いが壮絶。
    読んで良かった。

    やっぱり、隙間を埋めるのは映像では無く小説が良い。その後に訪れる子孫達の壮絶な戦いへの繋がりを噛み締めながら、時間をかけて読み進めるのが楽しい。

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    2025年02月19日
  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

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    ネタバレ

    漫画は読んでいたものの小説版は未読だったので。ドラマにもなったくしゃがらを含めた五つの短編が入っていて、そこまで長くないのですぐに読み終えられる。個人的に方程式のお話が面白かった。ただどれも露伴先生らしい、あらゆる手段を使った頭脳プレイが見れてとても楽しかった。会話に関してはばらっど先生が一番それっぽいかもしれない。

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    2025年02月16日
  • ジョジョの奇妙な冒険 第9部 ザ・ジョジョランズ 5

    購入済み

    展開が早い

    あれ?この人ラスボスなのかな?というのが出て来たり
    すごい動きがたくさんあって、スピード感がある。八部はスローに感じたので、この速さは面白い!

    #ドキドキハラハラ

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    2025年02月03日
  • 荒木飛呂彦の漫画術【帯カラーイラスト付】

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    もう発売されてから10年経つの!?何で今まで食わず嫌いしてきたのか全くわからん…。
    漫画に限らず小説でも通じる手法が書いてあるけれど、筆者が語る通り「これ通りに書いたからと言って良いものができるとは限らない」という、守破離の守の部分が書いてある本だった(本人は「黄金の道」と名付けている)。
    「アイディアは作者の人生や生活、考え方に深く関わっているところから生まれる」という通り、作者が経験し、感じ、当人の中で濾過したものからしか納得感のある物語は生まれないという考えが、自分が何となく思ってきたことと一致してて良かった。

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    2025年01月29日
  • ジョジョの奇妙な冒険 無限の王

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    個人的には、大満足!
    だが、大前提としてジョジョの世界観を知っていて、それが好きであることが必須。それがないと全く読めないというか、書いてあることのイメージすらできないと思う。
    わかってて書いてそうだけど。

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    2025年01月27日
  • The Book jojo's bizarre adventure 4th another day

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    ネタバレ

    大好きなJOJOと大好きな乙一さんのコラボ(?)
    読まないわけにはいかない(笑)

    JOJO第4部はアニメを観ていたので
    キャラや世界観はわかる状態で読みました。
    アニメ(原作?)とはまた違う物語で、
    番外編って言えばいいんですか?
    また新たなスタンド使いのお話でした。

    乙一さんの表現と、JOJOの奇妙さがマッチしていて
    どちらの世界観も堪能できる
    贅沢な一冊でした!

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    2025年01月24日
  • バオー来訪者

    ネタバレ 購入済み

    む

    今改めて読むと不思議な感じがする。
    決して上手い絵柄という訳では無いが
    妙なパワーを感じる。最後の余韻は
    これで良いと思う。

    #シュール #ダーク #ドロドロ

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    2025年01月22日
  • 岸辺露伴は嗤わない 短編小説集

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    ネタバレ

    ジョジョ関連の漫画は全て読んできた。
    ただ小説はなぜか遠ざけてきていたので、今回が初の小説。なぜ避けてきたのかというと荒木飛呂彦作でないからかな。
    でも、今回驚愕した。
    小説なのにも関わらず、脳内では漫画の絵が、コマ割りが、ときに動画的に完全に再生されている。そして声はドラマの高橋一生の声。
    小説の持つ力は未だ計り知れないな。
    曰くのない人形。
    人形に込められた怨念というスタンド。所有権をどうするか、まさか落とし物として警察に届けさせるとは。
    ペアリペア。
    夫を奪われた老婦人の怨念というスタンド。入園料のくだりが最高に不気味でよかった。双子の赤子を殺すそうという発想。脱帽。
    みずのしんじ。
    同姓同名という偶然。偶然と思わせて最終的には全てが必然。話の持って行き方がうまい。
    鏑木八平太。
    まさかの二重人格というオチ。何回も使われているはずなのに、なぜか新鮮。ヘブンズドアでどう戦うか。最後はファンという性質が鍵になった。
    どれも自分だったら、どう戦うか、予想しながら読むもののことごとく当たらない。予想を超えてくる。それがジョジョであり、岸辺露伴である。そこに痺れてしまうし、憧れてしまう。
    これは星5以外にはない。
    漫画化されたら必ず買う。

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    2025年01月20日
  • 岸辺露伴は嗤わない 短編小説集

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    今作もよく練られた構成で、どれも面白かった。口調に合わせた表記もされてるので、余計に脳内で高橋一生の声で再生される。

    映画も楽しみ!

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    2025年01月19日
  • 荒木飛呂彦の漫画術【帯カラーイラスト付】

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    荒木氏の企業秘密が面白すぎる。
    読みながら「あー確かに」と納得することばっかりだ。
    仕事に対する姿勢もシビア。
    ここまで考えて描いているから、ジョジョみたいな面白い作品を作り続けられるのか。
    それに、ストーリーだけでなく絵柄へのこだわりも凄い。
    漫画家さんって絵が名刺代わりっていうもんなあ。

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    2025年01月18日
  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

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    ジョジョのスピンオフ作品は「the book」、「恥知らずのパープルヘイズ」が既読で、岸辺露伴シリーズは読んだことがなかった。
    前述した二作品がよかったため「大丈夫かなあ」と読み始めたわけだけど…あ、ありのまま 今回の読書の感想を話すぜ!

    「ベネ(よし)」

    いやっ!「よし」なんてもんじゃあねぇ!面白い!よく小説の帯なんかに「ページをめくる手が止まらなかった」なんて書いてあるけどよぉ、あれ、俺は一度も信じたことがなかったんだ。でもよお、マジで手が止まらなかったっ!スタンド攻撃を受けたかと思ったぜぇ〜。

    冗談はさておき。
    とても良かった。まず、ジョジョという世界観は本当によくできているなと思った。
    漫画のためなら危険すら厭わない好奇心旺盛の漫画家と、殺人鬼や宇宙人、なんかおかしな人たちがゴロゴロいる杜王町という舞台。この二つだけで無限にお話ができてしまいそうなのがすごい。

    なお、今作は短編集でいろんな作家さんが参戦している。作家さんごとに岸辺露伴のテンションが違うのも読んでいて面白い。北國ばらっどさんの岸辺露伴が一番テンション高くていい感じだった。

    作品として一番好きだったのが宮本深礼さんの「血栞塗」。呪いの栞に襲われる、というテーマが面白かったし、モブキャラだとおもってたやつがだんだん不気味な存在に豹変していくのが◎。

    あともう一捻りほしいなと思ったのが、怪異に遭遇→ヘブンズドアーで「やりすごす」という展開が多かったので、そこがイマイチだった。

    あとこれはどうでもいいことだけどタイトルで「岸辺露伴は叫ばない」とうたっているわりには、岸辺露伴めちゃくちゃ叫びがち。

    「なんだってぇぇぇぇぇーーーー!!!!」

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    2025年01月16日
  • ジョジョの奇妙な冒険 第4部 モノクロ版 1

    kou

    購入済み

    4部こそ奇妙な冒険

    展開が早くて読みやすい
    ジョジョはシリーズが多く長い中、手軽に読めるこの4部をお勧めしたい。
    ほのぼのした回も楽しめる

    #アガる #ほのぼの #カッコいい

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    2025年01月12日
  • ジョジョの奇妙な冒険 第9部 ザ・ジョジョランズ 5

    購入済み

    らしさ

    5巻を見て思ったことは、9部の新しさと本来のジョジョらしさの融合がいい感じであった。いいキャラ発見。

    #笑える #カッコいい #アツい

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    2024年12月31日
  • ジョジョの奇妙な冒険 第9部 ザ・ジョジョランズ カラー版 5

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    ハウラー社長の登場。
    グリーンピースを入れた北海道産昆布の出汁を女性達と楽しむ。

    そこに銀行ドルフィン銀行の取立てが。
    フアラライ山の北斜面を担保に貸した300億ドル。

    お金の流れのシステムが変わった事に気づいたハウラーはバグズグループのルルちゃんに、
    「ホビージーン捜査官(グローリーデイズ)には言わずに、溶岩石を回収」
    する様に指示を。

    病原菌の様に対象の体内に入り込み、病気の様に破壊するバグズグループ。

    発射した銃のスピードを遅くできるグローリーデイズ。

    ルルちゃんの不安定な精神。
    ホビージーン捜査官の暴走テロ行為。

    ルルちゃんは溶岩の秘密をホビージーン捜査官に伝えてしまい、
    溶岩の力に目が眩んだホビージーン捜査官をジョディオが倒す。

    ルルちゃんはホビージーン捜査官がやられた事の悲しみから、能力が解除される。

    そして、ドルフィン銀行のMr.ヨコハマが持っていた、ハウラー氏への300億ドルの債権が、ジョディオ達の手元にやって来る。

    流れが来たと悟ったジョディオは、この債権を利用して取立てる決意をする。
    (流石にそこまで出来るのか?)

    わちゃわちゃとして読み応えのある巻でした。

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    2025年06月25日