北村薫のレビュー一覧

  • 中野のお父さん

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    中野に住むお父さんは定年間近の高校教師、出版社に勤める主人公は日々の出来事(謎)を実家に帰ってはお父さんに語る
    応募していないのに新人賞候補になった謎、文豪と女性の意味ありげな手紙の謎、写真反転の謎などお父さんに話すだけでスルスルと解決!

    父娘の関係が素敵、お互いを想い、でもべったりしてるわけではなく、良い距離感
    夢の風車、幻の追伸、鏡の世界、冬の走者、謎の献本、気に入った編がたくさんあった
    どうやらシリーズ物らしいので、続きも読みたい

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    2024年06月10日
  • 中野のお父さんと五つの謎

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    ネタバレ

    連作短編集5篇
    これでもかという程博識、古書偏愛、明治大正昭和の文豪と落語界の大御所を絡めてのひねりの効いた謎解き。中野のお父さんがスッと出して見せた十二煙草入れの折り紙はお見事。

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    2024年06月08日
  • 中野のお父さんと五つの謎

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    いつもながら「おー」と感嘆しながら読み終わりました。
    米朝さんのことや枝雀さんの話も楽しく読みました。
    夏目漱石と芥川龍之介、そして全く知らなかった作家の方々の話もとても面白かった。

    色々調べながら読むので時間はかかりますが
    それも楽しみのひとつです。

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    2024年05月30日
  • 中野のお父さんと五つの謎

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    漱石と月/清張と手おくれ/「白波看板」と語り/
    煙草入れと万葉集/芥川と最初の本

    田川美希は編集者。文学作品や作家さんとのお付き合いはきっと多いのだろう。新入社員もきて話題も膨らむのが楽しい。
    いつもながらお父上の博識ぶりには感心する。
    作者のような人なのかもしれない。

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    2024年05月29日
  • ターン(新潮文庫)

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    426ページ
    590円
    5月26日〜5月29日

    事故にあった日を水泳のターンのように何度も繰り返す日々。自分以外の生き物が存在しない世界で、1日過ぎるとすべてがリセットされる。不思議な世界の理由と、その出口を探し求める日々。私だったらそんな世界で何をするのだろうと考えた。きっと今と変わらず、本を読んで過ごすのだろう。

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    2024年05月29日
  • リセット(新潮文庫)

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    〈再登録〉「時と人」三部作の三作目。互いに惹かれ合いながらも戦争に翻弄され、死別する二人。いくつかの時代を経て再び巡り合う…
    前世からの恋とは、ちょっと照れくさいテーマだと思いながらも静かにゆっくりとハッピーエンドに向かっていく展開は感動してしまいました。

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    2024年05月27日
  • 中野のお父さんと五つの謎

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    中野のお父さんシリーズ。
    今回もお父さんは最強です!!

    芥川の章、目から鱗でわくわく感満載
    万葉集の読み方、銀ブラの由来・・・などなど
    日本近代文学館のBundan Coffee に行ってみたい~

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    2024年05月27日
  • 中野のお父さんと五つの謎

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    北村薫先生の著書は、物によっては文学に精通していないと全く理解できないものもあり、注意が必要ですが、このシリーズは私の様な文学にそこまで深い知識のないものでも比較的楽しく読めるシリーズです。
    巻末、ビックリした!!
    自宅近くの美術館所蔵!
    ぜひ行ってみたい。

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    2024年04月20日
  • 中野のお父さんと五つの謎

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    ネタバレ

    文学の謎を読み解くシリーズ、娘の美希と父の会話がテンポ良くて読みやすいです。

    お気に入りは「漱石と月」
    有名なフレーズが実は漱石はそう訳してない?フレーズだけが一人歩きしているのは知らなかったです…

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    2024年04月19日
  • ターン(新潮文庫)

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    「ひやり」を「ひいやり」と書くところとか、
    描写とか細かな言い回しが好きでした。

    タイムループのSF要素は薄くて、心情がメインなのかなと感じました。
    こんな状況になったとしてどう行動するかとかを考えながら読むのもおもしろかったです。

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    2024年04月13日
  • 中野のお父さんと五つの謎

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    博覧強記な作者による、博覧強記な高校の国語教師が文芸書編集者の娘が持ち帰る文学史上の謎をたちどころに解いてみせるシリーズ。

    今作は(も?)老作家二人が持ち寄る疑問に挑む。

    取り上げられる謎はとてもマニアックで、古典落語に出てくる十二煙草入れが折り紙だったと知っても何の役にも立たないのだが、なんとなくへぇと思ってしまう。

    知識の開陳が嫌味なく、押し付けがましくないのは、文体か、作者の人徳か。

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    2024年04月08日
  • 中野のお父さん

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    出版社で働く体育会系の娘が、日常の謎を中野に住む父親に話し、物知りの父親がその謎を解く。読みやすくて面白かった。
    文学や出版関係のことが多く話題にあがるので、本好きには特に楽しい。登場人物のキャラも良くて、編集長の丸山さんがお気に入り。シリーズ化しているので続きも読みたい。

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    2024年03月24日
  • 中野のお父さんと五つの謎

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    書痴というと本に夢中で世の中に疎い人との意味もある。ところがどうして、世事に精通していればこそ愉しみは広がると証明しているのが中野のお父さんだ。
    今回は作家先生からのお題もある。おじさまたちの蘊蓄合戦も、好敵手が見つかって楽しんでいるように見えるので嫌味はない。
    それにしても、これほど多方面から作品を味わえればさぞ面白いに違いない。読んだ片っ端から忘れてしまう私には、夢のまた夢の話である。

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    2024年03月24日
  • 中野のお父さんと五つの謎

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    最近、「ミチクサ先生」を読んだばかりだったので、
    出てくる文豪たちに親近感。
    またお会いしましたねもいう気持ちで読む。
    特に、こんなに菅虎雄の名前をこんなにお見かけするとは。
    大学時代以来かも。

    新人さんとの仲も微笑ましい。
    こんな風に下の子の面倒を見るって、
    実は難しいんだよねぇ。

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    2024年03月22日
  • 中野のお父さんと五つの謎

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    中野のお父さんシリーズ、今回はコロナ禍がようやく収まりつつある頃の設定。お父さんの蘊蓄にひたすら感動する。編集者の娘・美希と担当作家や同僚などなど、毎回安心のシリーズだ。

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    2024年03月21日
  • 中野のお父さんと五つの謎

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    老舗出版社「文宝出版(ぶんぽうしゅっぱん)」で編集者を務める、田川美希(たがわ みき)と、中野の実家に住む、高校教師のお父さんのシリーズ、第4弾。

    前作あたりから、軽やかな謎解きではなく、本の名前や作者の名前、落語の話や落語家の名前が芋蔓式に出てくるうんちく語りが長くなって、頭が追いつかない。
    美希もだいぶベテラン編集者の部類に入ってきたようで、後輩の新人・柴田李花(しばた りか)が新しく登場。
    今回、うんちくの語り手は増えて、大作家の村山富美男(むらやま ふみお)先生と、『小説文宝』に登場する作家中最年長の原島博(はらしま ひろし)先生も加わり、お父さんと三つ巴のうんちく合戦となった。

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    2024年03月19日
  • 月の砂漠をさばさばと(新潮文庫)

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    9歳の女の子の軽やかな在り方と、それを暖かく大切にするお母さんのお話
    作者の半エッセイかと思えるような、丁寧な日常の切り取りはさすが北村薫
    こんな風に優しく、楽しんで、子どもの心を慎重に扱えるお母さんになりたい

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    2024年03月12日
  • 中野のお父さんと五つの謎

    匿名

    購入済み

    お父さんの

    美希ちゃんへの優しさと謎を解き明かす時に少年のようなキラキラしてる感じがギャップがあっておもしろいです。

    #タメになる #癒やされる

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    2024年03月03日
  • 中野のお父さんは謎を解くか

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    日本の近代の作家、作品に関する凄まじいまでの蘊蓄。作品だけでなく、それを扱った批評、リーフレット、映画・・ありとあらゆるものを、見て、読んで、関係性を詰めていかなければ、どこにネタがあるのかさえ思いつかない。今の各出版社の文芸担当さんは、この「お父さん」や「原島先生」に対抗できるのか?

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    2023年11月13日
  • 中野のお父さんは謎を解くか

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    前作よりも作家がらみの謎と蘊蓄が山盛りに増えて、北村薫作品らしさが溢れていた。

    作品の内容とは関係なく
    「煮詰まる」と言う表現が「思考が行き詰まって先に進まない」と言うようなマイナスイメージな意味に使われていた。
    私は「煮詰まる」と言う表現は、話し合いなどが充分になされて結論が出そうになっている良い状況の意味に使うのが正しく、最近よく聞くマイナスイメージでの使用は意味を知らない人が誤用して、テレビ、ラジオで広まってしまったものだと思っていましたが、北村薫氏がそんな事をするだろうか?
    今は便利だ。
    ネットですぐに調べられる。
    曰く、現在は広辞苑でもマイナスイメージでの解釈も載っているとのこと。

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    2023年08月06日