北村薫のレビュー一覧

  • スキップ(新潮文庫)

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    うーん、高校生の女の子が気づいたら25年後の自分になっていて娘も夫も職業もあった、って展開はめちゃくちゃ面白いんだけどな。内容はなんというか中身だけ新米教師の奮闘記、という感じ。タイムスリップ的な進歩した文明に驚く描写などは面白い。テーマとしては人生讃歌なのだろうけど、不条理な上に答え合わせもはっきりした救いもないまま終わるのは残念。それに時間を吹き飛ばされてしまい忘れられてしまった周囲の人間の困惑や苦悩の描写が欠けてると思う。いなくなってしまった25年分の人格についても消えてしまったなら救いがなさすぎる。それにどうしてもケン・グリムウッドのリプレイを思い出して読んでしまったな。長編なのに中盤

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    2025年03月01日
  • 中野のお父さんの快刀乱麻

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    「中野のお父さん」シリーズ第3弾
    今回はこれまで以上に読み応えがあり、随分頭を使ったが、私の好きな太宰や落語の話(謎)が特に興味をひかれ、面白かった。
    知識量に舌を巻く。

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    2025年02月15日
  • 月の砂漠をさばさばと(新潮文庫)

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    人に贈りたくなる本だった。
    絵も文章もやさしい。
    温かいお風呂に入ったような気持ちにさせてくれる一冊。

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    2025年02月06日
  • 中野のお父さんの快刀乱麻

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    ペダンティックになっていくのは年取るとしょうがないのかなあ。アシモフもそうだったし。
    持っている資料を全部使いたい感がある。
    話自体は面白いんだけれど、どうもシリーズ3巻目の北村薫は鼻につくようになってくるのは円紫師匠シリーズでもそうだったなあ。
    論文みたいになりがち。

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    2025年02月03日
  • 中野のお父さんの快刀乱麻

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    ネタバレ

    このシリーズを読むと、出てくる本を読みたくなってしまう。大岡昇平は買ってしまったし、志ん生、志ん朝はユーチューブで検索。
    本書は解説が面白い。サンタクロースの落ちは、何だか変な終わり方だなとよく分かっていなかったところ、ああそうかと納得。

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    2024年12月14日
  • 中野のお父さんの快刀乱麻

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    どれだけの本を読んでそれを覚えていればこんな回答が導き出せるのだろう。
    まあ小説なのでというところはあるけど。

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    2024年11月27日
  • 中野のお父さんの快刀乱麻

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    整理の分類はミステリーで良いのだろうか…文学の知識が足りないので、単行本では手を出さないけど、北村薫の日常の謎は大好物なシリーズ。文庫になったので、ようやく読めた。今回は映画や将棋、落語がテーマの話もあり、読みやすかった。

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    2024年11月26日
  • 中野のお父さん

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    ネタバレ

    旅のお共にて。久々に北村薫読んだわ。文芸編集者の娘と退職間近・高校教師のお父さん。娘が持ち込んだ日常の謎をお父さんがスッと解決するという、すごく短い話が8編も入ってて読みやすい。謎解き云々というよりも文芸編集者だけあって、文芸にまつわる謎と言うか、豆知識みたいなのが入ってて、北村薫だなぁと思う。あの私と円紫師匠のようだ。あれもまた読み返したいけどなー。わ、今見たら、これもシリーズになってて、あと3冊も出てたわ。

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    2024年10月31日
  • 中野のお父さん

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    出版社に勤務する田川美希がふとした謎を中野の実家のお父さんに持ちかけると、たちまち解決。
    本や作家達の謎が、軽妙洒脱に明らかとなっていく様は鮮やか。肩肘張らずに隙間時間にコツコツ読んでいくにはもってこいの名短編集です。

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    2024年10月28日
  • 中野のお父さん

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    なんか似た名前の劇作家いたな…と思ったら、北村想さんで別人だった。
    ということで、北村薫さんの作品読むのは、この中野のお父さんシリーズが初めてになる。そして、最初に読んだのは、最新刊『中野のお父さんと五つの謎』に収録されている短編で、オール讀物掲載時のもの。調べてみたら、割と前からシリーズ化されてると知って、第一作目のこの本を手に取った。
    中野のお父さんの蘊蓄…という印象が強かったけど、この本を見たら、最初の頃は架空のお話が展開してて、最初はこんな感じのだったのね…と。最初のから読んでいる人にとっては、最近のがより蘊蓄が増してきたと思えるのかも⁇(どこかでそんなレビューを見た)
    ちなみにご本人

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    2024年08月03日
  • 中野のお父さん

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     文芸誌の女性編集者とその父親(定年まじかの教師)のほのぼのとしたやり取りが楽しい。しかも、文学に関する蘊蓄が刺激されて、これまたワクワクする。シリーズ化されており、一読後ファンになりました。

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    2024年07月28日
  • 中野のお父さんと五つの謎

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    「煙草入れと万葉集」で国宝・桂米朝さんや桂枝雀さんが出てきて、エピソードを知ることができて、嬉しかった。

    語り、伝承は、だれかが残していないと完全に消えるんだな…と遅まきながら気がつくお話だった。

    前回の作品は「???」で私にはよさが理解できなかったのでもう読まなくていいかと思っていたところ、今回は読み応えある5つの謎で、鮮やかに解かれ、それぞれの話の閉じ方も鮮やかでキリッとしていたように感じた。

    北村薫さんの文体は美しくキリリとしているので読んでいて気分がいいのだけれど、いまだ主人公の「ほ?」は気持ち悪い。なんとかいい方に捉えようとしたけど無理だった。耳について邪魔に感じる。

    それか

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    2024年07月11日
  • ヴェネツィア便り(新潮文庫)

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    うつくしい書名、美しい表紙。そこに北村薫の名前。
    いざ読み始めたら、作者には珍しいホラーであった。
    おや、いつもと違う、もちろん「いつも」などというのは読者の勝手な思い込みだとわかっています。それでも、いつもと違うテイストだと思いながら、次へと進むと、なんとなく太宰治、と思いながら、どことなく三島も感じさせながら。
    次はどんな味付けで読ませてくれる?そう思いながらページを繰るうちに、あぁ、お父さんシリーズにつながりそうなテイストを味わい、北村薫だなあとしっかり確認。最終の表題作はなんと美しく時を操ることかと、心が晴れました。読み始めは「錦繍」宮本輝を思わせます。女性の書簡体、良いですね。
    荻野

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    2024年07月08日
  • 中野のお父さん

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    中野に住むお父さんは定年間近の高校教師、出版社に勤める主人公は日々の出来事(謎)を実家に帰ってはお父さんに語る
    応募していないのに新人賞候補になった謎、文豪と女性の意味ありげな手紙の謎、写真反転の謎などお父さんに話すだけでスルスルと解決!

    父娘の関係が素敵、お互いを想い、でもべったりしてるわけではなく、良い距離感
    夢の風車、幻の追伸、鏡の世界、冬の走者、謎の献本、気に入った編がたくさんあった
    どうやらシリーズ物らしいので、続きも読みたい

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    2024年06月10日
  • 中野のお父さんと五つの謎

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    ネタバレ

    連作短編集5篇
    これでもかという程博識、古書偏愛、明治大正昭和の文豪と落語界の大御所を絡めてのひねりの効いた謎解き。中野のお父さんがスッと出して見せた十二煙草入れの折り紙はお見事。

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    2024年06月08日
  • 中野のお父さんと五つの謎

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    いつもながら「おー」と感嘆しながら読み終わりました。
    米朝さんのことや枝雀さんの話も楽しく読みました。
    夏目漱石と芥川龍之介、そして全く知らなかった作家の方々の話もとても面白かった。

    色々調べながら読むので時間はかかりますが
    それも楽しみのひとつです。

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    2024年05月30日
  • 中野のお父さんと五つの謎

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    漱石と月/清張と手おくれ/「白波看板」と語り/
    煙草入れと万葉集/芥川と最初の本

    田川美希は編集者。文学作品や作家さんとのお付き合いはきっと多いのだろう。新入社員もきて話題も膨らむのが楽しい。
    いつもながらお父上の博識ぶりには感心する。
    作者のような人なのかもしれない。

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    2024年05月29日
  • ターン(新潮文庫)

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    426ページ
    590円
    5月26日〜5月29日

    事故にあった日を水泳のターンのように何度も繰り返す日々。自分以外の生き物が存在しない世界で、1日過ぎるとすべてがリセットされる。不思議な世界の理由と、その出口を探し求める日々。私だったらそんな世界で何をするのだろうと考えた。きっと今と変わらず、本を読んで過ごすのだろう。

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    2024年05月29日
  • リセット(新潮文庫)

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    〈再登録〉「時と人」三部作の三作目。互いに惹かれ合いながらも戦争に翻弄され、死別する二人。いくつかの時代を経て再び巡り合う…
    前世からの恋とは、ちょっと照れくさいテーマだと思いながらも静かにゆっくりとハッピーエンドに向かっていく展開は感動してしまいました。

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    2024年05月27日
  • 中野のお父さんと五つの謎

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    中野のお父さんシリーズ。
    今回もお父さんは最強です!!

    芥川の章、目から鱗でわくわく感満載
    万葉集の読み方、銀ブラの由来・・・などなど
    日本近代文学館のBundan Coffee に行ってみたい~

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    2024年05月27日