スキップ(新潮文庫)

スキップ(新潮文庫)

935円 (税込)

4pt

昭和40年代の初め。わたし一ノ瀬真理子は17歳、千葉の海近くの女子高二年。それは九月、大雨で運動会の後半が中止になった夕方、わたしは家の八畳間で一人、レコードをかけ目を閉じた……目覚めたのは桜木真理子42歳。夫と17歳の娘がいる高校の国語教師。わたしは一体どうなってしまったのか。独りぼっちだ――でも、わたしは進む。心が体を歩ませる。顔をあげ、《わたし》を生きていく。(解説・佐藤夕子、佐藤正子)

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スキップ(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    571ページ
    743円
    10月8日〜10月11日

    昭和40年代の初め。一ノ瀬真理子は17歳、高校2年生。大雨で運動会の後半が中止になった夕方、家の8畳間で一人、レコードをかけて目を閉じた。目が覚めると、桜木真理子42歳。夫と17歳の娘がいる高校の国語教師。娘と夫に協力してもらいながら、今を懸命に生

    1
    2024年04月09日

    Posted by ブクログ

    最後に何度言えない胸の苦しさ〜

    切なさ♪
    感じました!
    とてもいいお話でした…
    単調だけど、ほっこりしてる!

    日々仕事と育児に追われる中で、気づくと忘れてしまう♪
    心の動き。

    若いって切ない!

    自分の学生時代を思い出しました♪
    自分の子供にも、こんなキラキラした心を持って欲しいな〜.

    0
    2023年04月11日

    Posted by ブクログ

    この本は私の大切なバイブルです。

    17歳の真理子が生きるのは昭和40年代
    そこから25年の時を飛び超える。

    この文庫版の発行は平成11年
    その時から20年以上の時が経っている。令和の今。

    時代は全く違うのに、古さを感じさせないのはどうしてだろう。
    上手くいくことばっかりじゃないでしょう。
    でも

    0
    2022年08月13日

    Posted by ブクログ

    北村薫さんの「時と人」三部作の一作目。

    17歳だった主人公が、いつのまにか起きたら25年をスキップして42歳の自分になっていて、”同い年”の子供がいる。。

    こう書くとSFっぽい感じがしますが、北村さんの小説はうまく日常に溶け込んでいて、SF感がないところも好き

    0
    2022年03月08日

    Posted by ブクログ

    物語は昭和40年代の初め、1960年代後半から始まる。
    一ノ瀬真理子、17歳。千葉の九十九里方面の高校二年生。
    それは9月、大雨で運動会の後半が中止になった夕方、
    真理子は家の八畳間で一人、レコードをかけ目を閉じた。
    次に目を覚ました時、見知らぬ場所にいる。
    そして自分が桜木真理子、42歳。夫と17

    0
    2025年11月06日

    Posted by ブクログ

    体は歳をとるけど、心というか中身は自分では変わってないように思っていたから、それが実は変わってるということが感じられるというところ、がこの本を読んでいて印象的だった。
    学生の視点で先生という立場から見える視点を体験できるのがおもしろいと感じた。
    この本出たのが1999年で今2025年に読んで、スキッ

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    うーん、高校生の女の子が気づいたら25年後の自分になっていて娘も夫も職業もあった、って展開はめちゃくちゃ面白いんだけどな。内容はなんというか中身だけ新米教師の奮闘記、という感じ。タイムスリップ的な進歩した文明に驚く描写などは面白い。テーマとしては人生讃歌なのだろうけど、不条理な上に答え合わせもはっき

    0
    2025年03月01日

    Posted by ブクログ

    こういう設定、考えた事なかったなあ。
    17歳の女子高生が一瞬で42歳の高校教師になってしまう。タイムリープではない。
    25年後の世界に現存する1人となって溶け込んでいる。
    そんな状況に色々と無理ではないかという事象はあるのだけれど、本作の設定自体実際には無理なのだろうから仕方ない。
    実態は17歳の女

    0
    2023年02月04日

    Posted by ブクログ

    10代に何度も読ませてくれた一冊です
    単純な構成なので非常に読みやすい
    ゴチャついてないので古さは感じるでしょうね

    0
    2021年09月12日

    Posted by ブクログ

    「時間3部作」という思わず惹かれるフレーズが気になり、まとめ読みして大正解。同作は「スキップ」というタイトルの通り、時間が「スキップ」してしまった女性(少女)が主人公の物語。

    単純なタイムリープでなく、肉体と精神の年齢がチグハグになってしまった主人公のひたむきさと前向きさは読んでいて応援したくなる

    0
    2021年08月14日

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