スキップ(新潮文庫)

スキップ(新潮文庫)

小説・文芸
935円 (税込)

4pt

昭和40年代の初め。わたし一ノ瀬真理子は17歳、千葉の海近くの女子高二年。それは九月、大雨で運動会の後半が中止になった夕方、わたしは家の八畳間で一人、レコードをかけ目を閉じた……目覚めたのは桜木真理子42歳。夫と17歳の娘がいる高校の国語教師。わたしは一体どうなってしまったのか。独りぼっちだ――でも、わたしは進む。心が体を歩ませる。顔をあげ、《わたし》を生きていく。(解説・佐藤夕子、佐藤正子)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    スキップ(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    1794350
  • 電子版発売日
    :
    2025年02月14日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

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スキップ(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    571ページ
    743円
    10月8日〜10月11日

    昭和40年代の初め。一ノ瀬真理子は17歳、高校2年生。大雨で運動会の後半が中止になった夕方、家の8畳間で一人、レコードをかけて目を閉じた。目が覚めると、桜木真理子42歳。夫と17歳の娘がいる高校の国語教師。娘と夫に協力してもらいながら、今を懸命に生きる真理子。

    タイムスリップもののSFかと思いきや、タイトル通りスキップ、真理子の早送りされた人生の物語だった。いつか戻れるのか、42歳のこれまで生きていた真理子の行方は、などアナザーストーリーも気になる。人生は足し算かと思いきや、引き算だということに、はっとさせられる。そんな風に思っていなかったけれど、確かにそうだと思った。『昨日という日があったらしい。明日という日があるらしい。だが、私には今がある』の言葉に、真理子の強さを感じた。

    1
    2024年04月09日

    Posted by ブクログ

    学生時代に、演劇集団キャラメルボックスが舞台化したものを観劇した後に小説を読み、今回とても久しぶりに読んだ。当時は17歳の主人公の歳に近かったのが、今は42歳にスキップしてしまった主人公の歳に近くなっていたので、当時も面白かったけど、より主人公の戸惑いや、それでも頑張る姿に心打たれた。

    0
    2026年03月07日

    Posted by ブクログ

    自分がもし25年後にタイムリープし、親や友人の生き死にを知った先、それに耐えうる覚悟はあるのだろうかと考えた。
    時間というものは残酷で尊い。
    なるべく明るく話は進んでいくけれど、心に残ったのは切ない物語だった。

    0
    2026年02月25日

    Posted by ブクログ

    とっても好きな小説の1つになった。
    17歳から目覚めたら42歳になっていた。そんなことあったら自分はどうなる?
    10代、20代って自分にとってものすごく青春だからその時代がないって、考えるだけでどんよりした人生を送ってしまいそう。しかし主人公は、めちゃくちゃ強く前を向いて仕事もして自分の心も大切に生きていく、そこがとっても晴れやかな気持ちになる。

    17歳の心を持つ42歳の先生、発想が柔らかくて生徒も娘の気持ちも同じ立場で考えれて、魅力的だった。
    もっと大人にならないとと思いながら歳を取ってしまうけど、10代、20代の自分の純粋な心も大切に生きること、それも一つの魅力的な年の取り方になるなと思った。

    0
    2026年02月19日

    Posted by ブクログ

    最後に何度言えない胸の苦しさ〜

    切なさ♪
    感じました!
    とてもいいお話でした…
    単調だけど、ほっこりしてる!

    日々仕事と育児に追われる中で、気づくと忘れてしまう♪
    心の動き。

    若いって切ない!

    自分の学生時代を思い出しました♪
    自分の子供にも、こんなキラキラした心を持って欲しいな〜.

    0
    2023年04月11日

    Posted by ブクログ

    この本は私の大切なバイブルです。

    17歳の真理子が生きるのは昭和40年代
    そこから25年の時を飛び超える。

    この文庫版の発行は平成11年
    その時から20年以上の時が経っている。令和の今。

    時代は全く違うのに、古さを感じさせないのはどうしてだろう。
    上手くいくことばっかりじゃないでしょう。
    でも、私は進む。
    この顔をぐいっと上げる強さが、憧れであり、私の背中を押してくれる気がする。
    アラフォーの今、学生時代に読んだこの本を、この夏休みにもう一度読んで良かった。

    0
    2022年08月13日

    Posted by ブクログ

    17歳の女子高生が文化祭を期に25年後の自分になるというタイムトラベラー的な設定と相まって、日常をリアルに切り取りながら繊細な心を描いている。私には新鮮でした。

    0
    2026年07月14日

    Posted by ブクログ

    四半世紀ぶりの再読。初読時は主人公がスキップした時間の前半(恋愛・結婚)の重みが衝撃だったけど、今の私には後半(出産・子育て)をスキップしたことの重さがずしんと来た。初読時に感じた後味の悪さはなく、同じ本でも読む時期が違えば全く違う体験になることを実感。
    思えば、「大人」になって以来、目まぐるしい日常を無我夢中に、そしていつしか機械的にこなしているうちに、スキップしたかのように記憶が薄れている期間が確かにある。新鮮な気持ちで日々過ごしていた良くも悪くも繊細な17歳の頃の感覚を思い出して、常に新しい一球を受けるつもりで毎日を迎えたい。

    0
    2026年01月24日

    Posted by ブクログ

    物語は昭和40年代の初め、1960年代後半から始まる。
    一ノ瀬真理子、17歳。千葉の九十九里方面の高校二年生。
    それは9月、大雨で運動会の後半が中止になった夕方、
    真理子は家の八畳間で一人、レコードをかけ目を閉じた。
    次に目を覚ました時、見知らぬ場所にいる。
    そして自分が桜木真理子、42歳。夫と17歳の娘がいる高校教師だと知る。
    25年の時を超え、42歳の自分になってしまった真理子。
    果たして、彼女はどうなってしまうのか。

    まず設定が秀逸。いわゆるタイムトラベルものと言えば
    過去へ戻るのが多々あるのだが、これはその逆。
    自分が未来へ行ってしまうのだ。
    冷静に考えれば、何も嬉しくない。地獄でしかないだろう。
    だが、この主人公の真理子は違う。強い、強過ぎる。
    圧倒的ポテンシャルで日々をこなしていくのである。

    もっと生臭いドロドロとした展開が待っているかと思いきや、
    高校を舞台にした爽やかな青春ものであった。

    今は美しい。真理子の紡ぎ出す言葉がやけに胸に突き刺さった。

    0
    2025年11月06日

    Posted by ブクログ

    体は歳をとるけど、心というか中身は自分では変わってないように思っていたから、それが実は変わってるということが感じられるというところ、がこの本を読んでいて印象的だった。
    学生の視点で先生という立場から見える視点を体験できるのがおもしろいと感じた。
    この本出たのが1999年で今2025年に読んで、スキップ前はもちろん後もさすがに昔だなと思うところは多々あった。それでも学校生活は同じようなことをどの世代でもやってるんだなというところもあり、そういう発見もあった。

    0
    2025年09月28日

スキップ(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    スキップ(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    1794350
  • 電子版発売日
    :
    2025年02月14日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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