中野のお父さん

中野のお父さん

小説・文芸
740円 (税込)

3pt

新迷探偵コンビ登場!?
文芸編集者の娘と高校国語教師の父が、出版社の「日常の謎」に挑む!

主人公は大手出版社「文宝出版」に勤める田川美希。
女性誌から晴れて希望の文芸部門への配属がかなうと、
大学時代までバスケットボール部で鍛えたバイタリティを活かし、
仕事に燃える毎日だ。
ある日、文宝推理新人賞の最終候補を決める会議で、
有力な候補作品「夢の風車」の担当となった美希は、
その候補者へお知らせの電話をかけた。が、まさかの返事を聞くことになる。
「――応募していませんよ、私は」、と。
一昨年までは新人賞へ投稿していた候補者の男性だが、
まったく芽が出ずに今回は応募をしていないというのだ。
何とかこの作品を世に送り出したいと願う美希は、さまざまな可能性を探るが、
どこからこの原稿が届いたのかまるで見当がつかない。
ふと、父親にことの顛末を話してみようと思った。
..高校教師をしている父は百科事典タイプの人間で、
インターネットで分からなかった疑問を解決してくれたりもする。
相談役として誠に便利な存在だからだ。
娘の相談にお父さんが導き出した真実とは果たして?

大作家同士の手紙、スケッチを映した写真、落語の解釈、
マラソン大会でのハプニングなど、中野の実家に住む父は
抜群の知的推理で謎を次々に解き明かす。

「日常の謎」の名手が、自らのフィールドを最大限に楽しみつつ、
新たに送り出したユーモアとけれん味たっぷりの名探偵シリーズ。

解説=佐藤夕子

単行本 2015年9月 文藝春秋刊
文庫版 2018年9月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    中野のお父さん
  • タイトルID
    :
    1712791
  • ページ数
    :
    288ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年11月06日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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中野のお父さん の一覧

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 中野のお父さん
    740円 (税込)
    新迷探偵コンビ登場!? 文芸編集者の娘と高校国語教師の父が、出版社の「日常の謎」に挑む! 主人公は大手出版社「文宝出版」に勤める田川美希。 女性誌から晴れて希望の文芸部門への配属がかなうと、 大学時代までバスケットボール部で鍛えたバイタリティを活かし、 仕事に燃える毎日だ。 ある日、文宝推理新人賞の最終候補を決める会議で、 有力な候補作品「夢の風車」の担当となった美希は、 その候補者へお知らせの電話をかけた。が、まさかの返事を聞くことになる。 「――応募していませんよ、私は」、と。 一昨年までは新人賞へ投稿していた候補者の男性だが、 まったく芽が出ずに今回は応募をしていないというのだ。 何とかこの作品を世に送り出したいと願う美希は、さまざまな可能性を探るが、 どこからこの原稿が届いたのかまるで見当がつかない。 ふと、父親にことの顛末を話してみようと思った。 ..高校教師をしている父は百科事典タイプの人間で、 インターネットで分からなかった疑問を解決してくれたりもする。 相談役として誠に便利な存在だからだ。 娘の相談にお父さんが導き出した真実とは果たして? 大作家同士の手紙、スケッチを映した写真、落語の解釈、 マラソン大会でのハプニングなど、中野の実家に住む父は 抜群の知的推理で謎を次々に解き明かす。 「日常の謎」の名手が、自らのフィールドを最大限に楽しみつつ、 新たに送り出したユーモアとけれん味たっぷりの名探偵シリーズ。 解説=佐藤夕子 単行本 2015年9月 文藝春秋刊 文庫版 2018年9月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 中野のお父さんは謎を解くか
    740円 (税込)
    中野のお父さん、入院! 運動神経抜群の編集者・田川美希の毎日は、 本や小説にまつわる謎に見舞われ忙しい。 松本清張の「封印」作品の真実、 太宰治作品中の意味不明な言葉、 泉鏡花はなぜ徳田秋声を殴ったのか……. そんな時は実家に行き、高校教師にして 「本の名探偵」・お父さんの知恵を借りれば親孝行にもなる!?  愛されシリーズ第二弾。 解説=薮田由梨 単行本 2019年3月 文藝春秋刊 文庫版 2021年11月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 中野のお父さんの快刀乱麻
    800円 (税込)
    出版社の日常に潜む「謎」に挑む人気シリーズ第3弾! 高校国語教師で愛書家の「お父さん」と、 娘で体育会系文芸編集者・田川美希(「小説文宝」編集部勤務)の “名探偵コンビ”が、またまた大活躍。 ■「大岡昇平の真相告白」 ベストセラー小説『武蔵野夫人』という題名に「夫人」と付けたのは誰か。 名作誕生の裏側にあった秘話。 ■「古今亭志ん生の天衣無縫」 “自由人”は表向きの姿?  「蚊帳売りの詐欺師」のエピソードから 志ん生の意外な一面が明らかになっていく。 ■「小津安二郎の義理人情」 小津映画の原作者としても知られる作家・里見とん。 しかし、原作と映画の内容があまりに違いすぎる……。 ■「瀬戸川猛資の空中庭園」 ミステリと映画の評論で鋭い著作を残した瀬戸川。 彼が学生時代に書いた映画『動く標的』の評論と映像を比べてみると……。 ■「菊池寛の将棋小説」 異色の作品で出会った江戸時代の棋譜の謎。 先崎学九段と室谷由紀女流三段が読み解いていくと……。 ■「古今亭志ん朝の一期一会」 落語「三軒長屋」のCDを探す未亡人が、本当に聞きたかった音とは? 資料と音源を探っていった先に見えた真実。 父と娘のユーモアたっぷりの会話から、名推理が生まれていきます。 解説=荻野アンナ(作家) 単行本 2021年11月 文藝春秋刊 文庫版 2024年11月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

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中野のお父さん のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    なんでも謎を解いてくれる中野に住むお父さん。

    第1話 美希の出版社の新人文学賞に選ばれた新人作家に電話したところ、一昨年には出したけど今年は出していないと言われる。中野のお父さんが謎を解いてくれる。

    第2話 若林瑠璃子が蜂川先生にあてた手紙が出てきた。最後の部分が切り取られている。

    第3話 作家加賀山京介の絵が今回の特集だ。父がこの写真は裏焼きなのではないかと言いだす。

    第4話 其角が吉原について詠んだ俳句あれこれ。

    第5話 塩谷先生の原稿が欲しくて一緒に走ることにした。ゆかりも出る予定だったが駅で足を負傷。マラソン大会翌日に編集長のお姉さんから電話をもらう。

    第6話 尾崎一雄が志賀直哉に尾崎署名の「留女」を贈ったのは本当か嘘か。留女は志賀直哉の著作である。

    第7話 昔から「小説文宝」を定期購読してくれている人のお話を聞きにいく。

    第8話 美希は体育学部卒でバスケの公認コーチの資格を持っている。同級生の中学のコーチに行っている。

    0
    2026年05月17日

    Posted by ブクログ

    北村さんの円紫さんと私シリーズが好きで、娘がいるおじさんの私のはとても楽しく読みました。
    文学の知識がほぼない私には、娘からの謎をあっさりと解決する中野のお父さんは羨ましい限りです。
    楽しみなシリーズが出来て嬉しいです。

    0
    2024年03月26日

    Posted by ブクログ

    85点:父は眼鏡をかけ、コピーを手に取る。
    「ふむ」
    「分かるわけないよねえ」
    「いやー」と、父はいった。「分かりきってるぞ」

    お父さんの夢が詰まってる。
    お父さんの夢とは何か。
    ズバリ、頼ってきた娘の悩みをこともなげに解決してみせること、である。

    連作短編でサラッと読めてキャラが魅力的で、難しい言葉づかいはしてないのに深みがあって、更に意外な真相もある。
    何の保留もなく好き!と言える作品集。

    0
    2023年12月02日

    Posted by ブクログ

    北村薫の「中野のお父さん」シリーズ第1作目。元々私は北村薫の「円紫さんと私」シリーズが大好きだ。本作は文芸編集者の娘・田川美希が、職場や日常で遭遇する日常の謎を、定年退職して家で悠々自適に過ごす「お父さん」に相談し、解決してもらう連作短編集であり、形式としては「安楽椅子探偵」ということになるか。
    架空の事件だけでなく、松本清張や太宰治など実在する文豪の作品や逸話が散りばめられているのが特徴で、読書家なら思わず膝を打つようなマニアックなトリビアが謎解きの鍵となっている。一人前の社会人となった娘が、なおも父親の知性を尊敬し、実家で美味しいものを食べながら語らう適度な距離感と信頼関係を羨ましいと思う世のお父さんたちも多いのではないだろうか。シリーズ化されているので次作以降も読もうと思う。

    0
    2026年02月02日

    Posted by ブクログ

     何だか急に読みたくなって、まとめて借りた。お正月休みにふさわしい気もするが、やはり安心して読めるのは素晴らしい。
     それにしても相も変わらず、雑に読みとばしている自分に気がついてちょっとだけがっかり。

     夢の風車
     幻の追伸
     鏡の世界
     闇の吉原
     冬の走者
     謎の献本
     茶の痕跡
     数の魔術

    0
    2026年01月02日

    Posted by ブクログ

    出版社に勤務する田川美希がふとした謎を中野の実家のお父さんに持ちかけると、たちまち解決。
    本や作家達の謎が、軽妙洒脱に明らかとなっていく様は鮮やか。肩肘張らずに隙間時間にコツコツ読んでいくにはもってこいの名短編集です。

    0
    2024年10月28日

    Posted by ブクログ

    なんか似た名前の劇作家いたな…と思ったら、北村想さんで別人だった。
    ということで、北村薫さんの作品読むのは、この中野のお父さんシリーズが初めてになる。そして、最初に読んだのは、最新刊『中野のお父さんと五つの謎』に収録されている短編で、オール讀物掲載時のもの。調べてみたら、割と前からシリーズ化されてると知って、第一作目のこの本を手に取った。
    中野のお父さんの蘊蓄…という印象が強かったけど、この本を見たら、最初の頃は架空のお話が展開してて、最初はこんな感じのだったのね…と。最初のから読んでいる人にとっては、最近のがより蘊蓄が増してきたと思えるのかも⁇(どこかでそんなレビューを見た)
    ちなみにご本人も中野のお父さん同様、国語の先生をなさってたらしい。
    雑誌で読んだ時以上に、するする読みやすい気がした。短編なので、細切れに読める。ただ、一つの作品を読みかけて、時間を置いて読み始めると、こと文学的な蘊蓄になればなるほど、ついていけなくなりそうなところはあった。いや、自分が浅学なだけなのだが。
    そして、巻末の佐藤夕子さんの解説が、本編以上にびっしり行間を埋めててちょっと笑ってしまうほどだった。砕けた物言いだが、漢文口調も相俟って、浅学な自分にとってはよりちんぷんかんぷんなところもあった。特に他の作品を読んだことない者にとっては。たぶん北村作品への愛がそうさせてるんだろう。
    Wikiによると、北村薫さんの高校教師時代の教え子には、片桐仁さんもいたそう。その当時の授業風景を描いた作品もあるとか。そちらも読んでみたいと思った。

    0
    2024年08月03日

    Posted by ブクログ

     文芸誌の女性編集者とその父親(定年まじかの教師)のほのぼのとしたやり取りが楽しい。しかも、文学に関する蘊蓄が刺激されて、これまたワクワクする。シリーズ化されており、一読後ファンになりました。

    0
    2024年07月28日

    Posted by ブクログ

    中野に住むお父さんは定年間近の高校教師、出版社に勤める主人公は日々の出来事(謎)を実家に帰ってはお父さんに語る
    応募していないのに新人賞候補になった謎、文豪と女性の意味ありげな手紙の謎、写真反転の謎などお父さんに話すだけでスルスルと解決!

    父娘の関係が素敵、お互いを想い、でもべったりしてるわけではなく、良い距離感
    夢の風車、幻の追伸、鏡の世界、冬の走者、謎の献本、気に入った編がたくさんあった
    どうやらシリーズ物らしいので、続きも読みたい

    0
    2024年06月10日

    Posted by ブクログ

    出版社で働く体育会系の娘が、日常の謎を中野に住む父親に話し、物知りの父親がその謎を解く。読みやすくて面白かった。
    文学や出版関係のことが多く話題にあがるので、本好きには特に楽しい。登場人物のキャラも良くて、編集長の丸山さんがお気に入り。シリーズ化しているので続きも読みたい。

    0
    2024年03月24日

中野のお父さん の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    中野のお父さん
  • タイトルID
    :
    1712791
  • ページ数
    :
    288ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年11月06日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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