作品一覧

  • 月の砂漠をさばさばと(新潮文庫)
    4.0
    1巻825円 (税込)
    9歳のさきちゃんと作家のお母さんは二人暮し。毎日を、とても大事に、楽しく積み重ねています。お母さんはふと思います。いつか大きくなった時、今日のことを思い出すかな――。どんな時もあなたの味方、といってくれる眼差しに見守られてすごす幸福。かつて自分が通った道をすこやかに歩いてくる娘と、共に生きる喜び、切なさ。やさしく美しいイラストで贈る、少女とお母さんの12の物語。(解説・梨木香歩)
  • いとしい服~ようふくとわたしのはなし
    4.3
    <伊藤まさこさん推薦!> 服の思い出は、「わたし」の思い出と重なります。 なのに、すっかりおいてけぼりにしていたことに、 「いとしい服」を読んで気がついたのでした。 ごめんね、私の思い出よ。 そして、おーなりさん、 気づかせてくれてありがとう。 わすれられない服、憧れの服、 今日の服、明日の服ーー どんなときも、 自分がうれしいもの、かわいいものが 心を守ってくれる。 「子どもの時から、わたしのそばでうたったり守ったりしてくれていた、 いとしい服のことを書いてみました」 服が好きなあなたへ。 しみじみとあたたかくなる、 絵と文で綴るエッセイ集。 【著者紹介】 おーなり由子 1965年大阪生まれ。 絵本作家、漫画家。 やわらかな絵と文によるエッセイや、 子どもの歌の作詞も手がける。 主な著書に、 『きれいな色とことば』『ラブレター』『365日のスプーン』(以上大和書房)、 『ひらがな暦』(新潮社)、 『ことばのかたち』『幸福な質問』(以上講談社)、 『あかちゃんがわらうから』(ブロンズ新社)、 『ワニのガルド』(偕成社)、 『だんだんおかあさんになっていく』(PHP研究所) などがある。
  • おーなり由子作品集 1 あこがれくじら
    完結
    4.7
    全3巻646~726円 (税込)
    【ページ数が多いビッグボリューム版!】告白、そして失恋…。そんな少女の前に、突如現れた空飛ぶくじら。少女はくじらの背に乗せられ、空へと舞い上がる。そこに広がる風景は…? 懐かしさを呼び覚ますハートウォーミングな短編13作。 【同時収録】六月歯医者/おてんきチップス/はくしょんの時計屋/くどうくん/てのひらの夜/春のいちれつ/秋のまばたき/なつやすみ帳/雪やこんこ/てけてけてん!/春が咲いて/冬にriririri

ユーザーレビュー

  • いとしい服~ようふくとわたしのはなし

    Posted by ブクログ

    色とりどりの挿絵とともに服との思い出をやわらかく紡いだエッセイ集。
    お気に入りのワンピース、母が作ってくれたコート、心を支えてくれた一着——思い出とともにくたびれていく布地にも、確かに自分の時間が刻まれている。
    普段何気なく着ている洋服がより愛おしくなる一冊。

    0
    2025年10月26日
  • いとしい服~ようふくとわたしのはなし

    Posted by ブクログ

    まず絵と服が可愛い。その服にまつわるエッセイがなんだかすごくときめいて優しくて私は大好きだった。途中有名な方たちとのお話に少し生活を覗き見できた気分だった。そして、今まで服に思い入れがなかったけど、お気に入りの服が欲しくなった!

    0
    2025年10月10日
  • いとしい服~ようふくとわたしのはなし

    Posted by ブクログ

    服の記憶は、その時々のいろんな風景を心に呼び覚ます。色、材質、デザイン、手触り、肌触りのあれこれが心の柔らかいところとつながっている。読みながら、自分を守ってくれた洋服たちを思い出した。最近、安くて適当な服ばかり手に取りがちだけれど、もっとときめく服をまた選びたい。添えられている挿絵の色合いが美しくて繰り返し眺めている。

    0
    2025年09月19日
  • いとしい服~ようふくとわたしのはなし

    Posted by ブクログ

    小学生の頃は、キラキラと光る瞳をもたない、おーなり由子さんの漫画の登場人物に興味がなかった。
    高校生の頃はほっこりする優しいストーリーや絵に惹かれ大好きになった。いまも大好き。

    この本のおーなりさんのようふくについてのお話は、自分の好きだった服やエピソードを思い出させてくれた。
    幼稚園のスモックはお母さんが右肩とお腹のポケットのところに花束の刺繍をしてくれたなーとか、小学生の頃に買ってもらったジャンパースカートは少し大人っぽくて、ピアノ教室に行くときはお姉さん気分でよく来ていったなぁとか。なんだか嬉しい体験だった。
    おーなりさんは小さいころから今現在もようふくを毎日楽しんでいるようす。私も毎

    0
    2025年09月03日
  • 月の砂漠をさばさばと(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    すごく温かい小説だった。絵ともマッチしてて、よりほっこりした感じがした。
    さそりの井戸が好きだったなぁ。生まれ変わって、でもまた逃げちゃったら、神様おこる?っていうのはその通りと思ったし、そこ気づくさきちゃんも聡いし、お母さんの返しもやさしかったなぁ

    0
    2025年05月31日

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