堂場瞬一のレビュー一覧
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いままで伏線だけだった阿比留室長の過去に纏わる事件がつにい勃発!
ようやく本格的に社会復帰してきた高城に相反して、家族、というより過去の過ちの為に自分の立場を投げ捨てる覚悟の阿比留室長。そして、それぞれの家族に対する想いや考え方の違いからくる確執。高城を中心にまとまり始めた失踪課の行方を含め、シリーズとしての本筋が色々と転がりだした感がある本作。恐らく、今後の展開へのターニングポイントとなる作品なのかと。。。
ちなみに、前作で「新キャラ登場?」と思わせた井形は全く登場せず、、、ってか、完全にカットアウト。。まぁ、前作に引き続いて森田に見せ場があったり、六条にも少しながらスポットが当たったりと -
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失踪課シリーズ第4作。ビル火災が発生。たまたま現場にいた明神刑事が負傷した。鎮火後発見されたのは、火災が原因でない身元不明の二つの遺体。相棒がいない中、高城刑事は捜査を進める。作家と編集者の関係って、本当のところはよく分かりませんが、きっと著者自身の経験がかなり含まれているのではないかなと、読みながら考えていました。それ以外の点については普通ですね。ドラマ、第一話だけ少し見ました。キャストのイメージが違うので、やめました。今期は刑事もののドラマが多いですね。警察小説のブームにあやかってということでしょうか。今野敏の「ハンチョウ」も夏からまた始まるそうです。
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「邂逅」誰と誰が会うのだろう。それを念頭に読み始めた。本書は<警視庁失踪課・高城賢吾>シリーズ第3弾。警察小説である。テレビでよくある刑事ドラマを思わせる。物語は、当然「失踪者探し」である。今回は、自殺か他殺かわからない女性の死体の発見と、大学理事長の失踪が絡む。セクション間の障壁にぶつかりながらも、徐々に真相に近づいていく捜査過程を描くことに重点が置かれている。オーソドックスな手法だ。安心して読める。反面、平凡で新鮮さに欠ける。今、警察小説はブームと言われるくらい人気だ。ストーリーには、セクションやヒエラルキーの問題は必ずといっていいくらい取り上げられる。そこが中心という作品のなんと多いこ
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鳴沢了シリーズの「久遠」に出てきた横浜地検本部係検事・城戸南が主人公。だけど「久遠」の時も今作も、彼よりも彼の事務官である大沢直人の印象しか残ってない程印象薄し。
それに、この人が描く女性はどうも気に入らない。どの作品を通しても言える事は、突っ張ってて無駄に気が強く小癪な女性ばかりで嫌い。それでも魅力的なら許せるけど、そうじゃない。ただ単に小癪なだけ。
対して男性は、何かにぶち当たり屈折しているが故にいつまでも過去に縛られて愚図愚図やってて女々しい。
テンポ良く読めるのは魅力的だけど、話としてはドーピングを軸にした殺人事件を展開させているんだなと認識しているつもりだけど、どちらを軸にしてるの -
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小学校4年生の仲良し4人組が通り魔に襲われ、一人が死亡、一人が片腕切断・・・
そんな凄惨な事件から25年後、薬物中毒で入院していた主人公・北見が2か月ぶりに退院してみると、片腕を失った親友・出流が死んでいた。
薬物中毒の禁断症状と闘いながら、親友の死の原因を突き止めようとする北見。
鳴沢了シリーズを読み慣れてしまうと、ちょっとじれったい展開、ラストはかなり前から見えてて、何となく、グタグタした感じが、いつもの堂場瞬一らしくなく、敢えて辛口の「微妙」。
一般的な作品に比べたら、主人公の苦悩も良く描かれているし、丁寧な感じは受けるんだけど・・・