堂場瞬一のレビュー一覧
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前作の阿比留室長に関わる事件を経て、更にはベテランの法月が移動となってしまい、一度はまとまりかけた失踪課に再び重い空気が漂いだしたシリーズ6作目。高城と阿比留との距離は開く一方だし、明神もストレスが溜まり出会った頃の態度に逆戻り。そして高城の友人であり理解者でもあった捜査一課の長野も自身の問題を抱えていつもの関係が保てないといったがんじがらめの状態に陥りながらも5年前の失踪事件を追いかけていく。
今回は過去の失踪人という高城自身のトラウマとも被り、事件性よりも各キャラクターの心情や失踪人との向かい方、そして前作から引き続いての組織崩壊といった部分に重点に描かれている感じがする。その為か事件部 -
Posted by ブクログ
これも堂場舜一のスポーツ小説です。
舞台は何故か昭和30年代の東北地方です。プロ入りを期待された大型スラッガーが過去に栄光がある社会人野球部(今はボロボロ)に加入して、活躍するっていう話です。
当時は大学出が珍しかった時代ってコトで、周りから『大学出』って綽名をつけられるくらいの田舎で、一人孤軍奮闘する。
なんで今こんなにボロボロになってしまったのか?この状態をどうやって克服していくのか?主人公はこれからどうなるのか?といった謎を含みながら、話と試合は進んでいく、ってかんじの話でした。
最後まで、なんでこんな時代を選んで描いているのか?っていう疑問は解決されておりませんが、なんとなく純粋に