月村奎のレビュー一覧

  • ロマンス不全の僕たちは【イラスト付】

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    表に出ないデレはデレなのか?
    いや~面白かった。
    基本的に溺愛攻めと健気受けが好きなんだけどこの2人は別格。新しい萌の扉を開いて下さった月村先生に感謝です。本当に最高でした。
    ぜひ一読を。幸せな気持ちになれる事間違いなしです。
    イラストがまた何と言うか……これ、商業誌だよね? 同人誌じゃないよね⁉ レベルのカットがドーンと終盤に。
    全てを含めて胸キュンでした。神レベルの一冊です。

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    2020年02月15日
  • ロマンス不全の僕たちは【イラスト付】

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    ネタバレ

    2020年もやっぱり月村作品は、間違いナシの高品質でした。これだけ沢山の作品を世に送り出しているから、そろそろ読者としてもマンネリ化するのではと心配することもあったけど、さすがです。こうくるかという、変化球の胸キュンがてんこ盛り!ちょっと手に取ったつもりが、ページめくる手が止まらず…他の仕事投げ出して、とうとう全部読んでしまいました。

    タイトルどおり、ロマンスが正常に機能してないんだけど、そこがめちゃ面白かったんです!
    美容師の昂大は、生い立ちの影響もあり、人当たりが良くて場の空気を読むのがうまい愛されキャラ。ノリツッコミが神懸かっているのは、傷つきたくない本心を隠すナイーブさゆえなのがわか

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    2020年01月31日
  • そして恋がはじまる

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    自分の気持ちを抑え込みすぎている未樹が悲しくなる。優しい人だと思うのに、自分のことが好きではないというところも。そんな未樹をちゃんと肯定してくれる浅海と出会えて、本当によかった。この2人は、これからもずっと優しく穏やかな関係でいそう。

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    2020年01月09日
  • 初恋大パニック 【イラスト付】【電子限定SS付】

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    何回読んでもハッピーです!

    月村先生の作品で一番好きです。コメディタッチで敏腕編集が乙女処女で、中2病イケメン作家が甘え上手で包容力のある攻めに育っていくところが堪らないです。内容も文章も、また秋平先生のイラストも良くて読み返すたびに幸せな気持ちになれます。じめじめしない、ハッピーな作品です。続編の鈴木先生の初恋アミューズメントもとてもいいです。めんどくさいお相手がかわいくて、このカプも少し登場します!

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    2019年12月13日
  • きみはまだ恋を知らない 【イラスト付】【電子限定SS付】

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    絶対包容攻めと不憫健気受け

    こんな人間いないです!!!ってくらい健気で、ちゃんと人間ぽい欲望も持っている受けちゃん。

    さらに、経済力豊かな仕事バリバリな圧倒的包容力攻めさん。

    こんな感じがお好きなかたにはオススメです。

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    2020年01月15日
  • いつも王子様が

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    先輩すごくかっこいい

    Sな先輩が意地悪な顔して攻めてくるのが、堪らなくかっこよかったです。先輩にひどいこと言われたり、枕営業されてるって思ってるのに、ヒナちゃんは先輩が好きでMだからお話がコメディ的に進みます。月村先生の小説のコメディタッチの小説は、先生の作品の要の切ないに加えて思考回路や台詞が面白くて大好きです。木下先生の絵が王子様にハマりすぎて震えました。スクショするくらいシャワー上がりに髪かき上げる先輩がカッコ良かったです。

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    2019年11月27日
  • 不器用なテレパシー

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    両片思い好きの方おすすめです!

    幼馴染の両片思い、再会もの。月村先生といえば自己評価が著しく低くて思わずつっこみをいれたくなる受けの印象が強いのですが、この作品の受けはそのあたりがちょうど良い塩梅でした。そして泣けた〜〜!!受けが攻めにこれまでの思いを吐露するシーンは、何度読んでも秒で泣けます。。あと!前半は受け視点、後半は攻め視点で、その構成が両片思い好きにはたまりませんでした。

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    2019年11月23日
  • 遠回りする恋心

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    大好きです!

    月村先生作品の中でもかなり上の方で好きな作品です。ゲイであり、親友に想いを寄せることに後ろめたさを感じる受けの健気さが切ないですが、全体的に学生らしい爽やかな雰囲気もあり楽しめました!若いって良いな(笑)結ばれてからの思いの行き違いも良かったです。あと当て馬様がとても良かった!ぜひ救済話を読みたいです…!

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    2019年11月23日
  • 耳から恋に落ちていく

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    ネタバレ

    イケボでイケメンな大人気声優×コミュ障気味の美人料理研究家。
    いやいや、このストーリーは共感を呼ばずにはいられないというか。腐女子ドリームてんこ盛りで、憧れの声優である横田に対する渚のドキドキおどおど挙動不審な態度が悶絶ものなんだけど、すごくよくわかるのです…!
    特に渚は自分のことをコミュ障で親がかりでダメ人間だと思い込んでいて、横田が積極的に仲良くなろうとしているのにネガティブ思考で大丈夫かなと心配させられました。
    でも、憧れの横田の紆余曲折だった声優への道のりや、仕事に対する真摯な姿を見るうちに、渚の考え方もどんどん前向きに変わっていって。
    横田の思いやりある態度とまっすぐな愛情の影響力が

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    2019年09月13日
  • ボナペティ!

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    愛しさ溢れるお話

    ひとりぼっちの仔猫はいつもの通り道にある、綺麗なレストランを覗き込んでいました。ピカピカに磨きあげられたドアガラスの向こうに憧れていました。ひとりぼっちの仔猫は、怪我をしてご飯を食べられなくなってしまい、最期にと、そのお店に入ります。
    お店の主人は仔猫が通りかかるたびに可愛いな、うちに来てくれないかな?と思っていました。遂にやって来てくれた仔猫は怪我をして疲れ切っていました。主人は仔猫をこの世に繋ぎ止めるために、自分のそばで一生懸命お世話をします。仔猫はびっくりしました。こんなに優しくして貰っていいのだろうか?なぜこのお店の主人も、従業員も、お客様も暖かいのだろう?そして、世界には優しい人達も

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    2019年07月18日
  • ボナペティ!

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    ネタバレ

    雑誌で読んだ時、涙腺崩壊したお話!
    天涯孤独で全てを無くしてしまった青年が、最後の晩餐を憧れのビストロでと願うところから始まる、切なくてあったかいラブストーリーです。

    葉くんのこれまでの人生が、都会の一角で置き去りにされた孤独と貧困に喘ぐ若者の姿そのもので、ブラックなバイトや空腹感、絶望感がリアルに迫ってきて、悲しみがこみあげてきました。
    そんな葉くんを救ったのは、「最後の晩餐」にと選んだ憧れの小さなビストロの店主、瑠可です。
    全てに絶望した薄幸の葉くんは、自分が世界で一番不幸で生きる意味もないと思い込んでいて、なにもかも信じられない精神状態なので、瑠可からの厚意を素直に受け取ることができま

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    2019年05月10日
  • 本当は好きなのに

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    絵と話の流れがとてもきれいです。

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    2018年12月08日
  • それは運命の恋だから

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    ありえないと思いつつ、これが運命的な恋なんだな…って頷けるロマンティックなストーリーでした。どうなるの?どうなるの?と一喜一憂させながら、最後までグイグイ読ませる腕がセンセは超一流だなと改めて実感。

    ゲイのお見合いパーティから始まるお話で、主人公の拓海の細谷に対する恋心に何度も胸がしめつけられました。クールビューティの鎧で、ずっとゲイである自身を守り通してきた拓海。そんな彼が夢にまで見た出逢いに胸躍らせ、細谷へのピュアな恋に夢中になる姿は、真相を知ってしまった読み手には苦しくて胸にくるものがありました。
    センセらしい王道なんだとわかってはいるんですけどね…

    でも、相互視点で描かれていたので

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    2018年04月28日
  • それは運命の恋だから

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    月村奎さんは大好きな作家さんなのですが、最近の作品にはちょっと私には萌えが足りなくてこの新刊も読むかどうか悩んだのですが、
    よんでよかった! すごくよかったです。

    自分のセクシャリティを隠すためクールを装っていた拓海が
    細谷の前でだけ見せる姿が健気でとっても可愛らしく、
    これまでノンケだった細谷は、
    一度過去に傷ついたことがある拓海の心を大切に守りながら
    ゆっくり自分たちの関係を育てていこうとする
    大人で優しいところにとても好感が持てました。

    拓海が細谷の本気を疑うような発言をした時
    いつもは丁寧にしゃべる紳士な細谷が
    「あなたがかわいすぎるのがいけないんだ、責任とれよ」と
    言い捨てるとこ

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    2018年04月15日
  • それは運命の恋だから

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    雑誌で読んでいた時から、文庫化が楽しみで仕方がありませんでした。なんというか、話自体は至って普通の恋愛のお話。予定調和も自虐的主人公もすべてが安定の月村さんで、それ以上でも以下でもありません。だけどそれがたまらなく面白かったし、すごくドキドキしたしほっこりもした。月村さんを好きで良かったなあ!がたっぷり詰まった素敵なお話です。
    そして、書き下ろしは、サブカプのお話。個人的に今までの月村さんのサブカプ萌えはいまいち合わず、どうせなら本編のカプを書いてくれたらいいのにな…と何度思っていたことか。ですが、今回のこのカプは非常に萌えました!
    無邪気に明るく振る舞う受が、歯を食いしばって泣くのをこらえる

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    2018年04月13日
  • 初恋大パニック 【イラスト付】【電子限定SS付】

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    お互いに余裕なし!

    藤原くんは大型新人作家。お家柄が良く、女優であったお母様の美貌を受け継いでいる。ただし、小説家を名乗る前はニートだった。旭さんは三十路の有能編集者。作家の作風を分析、性格を巧みに見抜き、売れる方向に持っていく才に長けている。その旭さんをして、冷静さを失わせるほどのホンモノが藤原くん。
    面倒くさい御曹司になんとかデビュー作以上の物を書かせたい」・・・。
    藤原くんも、実家に帰りたくないという気持ちだけは人一倍。目の前の新しい担当編集者と手探りで進む。
    この二人が恋に落ちるわけです。意外性の連続。
    最後まであっという間でした。

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    2018年02月24日
  • すみれびより

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    緑の妖精・芙蓉ちゃん

    初恋ものが好きな方、ぜひどうぞ。しみじみと幸せが心を満たす作品です。主人公・芙蓉ちゃんも、再会する西澤くんも、地味な人です。いや、西澤くんにとっては花より美しい、緑の精なんですが。芙蓉ちゃんの趣味は、雑草観賞。名も無き小さな花々を愛しむ心。はっとさせられることばかり。季節を愛し、日常生活を愛する心。読んだ後にじんわりと温かさが残る作品でした。

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    2018年02月15日
  • 片思いアライアンス 【イラスト付】

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    ギャップ萌え

    この世のものとも思えぬ美貌を持ちながら、「上辺しか好きになって貰えないつまらない人間。付き合うとすぐに飽きられる。」とコンプレックスを抱くゆうま。己の美貌には気づいているけれど内面がつまらない、本当の姿は誰にも知られていないと総合的な自己評価は極めて低い。おかげで好きになった人から綺麗な子だと言われ、好きだと言われたのに・・・「外見を好かれた!付き合ったら飽きられる!自分はこの人が年寄りになっても好きでいようと思うほど好きなのに。」と、振ってしまう。挙げ句、誤解されるとエア彼氏を作り上げて恋愛相談をしたりと、相手にしたら何というか・・・小悪魔!でも本人真剣だから責められない。好きな人のそばにい

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    2018年02月13日
  • きみはまだ恋を知らない 【イラスト付】【電子限定SS付】

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    良かった…!!

    月村先生×シャイノベルス大好きです。これの前に読んだ他社のが正直微妙だったので歓喜しました。スパダリ×健気受け。受けの司は接触恐怖症、恋愛〜性的な事が非常に苦手です。性に対し異常なまでに潔癖な母親に育てられ、高校時代の苦い経験で更にダメ押しされ、一生孤独であると諦観しています。絵本作家としても先細りでパッとせずバイトに励む日々。そんな折に現れたのが鷹揚で親切なスパダリ藤田でした。
    月村先生の本は、いつも何気ないところで涙腺が緩みます。今回も我ながら意外な箇所でうるっときて、後半は鼻をすすりつつ読みました。膝枕のシーン良かったな…。
    先生にしてはエロもやや多目。しかし、もう少し色々掘り下げて書い

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    2018年01月28日
  • 隣人は恋人のはじまり 【イラスト付】

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    主人公の本当に望むこと

    つがいのものは蝶々でさえ疎ましいというお年頃の主人公。一人で規則正しい毎日を送っていて、何も不満はないはず、なのに。人肌恋しくなってしまった時に居合わせた男性が、ご近所さんだったのが運の尽き、いえいえ幸いだった。本心は、人一倍愛されたくて可愛がられたいさびしんぼうなのだ!
    しつこいくらいのうざい愛情を向けてくれる人と出会えて良かった良かった!
    眠り王子…とちょっとだけリンクしていて、巻末におまけがついています。
    ハッピーなお話です。

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    2018年01月16日