月村奎のレビュー一覧
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お互いに余裕なし!
藤原くんは大型新人作家。お家柄が良く、女優であったお母様の美貌を受け継いでいる。ただし、小説家を名乗る前はニートだった。旭さんは三十路の有能編集者。作家の作風を分析、性格を巧みに見抜き、売れる方向に持っていく才に長けている。その旭さんをして、冷静さを失わせるほどのホンモノが藤原くん。
面倒くさい御曹司になんとかデビュー作以上の物を書かせたい」・・・。
藤原くんも、実家に帰りたくないという気持ちだけは人一倍。目の前の新しい担当編集者と手探りで進む。
この二人が恋に落ちるわけです。意外性の連続。
最後まであっという間でした。 -
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緑の妖精・芙蓉ちゃん
初恋ものが好きな方、ぜひどうぞ。しみじみと幸せが心を満たす作品です。主人公・芙蓉ちゃんも、再会する西澤くんも、地味な人です。いや、西澤くんにとっては花より美しい、緑の精なんですが。芙蓉ちゃんの趣味は、雑草観賞。名も無き小さな花々を愛しむ心。はっとさせられることばかり。季節を愛し、日常生活を愛する心。読んだ後にじんわりと温かさが残る作品でした。
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ギャップ萌え
この世のものとも思えぬ美貌を持ちながら、「上辺しか好きになって貰えないつまらない人間。付き合うとすぐに飽きられる。」とコンプレックスを抱くゆうま。己の美貌には気づいているけれど内面がつまらない、本当の姿は誰にも知られていないと総合的な自己評価は極めて低い。おかげで好きになった人から綺麗な子だと言われ、好きだと言われたのに・・・「外見を好かれた!付き合ったら飽きられる!自分はこの人が年寄りになっても好きでいようと思うほど好きなのに。」と、振ってしまう。挙げ句、誤解されるとエア彼氏を作り上げて恋愛相談をしたりと、相手にしたら何というか・・・小悪魔!でも本人真剣だから責められない。好きな人のそばにい
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良かった…!!
月村先生×シャイノベルス大好きです。これの前に読んだ他社のが正直微妙だったので歓喜しました。スパダリ×健気受け。受けの司は接触恐怖症、恋愛〜性的な事が非常に苦手です。性に対し異常なまでに潔癖な母親に育てられ、高校時代の苦い経験で更にダメ押しされ、一生孤独であると諦観しています。絵本作家としても先細りでパッとせずバイトに励む日々。そんな折に現れたのが鷹揚で親切なスパダリ藤田でした。
月村先生の本は、いつも何気ないところで涙腺が緩みます。今回も我ながら意外な箇所でうるっときて、後半は鼻をすすりつつ読みました。膝枕のシーン良かったな…。
先生にしてはエロもやや多目。しかし、もう少し色々掘り下げて書い -
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主人公の本当に望むこと
つがいのものは蝶々でさえ疎ましいというお年頃の主人公。一人で規則正しい毎日を送っていて、何も不満はないはず、なのに。人肌恋しくなってしまった時に居合わせた男性が、ご近所さんだったのが運の尽き、いえいえ幸いだった。本心は、人一倍愛されたくて可愛がられたいさびしんぼうなのだ!
しつこいくらいのうざい愛情を向けてくれる人と出会えて良かった良かった!
眠り王子…とちょっとだけリンクしていて、巻末におまけがついています。
ハッピーなお話です。 -
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幼馴染み同士の高校生もの。
雑誌で既読でしたが、後日談の描き下ろしが読みたくて。
センセの作品は見逃してしまいそうな細部に萌えツボが散在していて、思わずニヤついてしまいます。
ストーリーは、秀才で面倒見の良い征矢と両親を亡くし独り暮らしを続ける理玖の甘酸っぱい恋物語。
すごく征矢が好きなのに、彼の将来を案ずるあまり素直になれない理玖が切なくて、そして胸キュン。自分の気持ちを相手に伝えるのがとても下手だけど、その一途な想いバシバシと心に響いてきます。
どんだけ征矢のことが好きなの~?と微笑ましくさせられます。そりゃ、征矢もかわいくて仕方ないに違いない!
征矢はそんな理玖に対して、さすがの対応し -
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剃ったんだね~♡
ありのままの自分に自信を持つのは本当にいくつになっても難しいことで
私の日常を思ってもよくわかる
そのうえ、性的マイノリティをのりこえるとなると、自己嫌悪はげしく、イタいこじれでした
月村先生の別作品の、美人のデリのオーナーみたいに痛い目を見る前に、王子様に救われてよかった(あの話ホントに好き、名作)
こんなすてきなひとに選ばれた私!って
ポジティブに思えればいいけど、モダモダ心配しちゃうよね~まだ両思いひと月だもんね~
や、錬君の場合ずっとかもね、好きすぎるから♡
考え過ぎちゃってぐるぐるしちゃうのが、矢崎さんの言うとおり「恋愛の醍醐味」ですね
かわいい女の子みたいな男の子として振り切れ -
Posted by ブクログ
これはとても可愛くてハートフルな作品だった! 月村作品おなじみのスイーツも「スイ研」ことスイーツ研究会に絡めてたっぷり登場。何よりこのスイ研の面々がとっても好感度が高いのだ。特にミコちゃん先輩ね!!
何事にもノーと言えない睦月は、読んでいるうちにどんどん可愛く思えてきて、そんな睦月を、無愛想ながらもシッリ見ている川久保が、なかなかカッコよい。
後半はミコちゃん先輩と元カレを見守る睦月のあたふたさぶりが、ユーモラスに描かれていて、始終ニヤニヤしながら読んだ。川久保に横恋慕している沢渡、最後に睦月を激励するのはいいけれど、あんたなんでそんなに男同士のことをいろいろ知ってるの……⁉︎(きっと沢渡 -
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ネタバレ花丸からの出しなおし。書き下ろしがちょこっと。
旧版読んでたっけ?まったく記憶にない・・・。
かなりのトラウマ持ちの主人公、そのせいでうまくいってない社会人生活。さくっと救い出した攻めの奥村がめっちゃかっこよかった!松尾マアタさんのイラストもさわやかっこいい。BLで女ががつっと絡んでくる話はニガテなのですが・・・。まぁメインの二人には全く相手にされてないし(恋愛的な意味で)よしとする。
★地球最後の日
BLですらなかったよ!
★地球最初の日
かなり時間がたっての書き下ろしなんだね。トラウマを乗り越えたからか、受けがかなりさらっとした正確に変わってた。こんな喜怒哀楽激しい子だったとは。 -
Posted by ブクログ
97年に発行されたものを加筆修正、松尾マアタセンセのイラストと書き下ろしをつけての新装版です。
初読みだったのですが、ドストライクなテイストのお話で、こういう作品読みたかったんだな…とつくづく思ってしまいました。随分前の作品とは思えないくらい、全然色あせた感じもなく、センセの瑞々しい感性が際立つ良い再会愛でした。
過去のトラウマから潔癖症になっていて、軽いボディタッチにも嫌悪してしまう安西。すべて順風満帆に見える安西だけど、そのせいで仕事を失敗したりしてちょっとネガティブ系。
そんな安西に、過去の問題写真で強引に自分の喫茶店を手伝わせようとする奥村。彼はずっと安西の事を気にかけていて、強引だ -
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泣いちまった…(T-T)
篤史さんの怯えた恋心がせつなくて、自分を価値ある存在だと思えない辛さが痛々しくて、胸を掴まれるような気持ちになり、泣いてしまいました…
そんな篤史さんを、率直にあたたかく辛抱強く解きほぐしていく宮村氏。感動でまた泣いちまった~
幸せになってね!きっといつか篤史さんのママとも和解できると思う、宮村氏がいれば… 月村先生、すてきなお話をありがとうございました!木下先生の挿し絵もあかずきんも、すごくステキでした!