あらすじ
デリのオーナー兼シェフの堀篤史には、気になるお客がいた。人懐こい笑顔にスーツがよく似合うサラリーマンと思しき男だ。週に二回ほどやってくる彼とかわす会話が、最近の密かな楽しみだった。彼の人懐こい笑みを思い浮かべると胸の奥に小さな火が灯るのだ。でも、傷ついた過去の経験から、篤史はもう一生恋愛をしないと決めていた。それなのに、彼──宮村に料理を教えることになって!? 番外編コミックス『赤ずきんちゃんの誘惑』も特別収録!
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上半期ベスト5
高評価にしばらく気になってた本作、スゲーいい。篤史のともすると及び腰すぎるジメっとしたスタンスも宮村のソツなく無邪気ではあるもののいざって時に無神経スレスレで押し出しが強いところもそれはそれで人間臭さがあって好感持てたし共鳴出来る感覚がいっぱいでした。篤史の過去は家庭環境からして確かに不憫ではあったけれどお日様のよーな宮村とその仲間たち(笑)がその分これから温かく見守ってくれるんじゃないかな、うんそーだといいなって思う。BLばっか読んでるとつい「同性同士への障害意識」の垣根が低くなりがちですが、本作読んで現実にはストレートの人に恋しちゃった同性愛者の切ない苦悩を実感したような錯覚を覚えました。派手に云々ないのにこの読み応え、月村さんの筆力をもって、ですね。素晴らしい。えーと、ぶっちゃけ木下さんの絵は好みではないんですが(汗)スピンオフ(こっちがかな?)のコミックも続けて読みます!
匿名
前回と
「いつも王子さまが」に出て来たデリの店主、堀さんのお話しです。前回とイメージがかなり違ってこんなに内気な方だったんだなと思いました。前作を読んでいなくても楽しめると思います。1カ所誤字があります。
はぁ〜つらい…でもよかったよー
宮村に会うまでの篤史は不憫すぎる!
でも理解されてきた今ですら偏見は根強いのに、一昔前はこんな差別当たり前だったんだろうな〜…
篤史が恋愛はしないと誓いつつも、それでも人を好きになれることがホントに良かったと思う
自分のことが好きになれるようにとことん愛されてほしい(´;Д;`)
泣いちまった…(T-T)
篤史さんの怯えた恋心がせつなくて、自分を価値ある存在だと思えない辛さが痛々しくて、胸を掴まれるような気持ちになり、泣いてしまいました…
そんな篤史さんを、率直にあたたかく辛抱強く解きほぐしていく宮村氏。感動でまた泣いちまった~
幸せになってね!きっといつか篤史さんのママとも和解できると思う、宮村氏がいれば… 月村先生、すてきなお話をありがとうございました!木下先生の挿し絵もあかずきんも、すごくステキでした!
仕方ないのかな
なかなか家族からも祝福されて乗り越えるカップルは、少ないでしょうけど、あんなに嫌悪感出さなくてもいいのに。
なんかイラッとしました。
家族に祝福されて幸せになって欲しい。
宮村さんのお母さんは優しい人でよかった。
心温まるストーリーでした。
あのバカな教師は何ですか?あれあり得るんですか?信じられない。私が篤史だったら、あの教師殺しちゃいます。
でも、ずっと孤独で不憫だった、篤史がやっと幸せになれて、本当に、本当にほっとしました。安心しました。
篤史さん、かわいそう過ぎる
家庭環境やこれまでの経験が余りにも酷すぎて、篤史さんがかわいそう過ぎる❗️中学の時の先生とか、自殺したくなるレベルで酷いです。だから篤史さんが自己認識低すぎるのもしょうがないけど、いつまでもネガティヴ過ぎてちょっと好みじゃなかった😓 でも周平の明るさ、ポジティブさに助けられて、幸せになって良かったです❤️ 両思いになるまでの過程が丁寧に描かれていて、読み応えありました。反面、ラブラブ幸せが足りない。もっと欲しい。赤頭巾ちゃんも面白かった。木下先生の「いつも王子様が」のスピンオフになりますが、こちらだけ読んでも大丈夫です。「いつも王子様〜」も良かったヨ🤗
全体的にすごく良い
全体的にすごく良く、文章も良い、話の展開も良い、キャラも良くコミックとの隔たりもなくすごく良い。
すごく好みなのですが、
最後の最後で「蒲田の職人が〜」が出てきてがっくり。後日談でからかうとかなら良かったのに盛り上がりに盛り上がったところで「蒲田」。蒲田は悪くないし良いところだけれど、このタイミングは色気が吹き飛んでったので四つ星。
タイミングが惜しかったなぁ…。