下園壮太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2024/12/19
【気になったポイントと、わたし的解釈】
・エネルギーが足りない状態で、いくら頑張っても結果は出ない。仕事(→子供の相手)の調子が上がらないときは、間違っても「もっとやる気を出さなくては」と思って頑張り続けてはいけない。
★うまくいかないとき、「どうしてできないんだろう?」の原因探しを始めるのが一番ダメ。頭で考えるだすと、どうしても「能力が足りない、やり方がまずい」という結論に至ってしまう。原因は、「エネルギーの低下」。改善策は一も二もなく「まず寝ましょう」これに尽きる。
・「情報疲れ」。人間の脳が一日のうちに処理できる情報量には限度があるので、許容量を超えたら当然エネ -
Posted by ブクログ
ネタバレ本の中で使用されているメインカラーが緑色で、目にやさしくて気持ちも穏やかになるような配色で読みやすかったです。
自分が休職中ということもあり、内容は「なるほどたしかに」と実感として理解できるものも多かったです。
「怒り」や「不安」などの「感情」は、人間が危険から身を守るために持つようになったものだが、現代では命を脅かすほどの危険はほとんどないため、その程度の感情に対しては「我慢する」という新たな機能が加わった、という説明は分かりやすかったです。
そしてその「我慢」にも地味にエネルギーを使うため、その時間が長くなると疲労が少しずつ溜まっていく。
逃げられる、助けを求められるということは決し -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み始めたときは最後まで読み通せるかな…と正直、退屈してましたが、次の一節で我に返りました。
子どもは、お父さんとお母さんと同じ、ひとりの人間です。親が努力したからと言って、親の思うような成長を遂げるとは限らない。というか、まず思いどおりにならないし、思いもよらないことのほうが多く起こるものです。
本当にそうですね。
「自分の戦力をチェックしよう」のパートで、支援環境チェック 労力編、メンタル編を確認したら、あまりに私は戦力不足で、少し落ち込みました。自分の親は遠方で頼れないし、パートナーの親はこちらがむしろサポートする側なので、頭を抱えました。あとのページでコツは紹介していましたが…。 -
Posted by ブクログ
子育ては戦場。本当にその通りで、誰一人同じということはないし、育児書通りにやってうまくいくことなんてなかった。これでいいのだろうか?といつも不安でイライラして、いろんな本を読んだり調べたりするけど気休めだよなぁと思うことばかりだった。でもその不安も抱いていていいんだとこの本を読んで思った。不安とは将来の危険を予測する感情。怒りとは敵を威嚇し撃退すること。あきらめとは無駄なエネルギーの消費を中止し、次の課題に向かわせること。ネガティブに思う事も、この本はそれでいいと言ってくれた。全部必要な感情なんだと。これを読んだときは目から鱗!育児はもちろん、家事だろうが仕事だろうが日常の全部に当てはまること
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Posted by ブクログ
SNSでみつけて即手に取った。私を含め読者の9割はイライラや怒りで具体的なトラブルや問題を経験している人間だろう。本書はそういった読者を強く意識しており、随所に「怒ってもあなたは悪くない」というメッセージが繰り返されている。
ちなみに本書の全体の7割くらいは、怒りは疲れのせい、だから休め、という内容。元も子もないようにも感じるが、自分自身の経験と照らし合わせても一致する。継続的に仕事が忙しく寝不足が続く、当日も空腹だったり仕事で嫌な思いをした、この先もこの仕事量が落ち着く見込みが立たない、怒りが我慢できないのは大体そういう過去未来現在の悪い要素が重なった時だ。
その他のコンテンツとしては、怒り -
Posted by ブクログ
ネタバレ疲れをとる。睡眠の質改善、いつもより1時間長く眠る、充電系の休み方。自信、物事ができる、体や能力生き方への信頼、仲間居場所に分ける。兎も角参っているときは休む、睡眠(薬?)。怒りを外に出さない、距離を離す、その場を離れる、定型化したゆっくりとした呼吸、体を動かす。疲労のケアに酒を使わない体を動かす。敵の悪意と出方の想像創造、防御反撃シミュレーション、監視体制の確立、愚痴と味方工作。ここまでが直後とその日のうち。その後思い出してノートに書き出し、モデル化。早めの謝罪、対処イメージの鮮明化、総括物語化、自分の規範を緩める、経緯分析。のルーチン。