下園壮太のレビュー一覧
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ネタバレ第二段階(疲労ダメージが2倍に、回復にも2倍の時間)にいる部下が半数以上、という状態でのリーダーシップについて。勝ちに行くのではなく負けない、ある時期までもたせる、折れない為には?
部下を掌握すること 特に健康状態、人間関係には配慮しまくる 話しやすい場を作る
企図の確立 何を、なんのために、いつまでに行うのかをリーダーである自分の中で超クリアにして覚悟する 必要に応じて仕事を切る勇気を持つこと
それを明示すること しつこいくらいの伝達がこの段階のメンバー、リーダーには必要
情報を提供すること 疑心暗鬼になりがちだから
リーダーも休む勇気を持つこと リーダーが休まなきゃメンバーは休めない -
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ネタバレ心の疲れをとるための具体的な対策法が載っている。
本書を読むことで上手に息抜きするコツが分かる。
最近疲れやすいかも?と感じている人は一読する価値あり。
【7〜3バランス目標設定法】
なりたい自分を10、現在の自分を0としたら具体的行動を3〜7の間に収める。8-10の高得点な行動はしてはいけない。(何故なら今の自分とかけ離れた行動は無意識がブレーキをかけてしまい、三日坊主現象を起こしてしまうからだ)逆に2以下の行動は意識が満足しない。
3〜7の行動を続けていくうちに無意識が変化していき、「今の自分」が変化していく。
本書では無理をしがちな人間が「張る自分《無意識の行動》」から「頑張らなく -
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読書録「自分のこころのトリセツ」4
著者 下園壮太
文 柳本操
出版 日経BP社
p21より引用
“ たとえば、よく、「自分はネガティブ思
考だ」と言う人がいますが、もともと人間は
ネガティブにできているんです。
なぜなら、快感はすぐに忘れても命の危険
はありませんが、不快感は命を脅かす危険と
つながっている可能性があるからです。”
目次から抜粋引用
“「原始人」に照らし合わせればすべての悩みのナゾが解ける
「サイアク」と思ったとき役立つ「こころのトリセツ」
「自分の弱さ」と向き合うために
日々の生々しい感情をコントロールするために
身近な「人間関係」と向き合うために”
自 -
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ネタバレ著者のカウンセリング経験で見つけた、回復に向けての9つの関門についてかかれている。理想的なペースで回復した患者を例にとり、各関門でのメールでのやり取りや、その段階の対応方法、回復後の患者の振り返りなどを順を追って書かれてる。
周りから見ているだけでは分からない、当人の思いが分かり、とても参考になった。社会復帰の段階にかなり時間がかかることに驚いた。(社会復帰中の社員との摩擦と対応方法については、『「困った人」にひそむ「うつ」』下園壮太著が詳しい)
かなり環境に恵まれた人の回復事例であり、他の人に適用できるか疑問ではあるが、回復の順番と期間、当人の心境を考えるのにとても良い本だと思う。 -
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この本の作りは実に面白い。
著者は陸上自衛隊に所属する心理幹部の方。
この方自身、心理カウンセリングに興味を持って志願したわけではない。
ある日突然、命令が下りて、民間の学校に通い、命令の通り、自衛隊に戻って講義をするという不思議な経歴の持ち主。
でも数多くの心理学の本を読んだけど、読みやすいんだよね。
なんで?と思ったら、ライターは別という仕掛け。
ライターがインタビューをして書き起こしたものだそうです。
表紙を見る限り思わなかったけど、読んでいくとウツに関する話が結構多かった。
「あれー、じゃ、あの時、私はウツで無意識だったけどあの時に対処したことは正しかったんだ」
ということが多かっ