下園壮太のレビュー一覧
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怒ったりイライラは性格に問題があるのではない。感情が出ないようにするのではなく、感情といかにうまく折り合いをつけるか、が大事。
怒りに感情を乗っ取られると相手を攻撃することばかり考え始め、本来の目的を失う。水掛け論に陥りそうになったときに、こんなやりとりはエネルギーの無駄だ。本来の目的を達成するために何をすべきかを考えよう、とサッと引くことができるのが、寛容力。
怒りは自分を守るための本能。守ろうとしてくれてありがとう。の瞑想をする。
怒りを点数化する。
七つの視点に立って考える。
1、自分視点・・何が傷ついたのか 疲れてるのか 相手に恨みがあるのか など
2、相手視点・・相手は何をした -
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ネタバレ本書は元自衛隊メンタル教官が、「やめる・やめない問題」で葛藤する人の心をリセットする技術を紹介する書である。「やめる・やめない問題」のメカニズムと、その対応方法が提示されている。「やめる・やめない問題」は、孤独に悩むしかなく、健康や自身のスキル・年齢・経済面など様々な状況を勘案する必要がある複雑な問題で、かつ自分に主導権があるために、決断が全て自己責任であることや自分のことを雑に扱いがちになる傾向と相まって、決断することが困難な非常に手ごわい問題である。こうした「やめる・やめない問題」は、エネルギーの低下、自信の低下、不安の拡大という3つの要素が密接にかかわりあっており、この3つの要素の悪循環
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なんとなく会うと疲れたり、この人と会うと自分がだめな人間に思える。でもすごくいい人だから、嫌うのはおかしいい、罪悪感もある。でもやっぱり一緒にいるとなんだかストレスを感じるし、自分が傷つけられるような気がして警戒してしまう…
そういう「一見いい人」によって、消耗してしまっていませんか? という問いかけに「そう!そうなんですよ!!」と思いながら読むことができました。
サイコパスやいかにもヤバイ悪評高い人なら、周りの人と愚痴を行っても共感してもらえるので、比較的苦痛は少ない。しかし、「一見いい人」はコミュニケーション能力や人間関係構築スキルが高いので、私の周りの人は既にその人の味方になってしまって -
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他者から相談を受けるということは信頼されている証拠と思っているが、相談をうまく成功させれなければ逆に信頼はなくなってしまう。
今までの自分の相談は短時間で明快に答えを押し付けていたことに気づいた。
相談者の悩みを自分にあてはめ、ほとんどのことが共感できず、大したことはないと思っていたからだ。
実際本当に大したことの無い相談もあったが、これではせっかく自分を選んで相談してくれた人に失礼だったと思う。
相談者の悩みを自分の感性に当てはめるのではなく、相手の感情を理解し、相手の思考に立つことが重要だと知った。
また相談にはかける言葉のタイミングが非常に重要であることを知り、納得できる内容も非常に多か -
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疲れていることに気づき、休む。
当たり前のことに気付かされた。
また、自衛隊で教わる以下のことは肝に命じよう。
指揮の要訣
メンバーの掌握
企図の確立(仕事を切る)
それの明示
情報の提供
人間関係に配慮
心得
①適時性
②先行性
③並行性
④完全性
からだ電池、こころ電池
リーダーが中心となり、その日の任務が終了する前にチーム全員で行うものだが、手順は次のような流れとなる。
①各メンバーから、今日の活動についての報告を受ける
②リーダーが情報を与える
③メンバーの困っていることを聞く
④メンバーの身体症状をチェックする
⑤メンバーの意見具申を受ける
⑥リーダーの前向き -
Posted by ブクログ
陸上自衛隊でメンタルヘルス教官を務める著者は、戦闘や災害支援時などの極限のストレス対処教育に長い経験を持つ。
「サイアク」と思ったら、本能的な「原始人モード」に照らす。個や種の保存のための4つの中間目標、大人と子どもの心の強さや「7対3のバランス」を意識する。
「自分の弱さと向き合う」、「感情をコントロールする」の各章へと続き、それぞれ16ずつの項目に分けて、不安や弱音、怒りなどに対しての対応が説明なされる。
苦しい感情は本能からくる自然なこととまず受け止めて、自分を味方に無理なく回復する。最後の章では人間関係と向き合う方法にも言及され、様々な場面で適用できそうなのである。 -
購入済み
本物のメンタル本です
スタッフの疲労が蓄積し、組織が追い込まれた状況となった時にリーダーとしてどう対処するか。戦場や災害派遣の場で人の心はどうなっていくか、多数のケースに対処してきた自衛隊のメンタル教官が教示する本物のメンタル本です。
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購入済み
とても すてきな 本でした。
相談事を受けるとき とても参考になりました。
相談事をする立場になると たしかに
相談しがいのない人っ て
こういう人ばかりだな…と 思ったり
人の話を聴くっ て
とても 大切なことなんだな、と思える 本でした。
お気に入りの一冊です。