あらすじ
自衛隊でメンタル教官を務めてきた人気カウンセラーが、人間関係の疲れをとる技術を伝授。嫌なことがあっても「我慢する」「忘れる」という対処では、知らないうちに「防衛(恨み)記憶」が育ち、ますますその人のことを嫌いになる。「自分の感情をケアする技術」を知れば、もっと楽に生きられる。
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Posted by ブクログ
疲れとメンタルとの関係をムリ・ムダ・ムラの三点から整理して、疲労とのつきあい方や対策・考え方などをまとめる一冊。
第二章「感情のムダ遣いを防ぐ」は感情の起伏によるエネルギーのムダ遣いのメカニズムや具体例を紹介し、ムダ遣いを減らす方法を軍艦の「ダメージコントロール」に見立てて提示する。特に怒りやイライラについて心当たりのある内容が多く、自分を客観的に見直す手がかりをもらえた。
Posted by ブクログ
•感情、身体の疲労のコントロールスキル。
•人間関係の疲労は、感情にふたをして、忘れようとして我慢するから。
•忘れる対処は、防衛反応(恨み)が育つ。
•すべての感情には意味がある。
•感情は、フタをせずケアをする。
自分は、対人関係において、怒りの感情を我慢していたので、少しづつ軽めに出すようにしたら、少し人間関係が変わった。自分がいいたい事、感じている事を表現することは、とても大切だと気づいた。
Posted by ブクログ
本書の内容は非常に詳しく、細かいと思いました。
ムリ・ムダ・ムラの観点で分けて解説されていますが、
症状や原因、対処なども非常に具体的でなるほど、と
思うことが多く書かれていました。
しかしながらこの手の話は、
当人の意識にかかっているようで、
外野はどう手を差し伸べるかは本当に難しいと思います。
とにかく外野としては当人が感じていることを
知るということなのかもしれないと思いました。
Posted by ブクログ
心の疲れを3層に見て、日常のはすぐ処理、澱になってる2層目を休養して減らし3層目にしないように努力。大きいイベントはなるべく分散させてピークを高くしない工夫をする。3層目はそっとしておく。無理にいじらない。
Posted by ブクログ
「忘れる」「我慢」「アドラー心理学」じゃダメだ!「セドナメソッド」「マインドフルネス」をやろう!そんな本でした。参考文献がなく笑、経験をぶち込んだ気持ち良い本。久しぶり刺さった、時間おいてまた読む⚡️
Posted by ブクログ
前作に引き続き抑うつについての極めて現実的、具体的教本?
何よりも印象に残っているのは、
気持ちが晴れない、元気がないと思ったときは、
とにかくしっかり休養をとることが一番大切とのこと。
現実的な問題解決よりも効果が認められるということ。
肉体的な疲労感が、メンタルの鬱を引き起こすという、意外な真実。
Posted by ブクログ
回復不能になる手前で、疲労に気づくこと。
過酷な自衛隊であっても、あるからこそ、余裕をもった計画や配備がされるので、一般人こそ余裕をもつことが必要だと思った。
Posted by ブクログ
日本人の価値観に合った「疲れ」への対処法が紹介されています。
エネルギーが消耗している状態では、元気な時には気にならなかったことを気にやむようになる。
まずはエネルギーを回復させること。省エネで過ごすこと。その方法が具体的に紹介されています。
Posted by ブクログ
人間について理解する、相手を変えるのではなく、自分の認知を変える、本だろうか。
対人関係に疲れたら、まずは自分の疲労を回復させるということは目からウロコだった。
最後の一行、”その人との距離を上手にとる”が物理的にも精神的にもできれば一番いいんだろうなあ。
・我慢する対処と忘れてしまう対処が人間関係の疲れを増大させている
・不安を整理し、さしあたってできることを分析する。小さな不安からこまめに対応していく
・職場でイラッと来たときは、自分の価値観が否定されたり信念が脅かされたりしている。それに気づき、果たして本当に大切にすべきことなのか検証できる重要な機会である。
Posted by ブクログ
人生の中での多くの「疲れ」を生み出す人間関係。自衛隊メンタル教官が教えるその疲れをとる技術の本。我慢をやめること。感情の意味に気づくこと。そして、ケアすること。具体的な助言が示されており参考になる。時々、必要個所を読み確認したい。