下園壮太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読むまでは、ナメテました。
『コミュニオン』とか、『こころの対話25のルール』と同じ本だろうと。
違いました。
実践的です。
すばらしくいい本だと思います。
相談場面こそ、現代ではとても難しくなった深い人間関係や信頼関係を築くチャンスだと考え、
プロでも失敗するのだから、がんばってスキルを身につけましょうというスタンス。
これが、またいいです。
そして、話も具体的。
相談場面を3段階に分けて、それぞれに使う言葉も具体的に書かれてます。
しかも、難しくありません。
これだけ心がければ、確実に会話は変わると思える内容です。
こういうコミュニケーションスキルを磨いていきたいも -
Posted by ブクログ
待ち合わせをしていた近所の本屋で、ふと目に留まってパラパラめくってみたら、今、夫が一番必要としている本だということが分かって、即購入した。うつ病から回復するまでの間に患者が体験する、たくさんの関門とその乗り越え方を示してくれる。うつは、一直線に回復していく病ではない。回復期・リハビリ期こそ、波も激しく、患者本人が焦燥感や絶望感を痛感する時期でもある。体力が少しずつ戻ってきているだけに、突如襲ってくる自殺衝動の嵐が大きな脅威となる。リハビリ期の関門の越え方に重点を置いて書かれたこの本は、復職訓練を開始したばかりの夫を、大いに力づけたようだ。著者は陸上自衛隊の心理カウンセラーである。名著。2007
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Posted by ブクログ
独身未婚中年男性の自分が読んでみました。
こりゃ、少子化になるわな日本、と思いました。
今の日本で子育てするには、下園先生の提示する自分へのケアが必要不可欠です。が、本来それって、やはり個人の責任に追いやるべき事ではなくて、社会全体が子育てすべきなんでしょうね。平成は子育てを家庭の領域に押し込めることで、日本社会としてはコスト削減に成功したと言えるでしょう。
子どもの人権が守られることは望ましいながら、今「雑な子育て」ができなくなっていることでもあり、これは相当能力のある人しか子育てが許されないという意味でもあり、かなり問題だと思いました。本当は、社会構造に問題があるのです。
自分が結婚適齢 -
Posted by ブクログ
子育て本といえば教育関係者の著者が多い中、「元自衛隊メンタル教官」という肩書きに惹かれて手に取った一冊。
根性論的な熱血子育て本かと思いきや、そんなことは全くなかった。
自分たちが子どもの頃と比べた価値観の違いや、「将来こうなったらいい」というふんわりした理想論ではなく、もっと現実的に、これからの社会で子どもたちが生きていく姿を想像させてくれる内容だった。
特に印象に残ったのが、「親の我慢系のこだわりは、令和時代の幸せの障害になる可能性がある」という言葉。
良かれと思って頑張らせることや我慢させることが、実はこだわりすぎているかもしれないという指摘に、痛いところを突かれた気がした。
令和 -
Posted by ブクログ
ワーママでメンタル崩壊しそうだったのでw
読んで良かったです。
子育ては「戦場」であると定義してくれて、自分がいる環境がそこまで過激であることを客観的に教えてくれて、それに対してどうメンタルを準備すれば良いか、戦略的に教えてくれた。
子育ても順序を踏めば、それなりに対策できることを知れて、心が楽になりました。
心に残った文章抜粋⬇️
ママが鬱にならないことが最終目標で良い
人が鬱っぽい状態に陥るときは、①本人のエネルギーが低下している②本人の自信が低下しているのいずれかが見られます。つまりエネルギーと自信を持っていれば何とかなる。
中途半端は実は絶妙バランスと言う言葉に救われた。中 -
Posted by ブクログ
長期間持続的に同一のパフォーマンスを発揮する組織であることが求められる自衛隊において、メンタルヘルスをどのように保つか、実際に指導に当たっている教官が教える心の揺れを抑える方法。必要なのは、自分と環境の現状を把握することと、きちんと休みを取り、早めに疲労回復とストレスケアを行うことであると理解した。疲労が蓄積した状態では、パフォーマンスの低下と共に、作業労力が倍増し、新たなストレス源になるという視点は納得いくものであった。また、7:3の割合で目標達成を考えたり、良かったこと・悪かったことを捉えると気持ちが楽になるという考え方も、突き詰めて考える習性のある自分には面白いものであった。なお、組織と