志村貴子のレビュー一覧
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購入済み
志村さんらしい
現実と心象風景が入り混ざって、どこまでが現実に起きている現象なのかわからなくなる。印象的で不可思議で何度も前のページを見返してしまう。志村さんらしい、独特の世界観。
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購入済み
うーん…こんな風に恋?が始まったことがないからあまり現実味がないというか…主人公たちと同い年だけど、感情移入や共感できずに一巻読み終えてしまいました。これから面白くなるのかな?
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Posted by ブクログ
ドラマが好きで小説も楽しみにしていたけれど、とにかく読みにくい!
一人称で進むのはいいけれど、どこで何をしながら会話をしているのかが、とにかく分かりづらくて登場人物に関する情報もいつ書いてあった?というものもある。
原作にどこまで寄せてるのか分からないけど、エセ関西弁を喋っているところもあり翻訳家と握手は出来ない。
表紙の絵も原作版がいい分、何故この表紙にしたのかよく分からない。
内容はサラワットがドラマより熱烈でぐいぐいいくところや、口は悪いけどその分愛を囁く言葉が魅力的。
タインは口は悪いけど小動物的なかわいさがあり、ドラマとは違った魅力があった。
もうとっくに両思いだけどもどかしい距離感 -
Posted by ブクログ
──でもこの新しい恋は 不毛だ
どうせあの子は旦那と別れられない
わたしが最終選考に残ることはない
朱里はナチュラルにめんどくさい女だなと思うけど、めんどくさくなるのは仕方ないよな〜わかるわかる。という第二巻。
全部綾乃が悪い。
綾乃と渉のそれぞれの妹たちが登場。志村貴子はシームレスに群像劇にしがち。
それにしても急に兄嫁が同居することになった引きこもり妹の心労はいかばかりか…不憫。
女と不倫しちゃってそれを夫にカミングアウトしたうえに姑にもバラして、ペナ1で同居することになり、夫と不倫相手を会わせるという鬼畜の所業を炸裂したり、あまつさえ不倫相手に会いに行くのに夫に送らせたり…
い -
Posted by ブクログ
ネタバレ2年ぶりの2巻。やや忘れかけていたが、あーお父さんが墓に幽霊でいる話だったね! と思い出す。
そこからじわじわと周りも思い出せる。
このくらいの感じが心地よい。
ところでカバーイラストを見るなり、お、いいな、と思った。
んで中身を読むと、105p、花琳と光一が海外ドラマを一緒に見ているところなのだ。
さらに127p、上記ふたりに加えて、美咲、綾乃の四人でテレビを見ている構図もある。
ここで思い出したのが「放浪息子」2巻、女装ニトリと男装よしのを、千葉さおりが写真を撮って「こうしてると恋人同士みたい。二鳥くんも高槻さんも、すてきよ」 というシーン。
あそこを読んだとき、あーこの幸せな瞬間よ永遠 -
購入済み
切ない
淡々と切なさと刹那的と悶々とした不毛さを感じる女性漫画…。絵も内容もキラキラ少女漫画とは違うかな。胸キュンとも違うけど好きな人の事が描かれています。
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Posted by ブクログ
親子の葛藤。ライバルの葛藤。
「私たちを縛り付けるものは、たいてい私たち自身だ」
そんな考えが降りることがあって、それは素敵な刻に違いないのだけれど、生活は続き葛藤は再度生じる。
ここまで時間を前後に跨ぐと、もう「ポーの一族」のような風格を帯びてくる。
そして1巻で入学してきた人物が先輩になって……。
ライフ・ゴーズ・オン、と言うと月並みかもしれないが、何かしら得体のしれないものがゴー・オンし続けるのだ。
それこそ「激情ーホセとカルメンー」のキスシーンのような息が止まるような詩的一瞬があっても、あとはだらだら坂や筋トレのような日々なのだろう。